世界・海外・国外の文学賞

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デニ・エリス・ベシャール

デニ・エリス・ベシャール

Deni Ellis Béchard

別名: D. Y. Béchard / Deni Yvan Béchard
ペンネーム: D.Y.ベシャール初期刊行物や一部英語圏の出版物で使用される表記, デニ・イヴァン・ベシャール出生時の中間名を用いた表記(のちに中間名をEllisに変更)

プロフィール

性別
男性
国籍
カナダ, アメリカ合衆国
言語
英語, フランス語
居住地歴
ボストン → ニューヨーク → モントリオール

経歴

職業
小説家, ジャーナリスト, ノンフィクション作家, フォトジャーナリスト
活動期間
2000年〜
ノミネート
CLMP Firecracker Award(ノミネート), Prix des libraires du Québec(長期選考), Combat des livres(ファイナリスト)

学歴

マールボロ・カレッジ
国: アメリカ合衆国
学士課程を修了した旨の記載あり(詳細不明)
ミドルベリー大学
国: アメリカ合衆国
大学院課程を修了した旨の記載あり(詳細不明)
グエルフ大学
国: カナダ
大学院課程を修了した旨の記載あり(詳細不明)

受賞歴

コモンウェルス作家賞(Best First Book)
2007
対象作品: Vandal Love
部門: Best First Book
主催: コモンウェルス財団
結果: 受賞
ノーティラス・ブック・アワード(調査報道部門)
2015
対象作品: Of Bonobos and Men
部門: Investigative Journalism
主催: Nautilus
結果: 受賞
ノーティラス・ブック・アワード(グランド・プライズ)
2015
対象作品: Of Bonobos and Men
部門: Grand Prize
主催: Nautilus
結果: 受賞
Midwest Book Award(文芸小説)
2017
対象作品: Into the Sun
部門: Literary Fiction
主催: Midwest Independent Publishers Association
結果: 受賞
Foreword Indie Book of the Year(ブロンズ)
2018
対象作品: White
主催: Foreword Reviews
結果: 3位(ブロンズ)
Amazon.ca ベスト・メモワール選出
2012
対象作品: Cures for Hunger
主催: Amazon.ca
結果: 選出

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Vandal Love

    移民や家族の歴史を背景に、多世代にわたる登場人物の運命と暴力、愛憎を描く長編。断片的な視点で過去と現在が織り交ざり、個人の喪失と再生を探る構成が特徴。

    家族移民アイデンティティ世代間

作品

代表作

Vandal Love

2006年 小説

二つの家族の世代を越える物語を通じてアイデンティティと遺伝、運命を探る小説。批評家によりその独創的な構成と叙述が評価された。

家族遺伝アイデンティティ

Cures for Hunger: A Memoir

2012年 回想録

銀行強盗だった父との複雑な関係を描いた回想録。少年時代から大人になる過程での犯罪への憧れと決別、作家への道が綴られる。

犯罪家族の関係成長

Of Bonobos and Men

2013年 ジャーナリズム / ノンフィクション

コンゴでのボノボ保全と人間社会の交差を追った報道作品。動物保全の現場と国際社会の対応を鋭く描く。

環境保護保全活動国際関係

Into the Sun

2016年 小説(文芸)

アフガニスタンの外国在留者コミュニティを舞台に、戦争と監視、倫理のあわいを描く作品。批評家や作家から高い評価を受けた。

戦争監視倫理

Kuei: A Conversation on Racism

2016年 エッセイ / 書簡体

先住民詩人ナターシャ・カナペ=フォンテーヌとの書簡形式による、カナダにおける人種差別についての対話集。

人種差別先住民の権利対話

White

2018年 小説

コンゴとカナダを舞台に新植民地主義や権力の作用を描いた小説。テーマは植民地主義、経済的搾取、暴力。

新植民地主義搾取暴力

A Song from Faraway

2020年 小説

二世紀にわたる戦争と移動を通じて一家の遺産を描く物語。構成の斬新さと感情の深さが評価されている。

戦争移民家族の遺産

We Are Dreams in the Eternal Machine

2025年 小説

最新作。詳細な内容や評価は公表済みの情報に基づき順次更新予定。

全著作

  • Vandal Love(2006)
  • Cures for Hunger: A Memoir(2012)
  • Empty Hands, Open Arms / Of Bonobos and Men(2013/2015)
  • Into the Sun(2016)
  • Kuei: A Conversation on Racism(2016)
  • White(2018)
  • A Song from Faraway(2020)
  • We Are Dreams in the Eternal Machine(2025)

翻案

  • 短編映像・写真展示への出品(アフガニスタンの女性サイクリスト関連)

作風・主題

文体
リリカルで時に断片的な構成報道的・調査報道の手法を取り入れたノンフィクション的文体多視点の語り
頻出モチーフ
家族の秘密植民地主義とその余波戦争と移住動物保全と自然

評価・遺産

バラエティに富んだジャンル(小説、回想録、報道)で活躍する作家。特にコンゴやアフガニスタンなど紛争地域と環境保全を扱った作品で評価され、国際的な賞を受賞している。

記念館・博物館

  • カナダ人権博物館(写真展示) ウィニペグ、マニトバ州、カナダ 2014年開館

大衆文化への影響

  • Carole Laganièreのドキュメンタリー映画『Absences』に出演
  • National Geographicが取り上げたアフガニスタンの女性サイクリスト関連映像制作に参加

引用

  • 『Into the Sun』は、外交官コミュニティの生々しい肖像であり、獰猛に知的で強烈に引き込まれる作品だ。
    出典: フィル・クレイ(作家)による評言 (2016年)
  • 「その構成は破砕された形を採用しており、戦争によって破壊された身体と物語というテーマを反映している…心に強く訴える美しさがある」
    出典: Anita Felicelli(サンフランシスコ・クロニクル) (2020年)

豆知識

  • 出生名はDeni Yvan Béchardで、2015年に母の旧姓Ellisを中間名として採用した。
  • 父親がかつて銀行強盗であったことを回想録で明かしている。
  • 60か国以上を旅行し、一定の定住地を持たないと記されている。
  • アフガニスタンでの写真シリーズが複数の雑誌に転載され、展示や広告にも使用された。