エイケン=テイラー賞(近代アメリカ詩賞)
1回登壇
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第13回(2000年) 受賞受賞作: 代表詩集・業績
穏やかで深い内省を特徴とする詩作を長年にわたって積み重ねた。記憶・家族・時間といった普遍的主題を繊細な言語で扱い、抑制の効いた表現で読者の情感に訴える作品群が評価され、本賞はその総合的な業績を讃えた。
記憶家庭時間抒情
エレノア・ロス・テイラー
Eleanor Ross Taylor
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ノースカロライナ大学女子大学(現:ノースカロライナ大学グリーンズボロ校) | — | 英文学 | BA | 1936–1940 | アメリカ合衆国 |
| ヴァンダービルト大学(大学院での履修) | — | 詩作・英文学(大学院) | — | 1942–1943 | アメリカ合衆国 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1998 | シェリー記念賞 | — | — | アメリカ詩協会 | 受賞 |
| 2000 | Aiken Taylor Award for Modern American Poetry | — | — | Aiken Taylor賞(主催団体表記省略) | 受賞 |
| 2009 | Carole Weinstein Poetry Prize | — | — | Carole Weinstein賞(授与組織) | 受賞 |
| 2010 | ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ賞 | 『Captive Voices: New and Selected Poems, 1960–2008』 | — | アメリカ詩協会(受賞年の発表元) | 受賞(小出版社・大学出版の最優秀詩集) |
| 2010 | Ruth Lilly Poetry Prize | — | — | ポエトリー財団 | 受賞(生涯功労賞、賞金$100,000) |
穏やかで深い内省を特徴とする詩作を長年にわたって積み重ねた。記憶・家族・時間といった普遍的主題を繊細な言語で扱い、抑制の効いた表現で読者の情感に訴える作品群が評価され、本賞はその総合的な業績を讃えた。
エレノア・ロス・テイラーの詩は日常の細部や南部の風景を通じて記憶と時間の経過を描く。言葉は抑制されて精緻であり、老いや喪失、回復といった普遍的なテーマが静かな力で表現されている。
初期詩集。ランドール・ジャレルによる序文が付され、テイラーの初期詩作の特徴である抑制された声と知的な観察が見られる。
リチャード・ハワードによる序文を持つ2作目の詩集。女性の葛藤や知的主題がさらに深まる。
小出版社から出た選集。流通は限定的であったが、彼女の詩風の連続性を示す。
1991年刊。大学出版(University of Utah Press)から刊行され、デイヴ・スミスによる選定を受けた。
ルイジアナ州立大学出版のシリーズで刊行された後期の詩集。批評的評価が高まった時期の作品を含む。
2009年刊の新旧詩選集。近年の評価を決定づけ、ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ賞など受賞に繋がった。
生涯にわたる詩作が遅れて広く認められ、晩年に多数の主要賞を受賞して評価が確立した。南部出身の女性の視点を現代詩に定着させた存在として位置づけられている。
私は、この深い才能を持つ詩人の作品が、私たちの悲しみや恐れの周りを素早く飛び跳ね、それらを直接扱うのではなく、要約を拒む複雑な抵抗を示唆するのを動かされずに見過ごせる真剣な読者を想像できない。