世界・海外・国外の文学賞

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バーバラ・ロメイン

バーバラ・ロメイン

Barbara Romaine

プロフィール

性別
女性
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語, アラビア語
居住地歴
アレクサンドリア(エジプト) → カイロ(エジプト) → ヴィラノヴァ(ペンシルベニア州、アメリカ) → ニューヨーク(アメリカ)

経歴

職業
学者, 翻訳者, 教育者
活動期間
1987年〜
所属
ウィラミー・アンド・メアリー大学(教員), ミドルベリー・カレッジ(講師), ペンシルベニア大学(講師), スワースモア大学(講師), プリンストン大学(講師), ヴィラノヴァ大学(グローバル学際研究学科、編集活動), ニューヨーク大学(非常勤、修士論文レビュアー)
影響を受けた人物
ラドワ・アシュール, バハー・ターヘル, モハメド・マンシー・カンディール

学歴

ミドルベリー・カレッジ(集中イマージョンプログラム)
期間: 複数の夏季集中プログラム(年度不詳)
国: アメリカ合衆国
語学集中コースへの参加(イマージョン)
アメリカン・ユニバーシティ・イン・カイロ(奨学金)
期間: 1992-1993(フェローシップ)
国: エジプト
奨学金による研究滞在・語学研修

受賞歴

全米芸術基金フェローシップ
2007
対象作品: Spectres(ラドワ・アシュール著の英訳)
主催: 全米芸術基金 (National Endowment for the Arts)
結果: 受賞
バニパル賞(ランナーアップ)
2011
対象作品: Spectres(ラドワ・アシュール著の英訳)
主催: Banipal Trust for Arab Literature
結果: ランナーアップ
全米芸術基金フェローシップ
2015
対象作品: A Cloudy Day on the Western Shore(翻訳支援)
主催: 全米芸術基金 (National Endowment for the Arts)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

Aunt Safiyya and the Monastery(『サフィーヤおばさんと修道院』)

1996年 翻訳(アラビア語文学)

バハー・ターヘルの小説『Aunt Safiyya and the Monastery』を英語に翻訳したもの。エジプト社会や宗教・共同体のテーマを扱う。

エジプト社会宗教と共同体歴史

Siraaj(英訳)

2007年 翻訳(小説)

ラドワ・アシュールの小説を英訳した作品。女性の経験や社会変動を描く。

女性記憶社会変動

Spectres(英訳)

2011年 翻訳(小説)

ラドワ・アシュールの作品を英訳。記憶やトラウマ、個人史と社会史の重なりを扱う。

記憶トラウマ歴史と個人

Blue Lorries(英訳、原題:Farag)

2014年 翻訳(小説)

ラドワ・アシュールの作品の英訳。日常と政治、記憶に関する物語。

日常政治記憶

A Cloudy Day on the Western Shore(英訳)

2018年 翻訳(小説)

モハメド・マンシー・カンディールの小説を英訳。地方の生活や歴史、風景を描写する。

地方生活風景歴史

Waiting for the Past(英訳、原題:What Will Come)

2022年 翻訳(小説)

ハディーヤ・フセインの作品を英訳。過去と現在の関係、人間関係の変化を描く。

過去と現在人間関係変化

Sand-Catcher(英訳)

2024年 翻訳(小説)

オマー・カリーファの作品を英訳。現代アラブ世界のテーマを扱う短編/小説集の一部。

現代アラブ世界社会的テーマ

Write Arabic Now!: A Handwriting Workbook for Letters and Words(著作)

2018年 教育教材

アラビア文字の手書き練習用ワークブック。Lana Iskandarani の手書きモデルを含む。

語学教育筆写練習

全著作

  • Aunt Safiyya and the Monastery(1996)
  • Siraaj(2007)
  • Spectres(2011)
  • Blue Lorries / Farag(2014)
  • A Cloudy Day on the Western Shore(2018)
  • Write Arabic Now!(2018)
  • Waiting for the Past(2022)
  • Sand-Catcher(2024)

作風・主題

文体
原文に忠実でありつつ英語として自然な文体文脈を尊重した語彙選択とリズムの保持
頻出モチーフ
記憶とトラウマ個人史と社会史の交差文化間の移動と対話

評価・遺産

バーバラ・ロメインは現代アラビア文学の英訳を通して英語圏の読者へ重要な作品を紹介してきた翻訳者・教育者である。NEAフェローシップの受賞やバニパル賞での評価を受け、大学での教育や編集活動を通じて翻訳研究・教育にも貢献している。

豆知識

  • 元々古典学(クラシック)を学んだが、1987年のアレクサンドリアでのローマ遺跡調査をきっかけにアラビア語に関心を持った。
  • 1992-1993年にアメリカン・ユニバーシティ・イン・カイロでフェローシップを受けた。
  • 2008年から2021年までヴィラノヴァ大学のグローバル学際研究学科で教え、雑誌『Writing in Tongues』の編集にも携わった。
  • 2007年と2015年に全米芸術基金(NEA)のフェローシップを受賞している。
  • 2018年に『Write Arabic Now!』というアラビア文字の筆記ワークブックを出版した。
  • 2022年12月にニューヨーク大学の非常勤教員として修士論文のレビュアーを務めた。