世界・海外・国外の文学賞

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ダニエル・アラルコン

ダニエル・アラルコン

Daniel Alarcón

プロフィール

性別
男性
生誕
1977-03-05 (ペルー・リマ)
国籍
ペルー, アメリカ合衆国
言語
スペイン語, 英語
居住地歴
リマ(出生) → バーミングハム(アラバマ州、幼少期〜) → ニューヨーク市(留学・教師として活動) → オークランド(現住所)

経歴

職業
作家, ジャーナリスト, ラジオプロデューサー, 大学教員
活動期間
2000年〜
所属
Radio Ambulante(共同設立者/プロデューサー), コロンビア大学大学院ジャーナリズム学科(助教/客員など), Mills College(Distinguished Visiting Writer)

学歴

コロンビア大学
人類学(学士)
学位: BA
期間: 1995–1999
卒業年: 1999
国: アメリカ合衆国
学士(人類学)
アイオワ作家ワークショップ(アイオワ大学)
フィクション執筆(MFA)
学位: MFA
期間: 2002–2004
卒業年: 2004
国: アメリカ合衆国
創作文学修士(フィクション)
Indian Springs School
高校課程
期間: 〜1995
卒業年: 1995
国: アメリカ合衆国
高校時代に在学

受賞歴

ホワイティング賞(フィクション)
2004
主催: The Whiting Foundation
結果: 受賞
グッゲンハイム・フェローシップ
2008
主催: John Simon Guggenheim Memorial Foundation
結果: 受賞
Lannan フェローシップ
2008
主催: Lannan Foundation
結果: 受賞
国際文学賞(ドイツ、翻訳家へ)
2009
対象作品: Lost City Radio(ドイツ語翻訳)
主催: Haus der Kulturen der Welt
結果: 受賞(翻訳者へ)
ストーリー賞(最終候補)
2017
対象作品: El Rey siempre está por encima del pueblo / The King Is Always Above the People
主催: The Story Prize
結果: 最終候補
Clarke Fiction Prize
2019
対象作品: The King Is Always Above the People
主催: Clarke Prize(ジャンル賞)
結果: 受賞
マッカーサー・フェローシップ(Genius Grant)
2021
主催: MacArthur Foundation
結果: 受賞
PEN/Hemingway 最優秀デビュー小説賞(ファイナリスト)
2006
対象作品: War by Candlelight
主催: PEN America / Hemingway Foundation
結果: ファイナリスト

受賞・候補エディション

ラナン文学賞 3回登壇
  1. 第96回(2007年 第2回開催) フェローシップ
  2. 第176回(2007年 第8回開催) フェローシップ
    受賞作: 小説・短編(業績)

    ラテンアメリカとアメリカの交差する物語を丁寧に描き、アイデンティティや言語のずれを文学的に表現する作品群が評価された。緻密な人物造形が特徴である。

    移民アイデンティティラテンアメリカ短編
  1. 受賞作: The King Is Always Above the People

    権力と正義、個人の道徳的葛藤をテーマにした短編集。ラテンアメリカ的な風景と社会的圧力を背景にした人物群像が展開する。

    権力移民政治アイデンティティ

作品

代表作

Lost City Radio

2007年 小説 320ページ

架空のラテンアメリカの都市と国営ラジオ局をめぐる物語。権力、記憶、個人と公共の関係をテーマに、消えゆく都市とそこに生きる人々の断片が描かれる。

記憶権力とプロパガンダ都市の崩壊
翻訳
  • スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、オランダ語、ギリシャ語、イタリア語、セルビア語、トルコ語、日本語

At Night We Walk in Circles

2013年 小説 336ページ

ラテンアメリカの都市を舞台に、演劇集団や政治的背景をめぐる個人の物語を描く。アイデンティティ、創作と現実の交差、失踪や不確実性が登場する。

演劇と現実の境界アイデンティティ権力の不透明さ

War by Candlelight: Stories

2005年 短編集 224ページ

初期短編集。都市や混乱した社会状況のなかで生きる人物たちの断片的な物語を収める。デビュー作として高い評価を受けた。

疎外都市生活政治的混乱

The King Is Always Above the People

2017年 短編集 240ページ

主人公たちが権力や社会の階層に直面する短編を集めた作品集。複数の視点や語りで近年のラテンアメリカ的状況を反映する。

権力社会的階層個人と国家

全著作

  • War by Candlelight: Stories (2005)
  • Lost City Radio (2007)
  • El Rey siempre está por encima del pueblo / The King Is Always Above the People (2017)
  • At Night We Walk in Circles (2013)
  • City of Clowns(グラフィックノベル、2015)
  • The secret miracle: the novelist's handbook (2010)

翻案

  • 「City of Clowns」短編映画(2009、ペルー)およびグラフィックノベル化(2015)

作品の翻訳

  • Lost City Radio の各国語翻訳(スペイン語、ドイツ語ほか)
  • The King Is Always Above the People(スペイン語版: El Rey siempre está por encima del pueblo)

作風・主題

文体
簡潔で観察的な文体断片的な視点の連結を重視する構造現実とフィクションの境界を問い直す語り
頻出モチーフ
記憶と忘却都市とその衰退権力とその影響

評価・遺産

ラテンアメリカ出身の視点を持ちながら英語圏で活躍する作家・ジャーナリストとして評価される。短編と長編で国際的な翻訳・受賞歴があり、スペイン語の長編ポッドキャストを立ち上げるなどメディア分野への影響も大きい。

関連学会

  • コロンビア大学ジャーナリズム学科(関係)

資料所蔵先

  • アメリカ議会図書館(Hispanic Division の音声アーカイブに録音)

大衆文化への影響

  • Radio Ambulante(スペイン語ポッドキャスト)の共同設立者としてラジオ/ポッドキャスト文化に影響
  • The Good Whale(New York Times / Serial の共同制作)ホストとしての活動

引用

  • The king is always above the people(『王は常に民の上にいる』)
    出典: 短編集『El Rey siempre está por encima del pueblo』 (2017年)

豆知識

  • 幼少期をアラバマ州バーミングハムで過ごす。
  • Radio Ambulante を妻のカロリナ・ゲレーロらと共同設立。
  • 2011年以降、スペイン語ポッドキャストの普及に寄与。