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第2回(1982年) 受賞受賞作: 生涯の業績
1982年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、ゴンサロ・トレンテ・バジェステルの作家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
記憶と失われた過去地方社会の力学権力と道徳の相克
ゴンサロ・トレンテ・バジェステル
ゴンサロ・トレンテ・バジェステル
Gonzalo Torrente Ballester
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1910-06-13 (スペイン、ガリシア州フェロール(セランテス))
- 死没
- 1999-01-27 (スペイン、サラマンカ) 88歳
- 国籍
- スペイン
- 言語
- スペイン語, ガリシア語
- 宗教
- ローマカトリック
- 居住地歴
- フェロール(出身) → サンティアゴ・デ・コンポステーラ(大学時代) → オビエド(大学・初期活動) → マドリード(作家活動) → オールバニ、ニューヨーク州(1966–1973、教職) → サラマンカ(1975–1999、晩年)
経歴
- 職業
- 作家, 小説家, 劇作家, 脚本家, 大学教員, 評論家
- 活動期間
- 1943年〜1999年
- 所属
- リアル・アカデミア・エスパニョーラ(王立スペイン語アカデミー), ニューヨーク州立大学オールバニ校(客員教授), サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学(教職)
- 所属団体
- リアル・アカデミア・エスパニョーラ(席位 E)
- 影響を受けた人物
- 36年世代(Generation of '36), スペイン現代文学の伝統(歴史主義、社会的テーマ)
- 影響を与えた人物
- 後続のスペイン語作家(広範な世代)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学 | — | — | — | 1920s–1930s(在籍年不詳) | スペイン |
| オビエド大学 | — | — | — | 1930年代(在籍年不詳) | スペイン |
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学
期間:
1920s–1930s(在籍年不詳)
国:
スペイン
初等高等教育の後、ここで学んだことが知られているが詳細は限定的。
オビエド大学
期間:
1930年代(在籍年不詳)
国:
スペイン
オビエドでの時期に作家としての初期活動を行った。
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1985 | セルバンテス賞 | — | — | スペイン政府/セルバンテス賞委員会 | winner |
| 1988 | プラネタ賞 | Filomeno, a mi pesar(フィロメノ) | — | 編集社プラネタ | winner |
| 1957 | フアン・マルチ財団文学賞(小説賞) | Los gozos y las sombras(第一部: El Señor llega) | — | フアン・マルチ財団 | winner |
| 1972 | 批評家賞(Premio de la Crítica) | La saga/fuga de J. B. | — | 批評家団体 | winner |
| 1972 | バルセロナ市賞(市賞) | La saga/fuga de J. B. | — | バルセロナ市 | winner |
| 1980 | 国民文学賞(National Literature Prize) | La isla de los jacintos cortados | — | スペイン政府 | winner |
| 1982 | プリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学部門、共同受賞) | — | — | プリンシペ・デ・アストゥリアス財団 | winner (shared) |
セルバンテス賞
1985
主催:
スペイン政府/セルバンテス賞委員会
結果:
winner
プラネタ賞
1988
対象作品:
Filomeno, a mi pesar(フィロメノ)
主催:
編集社プラネタ
結果:
winner
フアン・マルチ財団文学賞(小説賞)
1957
対象作品:
Los gozos y las sombras(第一部: El Señor llega)
主催:
フアン・マルチ財団
結果:
winner
批評家賞(Premio de la Crítica)
1972
対象作品:
La saga/fuga de J. B.
主催:
批評家団体
結果:
winner
バルセロナ市賞(市賞)
1972
対象作品:
La saga/fuga de J. B.
主催:
バルセロナ市
結果:
winner
国民文学賞(National Literature Prize)
1980
対象作品:
La isla de los jacintos cortados
主催:
スペイン政府
結果:
winner
プリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学部門、共同受賞)
1982
主催:
プリンシペ・デ・アストゥリアス財団
結果:
winner (shared)
受賞・候補エディション
ミゲル・デ・セルバンテス賞
1回登壇
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第11回(1985年) 受賞受賞作: 生涯業績(代表作: La saga/fuga de J.B.)
