ミゲル・デ・セルバンテス賞
1回登壇
-
第10回(1984年) 受賞受賞作: El túnel
画家パブロ・カステルの告白を通して、孤独と執着が破滅へ向かう心理小説。
出口のない思考が、ひとりの男を追い詰める。
心理小説アルゼンチン文学告白
エルネスト・サバート
Ernesto Sabato
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ラ・プラタ国立大学(Universidad Nacional de La Plata) | — | 物理学 | PhD | 1929–1938 | アルゼンチン |
| ソルボンヌ(パリ/留学) | — | 物理学関連(研究滞在) | — | 1938–1940 | フランス |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| — | レジオンドヌール(レジオン・ドヌール) | — | — | フランス政府 | 受賞 |
| 1976 | Prix du Meilleur Livre Étranger(最優秀外国書賞) | 『アバドン エル・エクスティルミナドール』 | — | フランス(文学賞) | 受賞(フランスでの外国書部門最優秀) |
| 1984 | ミゲル・デ・セルバンテス賞 | — | — | スペイン(セルバンテス賞運営) | 受賞 |
| — | エルサレム賞 | — | — | エルサレム(賞実行団体) | 受賞 |
画家パブロ・カステルの告白を通して、孤独と執着が破滅へ向かう心理小説。
出口のない思考が、ひとりの男を追い詰める。
病的な執着にとらわれた画家の独白を通して、孤独と不信の深淵を描くアルフレド・サバトの心理小説。
一人の視点が世界を閉ざしていく過程を、鋭く不穏に描く。
第一人称で語られる心理的・存在論的な小説。孤独と妄想、愛と破滅を描く代表作。
アルゼンチン社会の暗部と個人の内面を絡ませた大作。作中に『盲人の報告』などの難解な章を含む。
歴史的・哲学的要素を織り込んだ長編。フランスで外国書の最優秀に選出されるなど国際的評価を受けた。
エルネスト・サバートはアルゼンチン文学を代表する作家の一人であり、存在主義的・哲学的な作品群でラテンアメリカ文学に大きな影響を与えた。国際的な賞(セルバンテス賞、レジオンドヌール、エルサレム賞など)を受賞し、CONADEP委員長として『Nunca Más』報告をまとめるなど公的な役割でも知られる。
当時、私は白日中は電位計や円筒とともに自分を埋め、夜は酒場でシュルレアリストたちと過ごした。