国際ダブリン文学賞
1回登壇
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第8回(2003年) 受賞受賞作: My Name Is Red
16世紀オスマン帝国の宮廷画家たちを舞台に、美術と宗教、物語性をめぐる殺人事件を描く歴史ミステリー。多声的な語りと美術論的要素を融合させ、視点の相対性や芸術と権力の関係を哲学的に探る長篇。
美術史オスマン帝国物語性宗教と権力ミステリー
エルダー・ギョクナル
Erdag Goknar
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2003 | インターナショナル・ダブリン文学賞 | ベニム・アドム・クルムシュ(訳:マイ・ネーム・イズ・レッド) | — | ダブリン国際文学賞運営団体 | 受賞 |
| — | Fulbright Fellowship | — | — | フルブライト・プログラム | 受賞(複数回) |
| 2008 | National Endowment for the Arts 翻訳助成 | 『A Mind at Peace』英訳(Ahmet Hamdi Tanpınar) | — | 全米芸術基金(NEA) | 助成 |
16世紀オスマン帝国の宮廷画家たちを舞台に、美術と宗教、物語性をめぐる殺人事件を描く歴史ミステリー。多声的な語りと美術論的要素を融合させ、視点の相対性や芸術と権力の関係を哲学的に探る長篇。
オルハン・パムクの歴史小説『ベニム・アドム・クルムシュ』の英語訳。美術、宗教、国家をめぐる議論とミステリ要素を持つ長篇で、世界文学におけるパムクの位置づけを強めた作品の翻訳。
アティク・ラヒミのダリ語作品の英訳。戦争とトラウマ、家族の喪失を扱う短めの小説で、英訳はIMPAC候補に短listingされた。
アフメト・ハムディ・タンプナルのイスタンブールを舞台にした近代小説の英訳。米国政府関係者への贈呈など文化交流でも注目された翻訳。
パムク作品を中心にトルコ小説における『宗教(din)』と『国家(devlet)』の緊張を分析し、パムクが持つ世界文学としての現在性を論じた批評書。
トルコ系アメリカ人のディアスポラ経験を主題にした詩集。文化的断絶や移動、記憶を巡るポエティクスを展開する。
翻訳者・学者・詩人としてトルコ文学の英語圏での受容を促進し、特にオルハン・パムクの主要作の英訳で国際的評価を得た。学術的業績も併せ持ち、トルコ文学研究と翻訳研究の橋渡しに貢献している。
「トルコ語という非インド・ヨーロッパ語からの翻訳は誰にでもできる仕事ではない。エルダー・ギョクナルは、パムクの繊細な文、芸術論、巧みな議論、幽玄な都市描写…を冷静で滑らかな英語に仕立て上げたことで称賛に値する。」