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アラステア・プレストン・レイノルズ

アラステア・プレストン・レイノルズ

Alastair Preston Reynolds

プロフィール

性別
男性
生誕
1966-03-13 (イギリス・ウェールズ バリー(ヴェイル・オブ・グラモーガン))
国籍
ウェールズ, イギリス
言語
英語
居住地歴
コーンウォール(幼少期) → ニューカッスル(大学時代) → スコットランド(セント・アンドルーズ大学) → オランダ・ノールトヴィーク(ESTEC勤務、1991–2004) → ウェールズ・カー​ディフ近郊(2008年帰国・在住)

経歴

職業
小説家, 研究天文学者(元)
活動期間
1989年〜
所属
欧州宇宙機関(ESA), 欧州宇宙研究技術センター(ESTEC、ノールトヴィーク)
ノミネート
アーサーC.クラーク賞ノミネーション:Revelation Space (2001), ヒューゴー賞ショートリスト:Troika (2011), ローカス賞受賞:Revenger (2017)

学歴

ニューカッスル大学
物理学・天文学
期間: 在学期間不明
国: イギリス
学部で物理学と天文学を学ぶ
セント・アンドルーズ大学
天体物理学
学位: PhD
期間: 在学期間不明
国: イギリス
天体物理学の博士号を取得

受賞歴

ブリティッシュ・サイエンス・フィクション賞(British Science Fiction Award)
2001
対象作品: チャズム・シティ
部門: Best Novel
主催: British Science Fiction Association (BSFA)
結果: Winner
星雲賞(翻訳短編部門)
対象作品: Zima Blue(ジマ・ブルー)
部門: Best Translated Short Fiction
主催: 日本SF大会(星雲賞)
結果: Winner
星雲賞(翻訳短編部門)
対象作品: Weather(ウェザー)
部門: Best Translated Short Fiction
主催: 日本SF大会(星雲賞)
結果: Winner
サイドワイズ賞(Sidewise Award for Alternate History)
2010
対象作品: The Fixation(ザ・フィクセイション)
部門: Short fiction
主催: Sidewise Awards
結果: Winner
ヒューゴー賞
2011
対象作品: Troika(トロイカ)
部門: Novella
主催: 世界SF協会(WSFS)
結果: Shortlisted
ローカス賞(Locus Awards) - 最優秀ヤングアダルト作品
2017
対象作品: レヴェンジャー
部門: Young Adult
主催: Locus Magazine
結果: Winner
アーサーC.クラーク賞
2001
対象作品: レヴェレーション・スペース(Revelation Space)
主催: アーサーC.クラーク賞実行委員会
結果: Nominated
アーサーC.クラーク賞
2006
対象作品: Pushing Ice(パッシング・アイス)
主催: アーサーC.クラーク賞実行委員会
結果: Nominated
アーサーC.クラーク賞
2009
対象作品: House of Suns(ハウス・オブ・サンズ)
主催: アーサーC.クラーク賞実行委員会
結果: Nominated
British Science Fiction Association (BSFA) ノミネーション
対象作品: Absolution Gap(アブソリューション・ギャップ)
主催: British Science Fiction Association (BSFA)
結果: Nominated
British Science Fiction Association (BSFA) ノミネーション
対象作品: The Prefect / Aurora Rising(ザ・プリフェクト / オーロラ・ライジング)
主催: British Science Fiction Association (BSFA)
結果: Nominated

受賞・候補エディション

作品

代表作

ターミナル・ワールド

2010年 スチームパンク風惑星ロマンス/ハードSF

遠い未来の、技術レベルの異なる地域が混在する惑星を舞台にした長編。スチームパンク的な領域と高度に発達したテクノロジー領域が存在し、主人公は世界の秘密や生存を巡る冒険に巻き込まれる。

