世界・海外・国外の文学賞

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ペルラ・スエス

ペルラ・スエス

Perla Suez

プロフィール

性別
女性
生誕
1947-11-28 (コルドバ(アルゼンチン))
国籍
アルゼンチン
言語
スペイン語
居住地歴
コルドバ(出生) → バサビルバソ(成長地) → パリ近郊(研究滞在、セーヴル等)

経歴

職業
作家, 翻訳者, 児童書作家
活動期間
1970年〜

学歴

国立コルドバ大学
現代文学
学位: 学士
国: アルゼンチン
精神教育学(サイコ・ペダゴジー)とシネマトグラフィーも学ぶ
パリ第7大学(ディドロ大学)
期間: 1977-1978
国: フランス
1977–1978に研究滞在

受賞歴

ソル・フアナ・イネス・デ・ラ・クルス賞
2015
対象作品: 悪魔の国(El país del diablo)
主催: グアダラハラ国際書籍見本市(授与団体)
結果: Winner
ロムロ・ガジェゴス国際小説賞
2020
対象作品: 悪魔の国(El país del diablo)
主催: ロムロ・ガジェゴス賞委員会
結果: Winner
グッゲンハイム・フェローシップ
2007
部門: フィクション(ラテンアメリカ・カリブ地域)
主催: ジョン・サイモン・グッゲンハイム記念財団
結果: Fellowship
グリンツァーネ・カヴール=モンテビデオ国際賞(第1位)
2008
対象作品: エントレ・リオス三部作(The Entre Ríos Trilogy)
主催: グリンツァーネ・カヴール財団(授与部門)
結果: Winner (First Prize)
ロムロ・ガジェゴス賞(ファイナリスト)
2001
対象作品: レタルゴ(Letargo)
主催: ロムロ・ガジェゴス賞委員会
結果: Finalist
アルゼンチン女性イスラエル委員会 特別言及
1993
対象作品: アーロンとヤギ(Aaron y la Cabra)
主催: アルゼンチン女性イスラエル委員会
結果: Special Mention
ホセ・マルティ児童文学世界賞(功績に対する名誉言及)
1997
主催: ホセ・マルティ賞委員会
結果: Honorable Mention
インターナショナル・ユース・ライブラリ(White Ravens 選出)
1992
対象作品: ウラジーミルの回想(Memorias de Vladimir)
主催: 国際児童図書館
結果: Selected (White Ravens)
インターナショナル・ユース・ライブラリ(White Ravens 選出)
1996
対象作品: フサフサの木(El árbol de los flecos)
主催: 国際児童図書館
結果: Selected (White Ravens)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: El país del diablo(悪魔の国)

    家族史と政治的暴力の記憶を重層的に描く作品。個人の語りと歴史的断片が交差し、忘却と記憶の緊張や社会の暗部を浮かび上がらせる叙事で、言語の抒情性と倫理的問いを両立させる。

    記憶と歴史家族史暴力とトラウマアイデンティティ

作品

代表作

悪魔の国(El país del diablo)

2015年 小説

記憶と歴史をめぐる長編小説。アルゼンチンの過去と個人の物語が交錯する作品。

記憶歴史アイデンティティ
翻訳
  • 英語版出版予定(Sor Juana賞の一環として翻訳)

エントレ・リオス三部作(La Trilogía de Entre Ríos)

2006年 小説(三部作)

『Letargo』『El Arresto』『Complot』の三部作。地域の歴史と記憶を主題とする作品群。

地域史記憶世代間の物語
翻訳
  • 英語(The Entre Ríos Trilogy, 2006、翻訳:Rhonda Dahl Buchanan)、イタリア語、ドイツ語、フランス語へ翻訳

レタルゴ(Letargo)

2000年 小説

静謐さと記憶をめぐる物語。ロムロ・ガジェゴス賞のファイナリストにもなった。

沈黙記憶個人史
翻訳
  • 英語翻訳あり(翻訳者:Rhonda Dahl Buchanan)、イタリア語翻訳あり

エル・アレスト(El Arresto)

2001年 小説

三部作の一作。地域社会と個人の関わりを描く。

共同体権力記憶

コンプロ(Complot)

2004年 小説

三部作の一作。陰謀と個人の記憶を絡めた物語。

陰謀記憶歴史

全著作

  • El Vuelo del Barrilete y Otros Cuentos (1985)
  • Papá, Mamá ¿Me dan permiso? (1989)
  • Memorias de Vladimir (1991)
  • El Arresto (2001)
  • Letargo (2000)
  • Complot (2004)
  • La Pasajera (2008)
  • Humo Rojo (2012)
  • El país del diablo (2015)

翻案

  • エントレ・リオス三部作 — 翻訳出版(英語ほか)

作品の翻訳

  • La Trilogía de Entre Ríos → The Entre Ríos Trilogy(英語、2006)
  • Letargo → 英語訳(翻訳:Rhonda Dahl Buchanan)、イタリア語訳(Luigi Cojazzi)
  • Il fiumi della memoria(イタリア語訳、2009)など

作風・主題

文体
歴史と個人的記憶を織り交ぜる叙述詳細な地域描写静謐で内省的な語り
頻出モチーフ
記憶の河移住と故郷世代の連続性

評価・遺産

ペルラ・スエスはアルゼンチン文学における地域の記憶と歴史を掘り下げる作家として評価され、児童文学と成人向け小説の両面で国際的な翻訳・賞を獲得している。教育・読書促進活動にも貢献し、国際的な文学賞受賞により広く注目された。

引用

  • 私は、よく構築された物語の力を信じている。
    出典: La Nación(インタビュー、2015) (2015年)

豆知識

  • 『Memorias de Vladimir』と『El árbol de los flecos』が国際児童図書館のWhite Ravensに選出された。
  • 2007年にグッゲンハイム・フェローシップを受賞している。
  • 『La Trilogía de Entre Ríos』は英語など複数言語に翻訳されている。