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メアリー・ストルツ

メアリー・ストルツ

Mary Stolz

別名: Mary Slattery

プロフィール

性別
女性
生誕
1920-03-24 (ボストン、マサチューセッツ州)
死没
2006-12-15 (ロングボートキー、フロリダ州) 86歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ボストン(生誕) → マンハッタン(育ち) → ロングボートキー、フロリダ(晩年)

経歴

職業
作家, 児童文学作家
活動期間
1950年〜1999年
所属
ハーパー(Harper & Brothers → Harper & Row → HarperCollins)
影響を受けた人物
アーシュラ・ノードストローム(編集者)

学歴

バーク・ワーセン・スクール(Birch Wathen)
期間: 1930s
国: アメリカ合衆国
高校在学中に学校誌の副編集を務めた
コロンビア大学
期間: 1936–1938
国: アメリカ合衆国
1936年から1938年まで在学、卒業の記録は不確定
キャサリン・ギブス・スクール(Katherine Gibbs School)
期間: 在籍期間不明
国: アメリカ合衆国
事務教育系の学校に在籍した記録がある

受賞歴

チャイルド・スタディ協会児童書賞
1953
対象作品: 『In a Mirror』
主催: Child Study Association of America
結果: 受賞
ニューべリー・オナー(Newbery Honor)
1962
対象作品: 『Belling the Tiger』
主催: アメリカ図書館協会
結果: オナー受賞
Boys' Club Junior Book Award
対象作品: 『The Bully of Barkham Street』
主催: Boys' Club(詳細不明)
結果: 受賞
ニューべリー・オナー(Newbery Honor)
1966
対象作品: 『The Noonday Friends』
主催: アメリカ図書館協会
結果: オナー受賞
ナショナル・ブック・アワード(候補)
対象作品: 『The Edge of Next Year』
主催: National Book Foundation
結果: 最終候補
ボストン・グローブ=ホーンブック賞(ヒナーフック/オナーブック)
対象作品: 『The Edge of Next Year』
主催: Boston Globe–Horn Book
結果: ハイライト(栄誉)
ジョージ・G・ストーン功労賞(Recognition of Merit)
1982
対象作品: 全集
主催: George G. Stone Center
結果: 受賞(功労賞)
カーレン賞(Kerlan Award)
1993
対象作品: 全集への貢献
主催: University of Minnesota(Kerlan Collection)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Belling The Tiger

    心理療養施設から戻ったハリー・ホワイトが、家族、結婚、偏見のあいだで居場所を探す物語。再出発の希望と、過去から抜け出しきれない現実が、静かな迫力で描かれる。

    やり直しを願う男に、過去と偏見が重くのしかかる。

    306ページ
    オーストラリア文学精神医療再出発家族偏見
  2. 受賞作: The Noonday Friends

    ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジを舞台に、バレリーナを夢見る少女フランニーと、昼休みだけ会える友人シモーヌの関係を中心に、家族の事情とささやかな誇りを描く。子どもたちの日常にある制約と、その中で育つ友情のやわらかさが印象に残る作品。

    昼休みだけ会える友だちとの時間が、少女の世界を支えていく。

    182ページ
    友情家族都市生活成長
  1. 受賞作: Cézanne Pinto (Cézanne Pinto)

    自己表現や芸術への関心を通して主人公が成長していく物語。家庭や学校、地域との関わりの中で自分らしさを見つける過程を繊細に描き、アイデンティティと創造性を探る作品。

    成長物語アイデンティティ芸術

作品

代表作

『The Noonday Friends』

1965年 児童文学 / 若年向け小説

共同体や友情、成長を扱った短編集/長編。子どもや若者の心情を繊細に描く作品群の一つ。

友情成長共同体

『Belling the Tiger』

1961年 児童文学

友情や勇気を描いた児童向けの長編。ニューべリー・オナー受賞作の一つ。

友情勇気冒険

『In a Mirror』

1953年 若年向け小説

若者の心の動きを繊細に描写した短編/中編。1953年の児童書賞受賞作。

自己認識成長

『To Tell Your Love』

1950年 若年向け小説

初期の若者向け小説で、作家活動のスタートとなった作品。

人間関係若者の葛藤

『The Edge of Next Year』

1974年 ヤングアダルト

青春期の感情や決断を扱い、批評的評価と賞の候補歴を持つ作品。

青春選択家族

全著作

  • 『To Tell Your Love』 (1950)
  • 『The Sea Gulls Woke Me』 (1951)
  • 『The Leftover Elf』 (1952)
  • 『In a Mirror』 (1953)
  • 『Truth and Consequence』 (1953)
  • 『Belling the Tiger』 (1961)
  • 『The Noonday Friends』 (1965)
  • 『The Edge of Next Year』 (1974)
  • 『Cider Days』 (1978)
  • 『The Explorer of Barkham Street』 (1985)
  • 『Ivy Larkin』 (1986)
  • 『Casebook of a Private (Cat’s) Eye』 (1999)

作風・主題

文体
簡潔で率直な文体若者の心理を繊細に描写する筆致現実主義的な描写
頻出モチーフ
友情と仲間関係家族と家庭の問題病や障害とそれに伴う成長

健康

  • 関節炎(arthritis)
    1940年代後半〜回復まで
    慢性の関節炎により1949年頃から自宅療養となり、その期間に執筆を始めた。

評価・遺産

メアリー・ストルツは児童文学とヤングアダルト小説において広く評価された作家であり、ニューべリー・オナー受賞作や複数の賞歴を持つ。子どもの心理描写に優れ、20世紀中盤から後半の英語圏児童文学に影響を与えた。

記念館・博物館

  • デ・グラムモンド児童文学コレクション(Mary Stolz Papers 所蔵) ミシシッピ大学(ハティスバーグ)、メアリー・ストルツ文書

関連学会

  • 児童文学研究コミュニティにおける評価団体(具体的名称は地域による)

資料所蔵先

  • メアリー・ストルツ文書(De Grummond Children's Literature Collection)

引用

  • 「彼女は偉大な編集者だ…原稿を愛情深く、しかし確固として読む。私は彼女の判断を完全に信頼している。」
    出典: 英語誌とのインタビュー(引用はメアリー・ストルツによるウルスラ・ノードストロームへの言及) (1975年)

豆知識

  • 出生名はMary Slatteryである。
  • 1949年頃まで慢性の関節炎により自宅療養をしており、その期間に執筆を始めた。
  • 1953年には『In a Mirror』でChild Study Associationの賞を受賞した。
  • 1962年と1966年にニューべリー・オナーを受賞している(それぞれ『Belling the Tiger』『The Noonday Friends』)。
  • 晩年はフロリダ州ロングボートキーで過ごし、2006年に87歳近くで没した(享年86)。