世界・海外・国外の文学賞

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カトリ・リプソン

カトリ・リプソン

Katri Lipson

プロフィール

性別
女性
生誕
ヘルシンキ(フィンランド)
国籍
フィンランド
言語
フィンランド語, 英語, スウェーデン語
居住地歴
ヘルシンキ(出生地) → ヴァンター(居住) → スウェーデン(勤務) → ケニア(勤務)

経歴

職業
作家, 医師
活動期間
2008年〜

学歴

ウプサラ大学
医学部 / 医学
学位: MD
卒業年: 1993
国: スウェーデン

受賞歴

フィンランディア賞(候補)
2008
対象作品: コスモノーティ(Kosmonautti)
主催: フィンランド文学賞運営団体
結果: 候補
ヘルシンギン・サノマット年間デビュー作賞
2008
対象作品: コスモノーティ(Kosmonautti)
主催: ヘルシンギン・サノマット
結果: 受賞
EU文学賞
2013
対象作品: ジェーテロコウッピアス(Jäätelökauppias)/『アイスクリーム屋』
主催: 欧州連合(EU)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

コスモノーティ(Kosmonautti)

2008年 小説

リプソンのデビュー作。個人の関係性と喪失、記憶を繊細に描く長編小説。

記憶喪失人間関係
翻訳
  • 英語版ほか

ジェーテロコウッピアス(Jäätelökauppias)/『アイスクリーム屋』

2012年 小説

旧チェコスロバキアを舞台にした小説。記憶や歴史、移動する人々の物語を描く作品で、欧州各国で翻訳されている。

記憶歴史国境・移動
翻訳
  • チェコ語版(2014年)、英語版およびその他12言語

デトロイト(Detroit)

2016年 小説

2016年刊行の長編。タイトルが示す都市や場所のもつ記憶や変容をテーマにした作品。

都市記憶変容

マリエンバード(Kaikkein haikein leikki)/『最ももの悲しい遊び』

2019年 小説

2019年刊行作。タイトルは映画的・記憶のモチーフを想起させる作品で、喪失感や過去の影響を扱う。

映画的モチーフ喪失過去と現在

全著作

  • Kosmonautti(2008)
  • Jäätelökauppias(2012)
  • Detroit(2016)
  • Kaikkein haikein leikki(2019)

作品の翻訳

  • Jäätelökauppias のチェコ語翻訳(2014)
  • Jäätelökauppias の英語翻訳(刊行年不明)

作風・主題

文体
現実主義的な描写と心理描写の混合医療知識を生かした細部の描写静謐で慎重な語り口
頻出モチーフ
記憶喪失国境と移動過去の痕跡

評価・遺産

カトリ・リプソンは医師としての経験を背景にした緻密な描写と、記憶・歴史をめぐるテーマで国際的に評価されたフィンランドの作家である。デビュー作での国内受賞に加え、『ジェーテロコウッピアス』でEU文学賞を受賞し、翻訳を通じて欧州各国で読まれている。

豆知識

  • 本職は医師であり、フィンランドの他にスウェーデンやケニアでも医療に従事した経験がある。
  • デビュー作『Kosmonautti』は2008年に刊行され、同年ヘルシンギン・サノマットの年間デビュー作賞を受賞した。
  • 『Jäätelökauppias』(The Ice Cream Man)は2013年にEU文学賞を受賞し、2014年にチェコ語で出版されたほか、英語を含む多数の言語に翻訳されている。