世界・海外・国外の文学賞

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ヴェラ・キングークク・メトカーフ

ヴェラ・キングークク・メトカーフ

Vera Kingeekuk Metcalf

プロフィール

性別
女性
生誕
1951-01-01 (アラスカ州セントローレンス島サヴーンガ(シヴンガ))
国籍
アメリカ合衆国, アラスカ先住民
言語
ユピック語, 英語
居住地歴
セントローレンス島(サヴーンガ) → フェアバンクス(大学在学・活動) → ノーム(地域活動)

経歴

職業
教育者, 活動家(文化と言語保存), 地域指導者, 環境保護擁護者
活動期間
1970年〜
所属
エスキモ・ウォルラス委員会(Eskimo Walrus Commission), インヌイット環極団体(Inuit Circumpolar Council), アメリカ合衆国北極研究委員会(US Arctic Research Commission), ベーリング海峡財団(Bering Straits Foundation), Kawerak(地域協働団体)
所属団体
インヌイット環極団体, エスキモ・ウォルラス委員会, アメリカ合衆国北極研究委員会(任命)
影響を与えた人物
セントローレンス島コミュニティと若い世代, アラスカ先住民の言語・文化保存運動

学歴

アラスカ大学フェアバンクス校
学位: Bachelor's
卒業年: 1991
国: アメリカ合衆国
学士号取得(1991年)。在学以前から教育補助として地域で活動。

受賞歴

アメリカン・ブック・アワード(共同受賞)
2003
対象作品: 『Akuzilleput igaqullghet = Our words put to paper』
主催: Before Columbus Foundation
結果: 受賞
Sea Award(Women of Discovery Award)
2008
主催: Women of Discovery
結果: 受賞
アラスカ女性殿堂入り
2019
主催: アラスカ女性殿堂
結果: 殿堂入り

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Akuzilleput Igaqullghet, Our Words Put to Paper: Sourcebook in St. Lawrence Island Yupik Heritage and History (eds.)

    セントローレンス島ユピクの遺産と歴史をまとめたソースブックで、口承や研究資料を通じて文化継承の道筋を示す。

    ユピクの記憶を紙の上に残す資料集。

    464ページ
    ユピク文化口承歴史資料文化継承

作品

代表作

『Akuzilleput igaqullghet = Our words put to paper:セントローレンス島の伝統と歴史の資料集』

2002年 資料集/地域史

セントローレンス島の文化、歴史、口承伝承をまとめた資料集。ユピック語と英語を含む参加型の記録で、地域の記憶保存と教育資源として用いられている。

文化保存ユピック言語地域史
翻訳
  • ユピック語と英語の二言語での資料

『Sustaining a Healthy Human-Walrus Relationship in a Dynamic Environment: Challenges for Comanagement』

2008年 学術論文(生態学) 9ページ

共管理(コマネジメント)における文化的観点と生態学的課題を論じ、先住民の採取権や伝統的知識を保全する必要性を強調する論文。

共管理海洋哺乳類伝統知識

『Nangaghneghput – our way of life』

2021年 コラム/コメント 1ページ

海氷の変化が先住民の生活や採取に与える影響について、地域の視点から短く論じたエッセイ。

気候変動海氷生計と食料確保

全著作

  • Krupnik, Igor; Krutak, Lars F.; Walunga, Willis; Metcalf, Vera (2002). Akuzilleput igaqullghet = Our words put to paper.
  • Metcalf, Vera; Robards, Martin (2008). Sustaining a Healthy Human-Walrus Relationship in a Dynamic Environment: Challenges for Comanagement.
  • Metcalf, Vera K. (2021). Nangaghneghput – our way of life.

作風・主題

文体
協働的・参加型の記録作成口承伝承を大切にする実務的な文体地域視点に根ざした説明的記述
頻出モチーフ
ウォルラス(セイウチ)と狩猟海氷と環境変化言語と文化の保存

評価・遺産

ヴェラ・メトカーフはユピック語と文化の保存、先住民の権利擁護、資料の返還(NAGPRA)やウォルラスの共管理における指導的役割で高く評価されている。地域社会の声を代表して国際的・国内的な場で発言し、若い世代への継承と文化資源の保全に貢献している。

記念館・博物館

  • フェアバンクスに保管された資料(返還対象) アラスカ州フェアバンクス
  • スミソニアン協会(資料の返還元の一つとして言及) ワシントンD.C., アメリカ合衆国

関連学会

  • 地域・先住民研究関連団体
  • 北極研究コミュニティ

資料所蔵先

  • スミソニアン研究所アーカイブ
  • アラスカ地域の地域資料館/アーカイブ(フェアバンクス等)

引用

  • 私は自分のためではなく、コミュニティのために話している。海氷の変化は採取と生活に重大な影響を与えている。
    出典: Alaska Magazine(インタビュー) (2021年)

豆知識

  • フェアバンクス博物館とスミソニアンに所蔵されていたほぼ1000体の遺骨の返還に関わった(NAGPRAに基づく活動)。
  • エスキモ・ウォルラス委員会の代表としてウォルラスの共管理と採取権保護に尽力している。
  • 2015年にベーリング海峡を越えた査証免除の取り組みに関与し、地域の行き来を容易にする活動を支援した。