ロサンゼルス・タイムズ ブック賞
1回登壇
-
第11回(1990年) 受賞受賞作: Patenting the Sun: Polio and the Salk Vaccine
ジョナス・ソーク博士がいかにしてポリオワクチンを開発し、1954年に史上最大規模の臨床試験を成功させたかを詳細に描いたノンフィクション。20世紀前半にアメリカを恐怖に陥れたポリオの流行から、国立小児麻痺財団(マーチ・オブ・ダイムズ)の組織的な支援、そして「太陽の特許は誰のものか」という問いが示す知識の公共性をめぐる問題まで、科学と社会の交差点を丁寧に描き出す。受賞から没後に至るソーク博士の業績と、それを支えた無数の人々の物語でもある。
ソーク博士は「太陽の特許は誰のものか」と問い、ワクチンの特許を取得しなかった。その選択が示す科学の公共性を、スミスは生き生きとした筆致で描く。
413ページポリオ医学史公衆衛生ジョナス・ソークワクチン開発科学の公共性アメリカ20世紀