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第5回(1965年) 受賞受賞作: Patron de New-York
ニューヨークを舞台にした短篇または戯曲的作品で、移民としての経験や異文化摩擦、都市での生存と尊厳をめぐる問題を描く。植民地的価値観とグローバル化が個人や家族に与える影響を通して、アイデンティティと社会関係の変容を考察する。
移民とディアスポラ都市と近代化アイデンティティ -
第11回(1968年) 受賞受賞作: La ville où nul ne meurt (誰も死なない街)
『La ville où nul ne meurt(誰も死なない街)』は、死が訪れないという寓話的な設定を通じて、共同体の倫理や権力構造の腐敗、近代化と伝統の衝突を描く長編。象徴的な都市を舞台に社会の病理と人々の尊厳を詩的かつ批評的に描写する作品である。
死生観権力と社会植民地主義と近代化都市寓話
ベルナール・ビンラン・ダディエ
ベルナール・ビンラン・ダディエ
Berunāru Binrin Dadie
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1916-01-10 (アシニ=マフィア(コートジボワール))
- 死没
- 2019-03-09 (アビジャン(コートジボワール)) 103歳
- 国籍
- コートジボワール
- 言語
- フランス語
経歴
- 職業
- 詩人, 作家, 政治家, 脚本家, 劇作家
- 活動期間
- 1930年〜2019年
- 影響を受けた人物
- アフリカ口承伝統, アメ・セザール(ネグリチュードの作家), レオポルド・セダール・サンゴール
- 影響を与えた人物
- コートジボワールやフランス語圏アフリカの世代別作家
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ウィリアム・ポンティ学校 | — | — | — | — | セネガル(当時はフランス領) |
ウィリアム・ポンティ学校
国:
セネガル(当時はフランス領)
コートジボワールの伝統的教育とフランス植民地教育の影響を受ける
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | グラン・プリ・デ・メセーヌ (Grand Prix des Mécènes) | — | — | GPLA(Grand Prix of Literary Associations) | 受賞 |
グラン・プリ・デ・メセーヌ (Grand Prix des Mécènes)
2016
主催:
GPLA(Grand Prix of Literary Associations)
結果:
受賞
受賞・候補エディション
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第4回(2016年) 大賞
作品
代表作
Afrique debout
1950年 詩集 / 政治的詩 120ページ独立への希望とアフリカの尊厳を歌った詩集。植民地主義への批判と民族的誇りが込められている。
独立尊厳反植民地主義
Le pagne noir
1955年 短編集 / 民話・寓話 160ページアフリカの民話や寓話を現代へ橋渡しする短編集。伝統と現代性の衝突や再解釈が主題。
民話伝統と現代文化継承
翻訳
- The Black Cloth: A Collection of African Folktales(英訳版)
La ronde des jours
1956年 詩 80ページ日常の循環や記憶をテーマにした詩集。個人的体験と歴史的記憶を織り交ぜる。
記憶時間個人と歴史
Un Nègre à Paris
1959年 小説 / 旅行記的要素 200ページパリでの経験を通じて植民地主義や人種差別、自己の位置づけを描く作品。
移住人種と差別自己認識
La ville où nul ne meurt
1969年 小説 220ページ共同体、伝統、そして近代化が交錯する都市の物語。社会変動と人間関係を描く。
共同体近代化伝統
Sèche Tes Pleurs(詩)
1967年 詩(合唱テキストとして有名)祖国への帰還と再生を歌う詩。スティーブン・スピルバーグ監督の映画『アミスタッド』で合唱テキストとして使用され、国際的に知られるようになった。
帰郷再生民族的誇り
映像化・舞台化
- [映画(劇中音楽・合唱)] アミスタッド(劇中曲で使用) / Steven Spielberg (1997)
全著作
- Afrique debout (1950)
- Légendes africaines (1954)
- Le pagne noir (1955)
- La ronde des jours (1956)
- Un Nègre à Paris (1959)
- Patron de New York (1964)
- La ville où nul ne meurt (1969)
- Carnets de prison (1981)
- Escale dans le temps : le combat pour la dignité de l'Afrique (2017)
翻案
- 『Sèche Tes Pleurs』が映画『アミスタッド』の劇中合唱として使用
作品の翻訳
- Le pagne noir → 『黒布』など英訳あり
作風・主題
- 文体
- 口承伝統を取り入れた叙述簡潔で力強い詩的表現政治的・社会的主題を扱う写実的な語り口
- 頻出モチーフ
- 帰郷と再生民族的誇りと尊厳植民地主義への批判民話と寓話
評価・遺産
伯大な詩作と物語を通してフランス語圏アフリカ文学に重要な足跡を残した作家。政治・文化両面でコートジボワールの近代化と独立運動に関わり、その作品は口承文化と近代思想の橋渡しをした。
大衆文化への影響
- 映画『アミスタッド』で詩が取り上げられ国際的認知を獲得
引用
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Sèche tes pleurs, Afrique(乾け、アフリカの涙よ)
出典: 詩『Sèche Tes Pleurs』(1967) (1967年)
豆知識
- 2016年にグラン・プリ・デ・メセーヌを受賞した。
- コートジボワール独立前、フランス植民地政府に反対するデモに参加したことで16か月間拘束された経験がある。
- 2016年に100歳の誕生日を迎えた。