世界・海外・国外の文学賞

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アンドリュー・ソロモン

アンドリュー・ソロモン

Andrew Solomon

プロフィール

性別
男性
生誕
1963-10-30 (マンハッタン、ニューヨーク、アメリカ合衆国)
国籍
アメリカ合衆国, イギリス
言語
英語
宗教
ユダヤ教
居住地歴
ニューヨーク市(居住) → ロンドン(居住)

経歴

職業
作家, ジャーナリスト, 臨床心理学者, 活動家
活動期間
1988年〜
所属
コロンビア大学医学センター(教授), ワイルコーネル医学部(客員教授), イェール大学医学部(講師), PEN America(元会長、理事), ニューヨーク公共図書館(理事), メトロポリタン美術館(理事)
所属団体
PEN America(会員), コロンビア大学訪問評議員会(メンバー), 外交問題評議会(メンバー)

学歴

ホレース・マン・スクール
期間: 〜1981
卒業年: 1981
国: アメリカ合衆国
高等学校を優等で卒業(cum laude)
イェール大学
文学部(英語) / 英語学科
学位: BA
期間: 1981–1985
卒業年: 1985
国: アメリカ合衆国
英文学でmagna cum laudeで卒業
ケンブリッジ大学 ジーザス・カレッジ
文学(英語)、後に心理学(博士課程)
学位: MA; PhD
期間: 1990s(MA)・2013(PhD)
卒業年: 2013
国: イギリス
MA取得後、2013年にケンブリッジで心理学の博士号を取得(指導教官:ジュリエット・ミッチェル)

受賞歴

全米図書賞(ノンフィクション)
2001
対象作品: The Noonday Demon: An Atlas of Depression
部門: ノンフィクション
主催: 全米図書基金
結果: 受賞
ピューリッツァー賞(最終候補)
2002
対象作品: The Noonday Demon: An Atlas of Depression
主催: ピューリッツァー賞運営委員会
結果: 最終候補
全米書評家協会賞(ノンフィクション)
2012
対象作品: Far from the Tree: Parents, Children, and the Search for Identity
部門: ノンフィクション
主催: 全米書評家協会
結果: 受賞
Wellcome Book Prize
2014
対象作品: Far from the Tree: Parents, Children, and the Search for Identity
主催: ウェルカム・トラスト(主催)
結果: 受賞
アニスフィールド=ウルフ賞
2013
対象作品: Far from the Tree: Parents, Children, and the Search for Identity
主催: アニスフィールド=ウルフ財団
結果: 受賞
デイトン文学平和賞
2013
対象作品: Far from the Tree: Parents, Children, and the Search for Identity
主催: デイトン文学平和賞事務局
結果: 受賞
J. Anthony Lukas Book Prize
2013
対象作品: Far from the Tree: Parents, Children, and the Search for Identity
主催: ニューヨーク公共図書館(運営等)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Far from the Tree: Parents, Children, and the Search for Identity

    障害や特異性を持つ子どもとその家族を丹念に取材し、親と子の関係やアイデンティティ形成、社会の受容について深く考察するノンフィクション。

    家族アイデンティティ障害社会包摂
  1. 受賞作: Far from the Tree: Parents, Children, and the Search for Identity

    身体的・精神的・社会的な違いを持つ子どもたちをめぐり、家族がどのようにアイデンティティと向き合うかを追う大規模なノンフィクション。多様な家族の物語を通じて、受容と意味の探求を描く。

    違いを抱える子どもたちの物語から、家族のかたちを考える。

    962ページ
    ノンフィクション家族アイデンティティ障害

作品

代表作

The Irony Tower: Soviet Artists in a Time of Glasnost

1991年 ノンフィクション(アート・批評)

ソ連時代末期の芸術とアーティストを取材し、グラスノスチの時期における文化的変化とアーティストの役割を論じたノンフィクション作品。

ソビエト文化芸術と政治

A Stone Boat

1994年 フィクション(小説)

母の闘病と死を通じて主人公のアイデンティティが揺らぐ様を描いた小説。作中には家族と喪失、自己の変容がテーマとして現れる。

喪失家族アイデンティティ

The Noonday Demon: An Atlas of Depression

2001年 ノンフィクション(精神衛生・回想録)

うつ病の個人的経験、歴史、科学、文化的側面を広範に論じた長編ノンフィクション。著者自身の闘病や治療の経験を中心に、多数の事例と研究を交えて描く。

精神疾患治療と回復社会的烙印

Far from the Tree: Parents, Children, and the Search for Identity

2012年 ノンフィクション(家族・社会学)

家族が身体的・精神的・社会的な差異を持つ子どもをどのように受容し共生していくかを、多数の家族の物語から検証した論考。アイデンティティと受容を主題とする広範なリサーチに基づく作品。

家族差異と受容アイデンティティ
映像化・舞台化
  • [ドキュメンタリー映画] Far from the Tree(ドキュメンタリー) (2017)

Far and Away: Reporting from the Brink of Change

2016年 ノンフィクション(ルポルタージュ)

1991年以降の国際取材をまとめたエッセイ・ルポルタージュ集。旅行や現地報告を通じて変化の最前線を描く。

旅行と報道国際問題

全著作

  • The Irony Tower: Soviet Artists in a Time of Glasnost(1991)
  • A Stone Boat(1994)
  • The Noonday Demon: An Atlas of Depression(2001)
  • Far from the Tree: Parents, Children, and the Search for Identity(2012)
  • Far and Away: Reporting from the Brink of Change(2016)

翻案

  • Far from the Tree(2017年ドキュメンタリー)

作風・主題

文体
詳細な取材に基づく長尺のノンフィクション個人的回想と学術的分析を融合させる語り口ジャーナリスティックでありながらエッセイ的な深い掘り下げ
頻出モチーフ
家族と親子関係アイデンティティの探求精神健康と病受容と多様性

健康

  • うつ病
    1990年代〜2000年代(治療と管理を経た)
    自身の闘病経験が著作『The Noonday Demon』の主要な着想となり、精神保健分野での活動に繋がった。

評価・遺産

ソロモンは精神衛生、家族に関する深いルポルタージュとエッセイで知られ、著作は学術界・公共議論・家族支援領域に広く影響を与えた。多数の賞を受け、ドキュメンタリー化やTED講演などを通じて一般への浸透も大きい。

関連学会

  • イェール大学(Solomon Research Fellowships in LGBT Studies)
  • コロンビア大学精神医学関連組織

大衆文化への影響

  • TED講演(『Love, no matter what』『Depression, the secret we share』等)による広範な視聴者への影響
  • 『Far from the Tree』を原作とした2017年のドキュメンタリー映画

引用

  • 愛することは、どんな場合でも大切だ(Love, no matter what)
    出典: TEDMED 2013 講演『Love, no matter what』 (2013年)

豆知識

  • アメリカとイギリスの二重国籍者である。
  • 2007年にジョン・ハビッチとシビル・パートナーシップを行い、2009年に法的婚姻を行った。
  • 『The Noonday Demon』で全米図書賞を受賞した。
  • 『Far from the Tree』は複数の賞を受賞し、ドキュメンタリー化された。