世界・海外・国外の文学賞

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レベッカ・コーディル(レベッカ・コーディル・エヤーズ)

レベッカ・コーディル

Rebecca Caudill

プロフィール

性別
女性
生誕
1899-02-02 (パー・フォーク(現:ケンタッキー州カンバーランド))
死没
1985-10-02 86歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ケンタッキー州(生誕地) → テネシー州(教師として勤務、Portlandなど) → ブラジル(英語教師として2年間) → ナッシュビル(出版社勤務) → シカゴ(出版社勤務) → イリノイ州アーバナ(長年居住)

経歴

職業
作家, 編集者, 教師
活動期間
1943年〜
所属
チャンペーン・アーバナ平和協議会(共同設立), パイン・マウンテン・セトルメント・スクール(理事), アーバナ図書館(理事)
所属団体
チャンペーン・アーバナ平和協議会(共同設立)

学歴

ウェズリアン・カレッジ(マコン)
国: アメリカ合衆国
学部課程を修了し、その後教職に就く
ヴァンダービルト大学
国際関係
学位: M.A.
卒業年: 1922
国: アメリカ合衆国
国際関係の修士号を取得

受賞歴

ニューベリー栄誉賞
1950
対象作品: 『自由の木』
部門: 児童文学
主催: アメリカ図書館協会
結果: 受賞(栄誉)
カルデコット栄誉賞
1965
対象作品: 『ポケットいっぱいのクリケット』
部門: 絵本(イラストレーション)
主催: アメリカ図書館協会
結果: 受賞(栄誉)
レベッカ・コーディル・デー(称賛)
1963
主催: ケンタッキー大学・サウスイースト・センター
結果: 称賛
レベッカ・コーディル公共図書館(館名)
1965
主催: ハーラン郡コミュニティ
結果: 命名
ケンタッキー作家殿堂
2014
主催: ケンタッキー作家殿堂
結果: 殿堂入り(追贈)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Tree of Freedom

    独立戦争期のアメリカを背景に、ケンタッキーへ移住した一家と、自由を象徴する木を育てる少女ステファニーを描く歴史小説。開拓の厳しさのなかで、家族と土地への思いが静かに育っていく。

    自由は、荒れ地に根を張る一本の木から始まる。

    288ページ
    開拓時代家族自由アメリカ独立戦争

作品

代表作

『自由の木』

1949年 アップルパチア地方のフィクション/児童文学

開拓時代の家族と自由をめぐる物語。ケンタッキー山間部の生活と価値観を描いている。

開拓時代家族自然自由

『ポケットいっぱいのクリケット』

1964年 児童文学

子ども向けの短編や情景を集めた作品。エヴァリン・ネスの挿絵で知られる。

子ども時代想像力日常の喜び

『バリーと娘』

1943年 児童文学/ノスタルジア

著者自身の田舎暮らしの記憶に基づく最初の作品。アパラチアの景色と家族を描く。

回想家族地域文化

『遠い地』

1964年 児童文学

移動や異郷への憧れ、発見を描いた作品。

冒険成長

『スーザン・コーニッシュ』

1955年 児童文学

主人公スーザンを中心にした成長物語。地域社会と個人の葛藤を描く。

成長地域社会

全著作

  • 『バリーと娘』 (1943)
  • 『ハッピー・リトル・ファミリー』 (1947)
  • 『森の学び舎』 (1949)
  • 『自由の木』 (1949)
  • 『川を上り下りして』 (1951)
  • 『フローレンス・ナイチンゲール』 (1953)
  • 『土曜のいとこたち』 (1953)
  • 『フィファー家の家』 (1954)
  • 『スーザン・コーニッシュ』 (1955)
  • 『居間の学級』 (1959)
  • 『リッサの時間』 (1959)
  • 『ヒギンズと大きな恐怖』 (1960)
  • 『最愛の人形』 (1962)
  • 『ポケットいっぱいのクリケット』 (1964)
  • 『遠い地』 (1964)
  • 『ある小さな羊飼い』 (1965)
  • 『書くことの高い代償』 (1965)
  • 『今日、旗を持ったかい、チャーリー?』 (1966)
  • 『私のアパラチア』 (1966)
  • 『一緒に来て』 (1969)
  • 『反抗的なジェンキンス』 (1969)
  • 『レベッカ・コーディル』 (1969)
  • 『レベッカ・コーディルの世界』 (1970)
  • 『誰か行って太鼓をたたけ』 (1974)
  • 『風、砂、空』 (1976)
  • 『ハードシェル・バプティストからクエーカーへ』 (1979)
  • 『喜びの土地:子どもと若者のための劇』 (発行年不明)

作風・主題

文体
自然や地域の生活を丁寧に描写する写実的な文体児童向けにやさしく明快な語り口
頻出モチーフ
自然開拓者精神家族と共同体郷愁

評価・遺産

レベッカ・コーディルはアパラチア地方を舞台にした児童文学作家として広く知られ、複数の作品が栄誉ある賞に選ばれた。彼女の名はイリノイ州の児童読者賞やケンタッキーの図書館名、ケンタッキー作家殿堂(追贈)などに残り、地域文学と児童文学への貢献が評価されている。

関連学会

  • ケンタッキー作家殿堂

資料所蔵先

  • レベッカ・コーディル資料(1963–1955)- ケンタッキー大学特別資料館
  • レベッカ・コーディル資料(1955–1962)- アパラチアン州立大学ベルク図書館特別コレクション
  • サザン・アパラチアン作家コレクション - ノースカロライナ州立大学アッシュビル校D.H.ラムジー図書館特別コレクション

引用

  • 「私のアパラチアの家々の戸は見知らぬ人にも友人にも決して閉ざされることはなかった。人々は人生の単純なものに喜びを見出していた。彼らは自然に寄り添って生きる人々に特有の深い知恵を持っていた。」
    出典: 『My Appalachia: A Reminiscence』より (1966年)

豆知識

  • 20冊以上の著作が出版されている。
  • 『自由の木』は1950年にニューベリー栄誉書に選ばれた。
  • 『ポケットいっぱいのクリケット』はカルデコット栄誉書に選ばれた(挿絵:エヴァリン・ネス)。
  • ケンタッキー州カンバーランドの公共図書館は1965年に彼女の名を冠した。
  • イリノイ州の小中学生が投票する『Rebecca Caudill Young Reader's Book Award』は彼女に因んで名付けられた。