世界・海外・国外の文学賞

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アヌク・アルドプラガサム

アヌク アルドプラガサム

Anuk Arudpragasam

プロフィール

性別
男性
生誕
1988-01-01 (スリランカ・コロンボ)
国籍
スリランカ
言語
英語, タミル語
居住地歴
コロンボ(出生・幼少期) → アメリカ合衆国(スタンフォード在学) → タミル・ナードゥ(1年間滞在) → ニューヨーク(博士課程在学・居住)

経歴

職業
小説家
活動期間
2011年〜

学歴

スタンフォード大学
学位: B.A.
期間: 2006–2010
卒業年: 2010
国: アメリカ合衆国
18歳で渡米して学士号を取得
コロンビア大学
哲学
学位: Ph.D.
期間: 2013–2019
卒業年: 2019
国: アメリカ合衆国
哲学の博士号を取得

受賞歴

DSC賞(南アジア文学賞)
2017
対象作品: 『短い結婚の物語』
主催: DSC賞委員会
結果: Winner
Shakti Bhatt First Book Award
2017
対象作品: 『短い結婚の物語』
主催: Shakti Bhatt 財団
結果: Winner
ディラン・トーマス賞
2017
対象作品: 『短い結婚の物語』
主催: ディラン・トーマス賞運営
結果: Shortlisted
Internationaler Literaturpreis(国際文学賞)
2018
対象作品: 『短い結婚の物語』
主催: ドイツ・国際文学賞運営
結果: Shortlisted
ブッカー賞
2021
対象作品: 『北への旅路』
主催: ブッカー賞運営委員会
結果: Shortlisted

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Story of a Brief Marriage

    スリランカ内戦の最中、短期間の結婚に至った男女の視点を通じて、戦争がもたらす日常性の崩壊と人間の尊厳を鋭く描く。緊張感のある文体で内面の細部へ迫り、極限状況における倫理や生存を深く考察する濃密な長編。

    戦争トラウマ人間の尊厳生存

作品

代表作

『短い結婚の物語』

2016年 小説 224ページ

スリランカ内戦終盤の2009年、避難所で短期間に結ばれた若い二人の一日と夜を描く小説。隔絶された経験と暴力の目撃を巡る内省的な語りで構成される。

戦争記憶距離と隔絶人間の尊厳
翻訳
  • フランス語版
  • ドイツ語版
  • チェコ語版
  • 中国語(北京語)版
  • オランダ語版
  • イタリア語版

『北への旅路』

2021年 小説

30年にわたるスリランカ内戦の余波に向き合う試みとして書かれた長篇。著者自身の立場に近い「遠くから暴力を目撃する」経験をテーマに、個人の記憶と喪失を探る。

喪失記憶ディアスポラ目撃

全著作

  • 『短い結婚の物語』 (2016)
  • 『北への旅路』 (2021)

作風・主題

文体
密度の高い叙述哲学的かつ内省的な文体詳細な心理描写
頻出モチーフ
記憶身体距離暴力の目撃家族

評価・遺産

アヌク・アルドプラガサムは、スリランカ内戦の影響を扱った叙述で国際的な評価を得た小説家であり、デビュー作は複数の賞を受賞・ノミネートされた。英語とタミル語での執筆を通じて記憶と喪失の描写に新たな視点をもたらしたと評価されている。

引用

  • 『北への旅路』は、近くで体験するというよりは遠くから暴力を目撃することについての作品だ。
    出典: Booker Q&A / 著者インタビュー (2021年)

豆知識

  • 18歳で米国に渡りスタンフォード大学に入学した。
  • 裕福な家庭でコロンボに育ったが、家族の出自はスリランカ北東部にある。
  • デビュー作は複数言語に翻訳されている。