世界・海外・国外の文学賞

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ニコール・クラウス

ニコール・クラウス

Nikōru Kurausu

プロフィール

性別
女性
生誕
1974-08-18 (ニューヨーク市マンハッタン)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
ユダヤ教
居住地歴
ロングアイランド(育成) → マンハッタン(出生) → ジュネーブ(寄宿学校在学) → ロンドン(在学) → ブルックリン(居住)

経歴

職業
小説家, 短編作家, 随筆家
活動期間
1999年〜
所属
American Academy in Berlin(客員)
影響を受けた人物
ジョセフ・ブロツキー, イタロ・カルヴィーノ, ズビグニェフ・ヘルベルト

学歴

スタンフォード大学
人文学部 / 英文学科
学位: Bachelor of Arts
期間: 1992–1996
卒業年: 1996
国: アメリカ合衆国
学部在学中に詩作で複数の賞を受賞、ジョセフ・ブロツキーと交流
サマーヴィル・カレッジ(オックスフォード大学)
大学院 / 美術史関連(修士課程)
学位: Master's (Marshall Scholar)
期間: 1996–1998
卒業年: 1998
国: イギリス
Marshall Scholarship(マーシャル奨学金)受給、生涯初期の研究対象はジョセフ・コーンネル
クールトー・インスティテュート(Courtauld Institute)
大学院 / 美術史
学位: Master's
期間: 1997–1999
卒業年: 1999
国: イギリス
17世紀オランダ美術、レンブラントに関する論文を執筆

受賞歴

ウィンゲート文学賞
2022
対象作品: To Be a Man(短編集)
主催: ウィンゲート財団
結果: winner
サミ・ローア賞(Sami Rohr Prize)
2021
部門: Inspiration Award
主催: Sami Rohr Foundation
結果: recipient
アニスフィールド=ウルフ賞
2011
対象作品: Great House
主催: アニスフィールド=ウルフ財団
結果: winner
ウィリアム・サローヤン国際文学賞
2008
対象作品: The History of Love
主催: スタンフォード大学(主催)
結果: winner
最良外国書賞(Prix du Meilleur Livre Étranger)
2006
対象作品: The History of Love
主催: フランスの授与団体
結果: winner
エドワード・ルイス・ウォラント賞
2005
対象作品: The History of Love
主催: Wallant 財団
結果: winner
ナショナル・ブック・アワード(フィクション部門)
2010
対象作品: Great House
主催: National Book Foundation
結果: finalist
オレンジ賞(現Women's Prize for Fiction)
2006
対象作品: The History of Love
主催: オレンジ賞運営団体
結果: shortlist
オレンジ賞(Women's Prize for Fiction)
2011
対象作品: Great House
主催: オレンジ賞運営団体
結果: shortlist

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The History of Love

    老作家レオと少女アルマの視点が交錯する長編小説。失われた愛と記憶、手紙を媒介とした世代間の結びつきを描き、孤独とつながりの意味を問い直す作品。

    記憶孤独世代間のつながりユダヤ人の経験
  1. 受賞作: Great House

    1938年のジョージア州の小さな町に、世間を知る若い教師が現れ、子どもたちの世界を揺さぶる。語り手の視点が、南部の歴史と想像力を鮮やかに結び直す。

    よそから来た教師が、町の見え方を変えてしまう。

    352ページ
    小説南部記憶人種成長

作品

代表作

Man Walks into a Room

2002年 小説(文学)

記憶の大半を失った男性を通して記憶とアイデンティティを探る初期の長編小説。

記憶アイデンティティ孤独

The History of Love

2005年 小説(文学)

過去と喪失、繋がりを巡る物語。高齢のホロコースト生存者レオ・ガルスキーと若い少女アルマ・シンガーらの人生が絡み合う。

ユダヤ人の歴史喪失言語と伝達
映像化・舞台化
  • [映画] The History of Love(映画) / Radu Mihăileanu (2016)
翻訳
  • 35か国語以上に翻訳

Great House

2010年 小説(ポストモダン)

多くの引き出しを持つ机を巡る複数の人物の物語が、記憶や所有のテーマを浮かび上がらせる作品。

記憶所有物語の断片化

Forest Dark

2017年 小説(実験的、ポストモダン)

自己とフィクションの境界を曖昧にする二重の物語で、アイデンティティや所属感を問い直す作品。

自己自伝と虚構の境界ユダヤ神秘主義

To Be a Man

2020年 短編集

さまざまな人物の内面と関係性を繊細に描いた短編集。

男性性記憶欲望と喪失

全著作

  • Man Walks into a Room(2002)
  • The History of Love(2005)
  • Great House(2010)
  • Forest Dark(2017)
  • To Be a Man(短編集、2020)

翻案

  • The History of Love(2016年映画化)

作品の翻訳

  • 複数作品が35言語以上に翻訳されている

作風・主題

文体
断片的で層をなす語りメタフィクション的手法詩的で抒情的な文体
頻出モチーフ
記憶と喪失孤独と繋がりユダヤ的な歴史・アイデンティティ

評価・遺産

ニコール・クラウスは近年の英語圏文学における重要な声の一つであり、記憶やアイデンティティ、言語の限界を探究する作品群で高い評価を受けている。複数の国際的賞を受賞・ノミネートされ、作品は多数の言語に翻訳されている。

関連学会

  • American Academy in Berlin(来訪研究者)

大衆文化への影響

  • The History of Loveの映画化(2016)

引用

  • 「ある意味で、自己とは始めから終わりまでほとんど発明である。」
    出典: 『ガーディアン』とのインタビュー(2017年) (2017年)

豆知識

  • 『The History of Love』は35か国語以上に翻訳されている。
  • スタンフォード在学中に詩を学び、ジョセフ・ブロツキーと交流があった。
  • 『To Be a Man』でウィンゲート賞を受賞した。