文明の境界技術と社会の衝突探索と冒険生存と変容

レヴェレーション・スペース

2000年 ハードSF/スペースオペラ

多くの物語線が錯綜する壮大な遠未来叙事詩。インヒビターと呼ばれる異種の存在と人類の衝突を背景に、科学的な詳細と倫理的な曖昧さを描く。

人類の未来異性知的存在制度と腐敗科学的リアリズム

チャズム・シティ

2001年 SF/ノワール

『レヴェレーション・スペース』宇宙に位置する独立した物語。ノワール的要素を取り入れた街とそこで起きる陰謀を描き、英国のSF賞(BSFA)の最優秀長編を受賞した作品。

復讐とアイデンティティ都市の腐敗記憶と改変

ハウス・オブ・サンズ

2008年 スペースオペラ/ハードSF

クローンと長寿を巡る大河的な物語。非常に長い時間軸と広域な舞台を使い、人類の多様な社会形態と衝突を描く。

長寿と複製文明間の緊張時間のスケール

全著作

  • レヴェレーション・スペース (2000)
  • レデンプション・アーク (2002)
  • アブソリューション・ギャップ (2003)
  • Inhibitor Phase (2021)
  • チャズム・シティ (2001)
  • ザ・プリフェクト / オーロラ・ライジング (2007)
  • エリジウム・ファイア (2018)
  • マシン・ヴェンデッタ (2024)
  • センチュリー・レイン (2004)
  • パッシング・アイス (2005)
  • ハウス・オブ・サンズ (2008)
  • ターミナル・ワールド (2010)
  • ブルー・リメンバード・アース (2012)
  • オン・ザ・スティール・ブリーズ (2014)
  • ポセイドンズ・ウェイク (2015)
  • ハーベスト・オブ・タイム (2013)
  • レヴェンジャー (2016)
  • シャドウ・キャプテン (2019)
  • ボーン・サイレンス (2020)
  • ダイアモンド・ドッグス、ターコイズ・デイズ (2003)
  • ジマ・ブルーと他の物語 (2006)
  • ギャラクティック・ノース (2006)
  • Deep Navigation (2010)
  • Beyond the Aquila Rift (2016)
  • Belladonna Nights and Other Stories (2021)
  • Eversion (2022)
  • Halcyon Years (2025)

翻案

  • Netflixアニメ『Love, Death & Robots』にて『Zima Blue』『Beyond the Aquila Rift』が映像化(2019)

作風・主題

文体
ハードSF的な科学描写スペースオペラ的なスケール感ノワール的語り口複数プロットの収束を用いる構成
頻出モチーフ
遠未来の文明技術と人間性の緊張記憶と同一性機械と有機の境界

評価・遺産

科学的厳密さと大規模なSF世界構築で知られる作家。『Revelation Space』シリーズなどにより現代ハードSFの代表的作家の一人と評価され、短編はいくつか映像化されるなど大衆文化にも影響を与えている。

大衆文化への影響

  • Netflixのアンソロジー『Love, Death & Robots』で短編が映像化(2019)
  • 多数の短編が『Year's Best』等のアンソロジーに収録されている

引用

  • 私自身が可能だと信じる科学の範囲内で作品の科学を維持するのが好みだ。超光速航行が可能だとは信じていないが、物語のために不可能だと考える科学を採用することはある。
    出典: BBCのインタビュー(2007年) (2007年)
  • 『ターミナル・ワールド』は遠い未来を舞台にした、スチームパンクの要素を帯びた惑星ロマンスのような作品だと私は考えている。
    出典: 著者コメント/書誌情報(2010年刊行) (2010年)

豆知識

  • 元欧州宇宙機関(ESA)の研究天文学者であり、その職歴が作品の科学描写に影響を与えている。
  • 短編『Zima Blue』と『Beyond the Aquila Rift』がNetflixの『Love, Death & Robots』でアニメ化された(2019)。
  • 2009年に英国の出版社と約100万ポンドの契約を結んだと報じられた。
  • ヤングアダルト小説『Revenger』で2017年にローカス賞を受賞した。