単一作品ではなく、ゴンサロ・トレンテ・バジェステルのスペイン語文学全体に対する生涯業績を讃える賞。
単一書籍ではなく、作家人生そのものを讃える受賞。
生涯業績スペイン文学小説エッセイ
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第37回(1988年) 受賞受賞作: Filomeno, a mi pesar442ページ
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第2回(1994年) 受賞受賞作: La novela de Pepe Ansúrez
作品
代表作
Los gozos y las sombras(三部作)
1957年 小説(連作・三部作)権力、家族、復讐と地方社会の暗部を描く三部作。第一部『El Señor llega』(1957)から始まり、スペイン北西部の架空の町を舞台に人間関係と歴史の衝突を描く。
権力家族復讐地方社会
映像化・舞台化
- [テレビ(ミニシリーズ)] Los gozos y las sombras(テレビシリーズ) (1982)
翻訳
Don Juan
1963年 小説伝説的な人物ドン・ファンを題材にした作品。伝統的な主題を現代的、文学的な手法で再解釈する試み。
伝説アイデンティティ道徳
La saga/fuga de J. B.
1972年 小説(実験的小説)メタフィクション的要素と実験的語りを持つ長編。言語と物語の境界を探る作品で、批評家賞とバルセロナ市賞を受賞した。
メタフィクション語りの実験権力と歴史
La isla de los jacintos cortados
1980年 小説記憶と喪失、個人と歴史の関係を扱った作品。国民文学賞を受賞した。
記憶歴史喪失
Filomeno, a mi pesar
1988年 小説晩年の長編の一つで、ユーモアと皮肉、個人的な回想が織り交ぜられる作品。プラネタ賞を受賞。
回想ユーモアアイロニー
Crónica del rey pasmado
1989年 小説(歴史的フィクション)風刺的な歴史小説。後に映画化され『The Dumbfounded King』という英題で知られる。
風刺権力の滑稽さ歴史
映像化・舞台化
- [映画] The Dumbfounded King(映画) (1991)
翻訳
全著作
- Javier Mariño (1943)
- El golpe de estado de Guadalupe Limón (1946)
- Ifigenia (1950)
- Los gozos y las sombras(1957–1962)
- Don Juan (1963)
- Off-Side (1968)
- La saga/fuga de J. B. (1972)
- Fragmentos de Apocalipsis (1977)
- La isla de los jacintos cortados (1980)
- Dafne y ensueños (1982)
- Quizá nos lleve el viento al infinito (1984)
- La princesa durmiente va a la escuela (1985)
- La rosa de los vientos (1985)
- Yo no soy yo, evidentemente (1987)
- Filomeno, a mi pesar (1988)
- Crónica del rey pasmado (1989)
- Las islas extraordinarias (1991)
- La muerte del decano (1992)
- La novela de Pepe Ansúrez (1994)
- La boda de Chon Recalde (1995)
- Los años indecisos (1997)
- Doménica (1999)
翻案
- Los gozos y las sombras(1982年テレビシリーズ)
- Crónica del rey pasmado → The Dumbfounded King(1991年映画化)
作品の翻訳
- Crónica del rey pasmado → 『The King Amaz'd』(英訳)
作風・主題
- 文体
- 現実主義と歴史的叙述の融合メタフィクション的技法皮肉と風刺を交えた文体
- 頻出モチーフ
- 記憶と失われた過去地方社会の力学権力と道徳の相克ガリシアの風景と文化
評価・遺産
ゴンサロ・トレンテ・バジェステルは20世紀スペイン文学の重要人物の一人と見なされる。幅広いジャンルで活躍し、『セルバンテス賞』受賞など主要な文学賞を受賞した。1999年の死後、彼の作品を保存・研究・普及するための財団が設立された。
関連学会
- リアル・アカデミア・エスパニョーラ
資料所蔵先
- Fundación Gonzalo Torrente Ballester(財団アーカイブ)
- スペイン国立図書館(保存資料の所蔵あり)
大衆文化への影響
- テレビシリーズ『Los gozos y las sombras』(1982)
- 映画『The Dumbfounded King』(Crónica del rey pasmadoの映画化、1991)
引用
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「Yo no soy yo, evidentemente(私は明らかに私ではない)」
出典: 書名または作品タイトル(同名の作品) (1987年)
豆知識
- 若い頃にファランヘ(Falangists)に参加したが、後年は距離を置くようになった。
- 1977年にリアル・アカデミア・エスパニョーラのE席に就任した。
- 1985年にセルバンテス賞を受賞した。
- 1999年の死後、Fundación Gonzalo Torrente Ballesterが設立された。