世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ジョルジョ・オレッリ

ジョルジョ・オレッリ

Giorgio Orelli

プロフィール

性別
男性
生誕
1921-05-25 (アイローロ(ティチーノ州))
死没
2013-11-10 (ベリンツォーナ(ティチーノ州)) 92歳
国籍
スイス
言語
イタリア語
居住地歴
アイローロ(出生) → フリブール(留学) → ルガーノ(活動) → ベリンツォーナ(在住・死没)

経歴

職業
詩人, 作家, 翻訳者, イタリア文学教師, 文芸評論家
活動期間
1944年〜2013年
所属
ベリンツォーナ商業高等学校(イタリア文学教師)
影響を受けた人物
ジャンフランコ・コンティーニ, ロンバルド・ラインの詩人たち(リヴィーニ、エルバ等)
影響を与えた人物
ティチーノ地域の後続詩人

学歴

フリブール大学
文学部(フィロロジー/イタリア文学系) / イタリア語・比較文学
国: スイス
ジャンフランコ・コンティーニに師事

受賞歴

プレミオ・ルガーノ
1944
主催: ルガーノ(地方文化団体)
結果: 受賞
プレミオ・チッタ・ディ・フィレンツェ(リベラ・スタンパ賞)
1960
主催: フィレンツェ市
結果: 受賞
名誉学位
1979
主催: フリブール大学
結果: 授与
グラン・プリ・シラー(シュiller財団)
1988
主催: シュiller財団
結果: 受賞
UBS文化財団賞
1997
主催: UBS文化財団
結果: 受賞
プレミオ・ピエロ・キアーラ
2001
主催: プレミオ・ピエロ・キアーラ運営
結果: 受賞
バグッタ賞
2002
主催: バグッタ賞選考委員会
結果: 受賞
BSI賞
2008
主催: BSI(銀行系文化支援)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

バグッタ賞 1回登壇
  1. 受賞作: Il collo dell'anitra

    『Il collo dell'anitra』は詩人による詩集で、日常の小さな景色や言葉の響きを通じて存在の瞬間を捉える作品群を収める。抑制された美的感覚と緻密な言語運用が特徴的である。

    抒情日常

作品

代表作

Né bianco né viola

1944年 詩集

初期詩集。トーンは控えめで私的な感覚と風景の描写が混在する作風を示す。

家族風景時間

Prima dell'anno nuovo

1952年 詩集

戦後間もない時期の作品を含む詩集。個人的記憶と日常の細部が対話する作品群。

記憶日常存在

L'ora del tempo

1962年 詩集

時間や経過を主題にした詩篇を集めた作品。抑制された言語と倫理的な視線が特徴。

時間倫理移ろい

Sinopie

1977年 詩集

成熟期の詩集。イメージの素描(sinopie)のような短い詩を多く収める。

イメージ記憶地方性

Spiracoli

1989年 詩集

晩年に向かう時期の詩集。抒情と観察が織り交ぜられた作風。

老い観察記憶

Il collo dell'anitra

2001年 詩集

晩年の代表作の一つ。繊細な比喩と地方的風景の反復が目立つ。

自然風景比喩

全著作

  • Né bianco né viola (1944)
  • Prima dell'anno nuovo (1952)
  • Poesie (1953)
  • Nel cerchio familiare (1960)
  • L'ora del tempo (1962)
  • Sinopie (1977)
  • Spiracoli (1989)
  • Il collo dell'anitra (2001)
  • Un giorno della vita (1960, 散文)
  • 訳:ゲーテ『詩選』(1974)
  • 随筆・評論多数(1978–2012)

作家による翻訳

  • ゲーテ『詩選』, Arnoldo Mondadori Editore, 1974

作品の翻訳

  • 英訳(選詩・抜粋): Lynne Lawnerらによる詩訳が英語で紹介

作風・主題

文体
ポスト・ヘルメティシズム的抑制された言語倫理的な視点地域的現実主義(ロンバルド・ライン)
頻出モチーフ
家族の輪ティチーノの風景時間の経過記憶と日常の細部

評価・遺産

ジョルジョ・オレッリはイタリア語圏スイスを代表する詩人の一人で、抑制された美学と倫理的視点により評価された。翻訳や評論でも知られ、地域文学とイタリア現代詩の橋渡しをした。

資料所蔵先

  • スイス国立図書館(関連出版物・資料)
  • フリブール大学図書館(学術資料)

大衆文化への影響

  • ティチーノ地域の文化史や詩の話題で言及される人物

豆知識

  • いとこに作家・詩人のジョヴァンニ・オレッリがいる。
  • アルペンスキー選手のミケーラ・フィギーニは姪(姪に相当する親族)。
  • ゲーテの詩をイタリア語に翻訳している(『Poesie scelte』1974)。
  • 1988年にスイス・シラー財団のGrand Prix Schillerを受賞。