世界・海外・国外の文学賞

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ロドリゴ・フレサン

ロドリゴ・フレサン

Rodrigo Fresán

プロフィール

性別
男性
生誕
1963-01-01 (ブエノスアイレス、アルゼンチン)
国籍
アルゼンチン
言語
スペイン語
居住地歴
ブエノスアイレス(アルゼンチン) → バルセロナ(スペイン) — 1999年以降

経歴

職業
作家, ジャーナリスト
活動期間
1991年〜
影響を受けた人物
フィリップ・K・ディック, ロベルト・ボラーニョ, スタンリー・キューブリック(映画), テレビ番組『トワイライト・ゾーン』

受賞歴

プリ・ロジェ・カイヨワ賞
2017
主催: Prix Roger Caillois 運営団体
結果: Winner
ベスト翻訳書賞
2018
対象作品: 『La parte inventada』(英訳:The Invented Part)
主催: Best Translated Book Award 運営団体
結果: Winner
Big Other Book Award for Translation (2024)
2025
対象作品: 『Melvill』
主催: Big Other
結果: Winner
Republic of Consciousness USA & Canada (2024)
2025
対象作品: 『Melvill』
主催: Republic of Consciousness
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Invented Part

    老いた作家が、文学の現状に失望しながら現実から姿を消そうとするところから始まる、記憶と創作の長大なメタフィクション。フィッツジェラルドやピンク・フロイド、映画や神話を自在に呼び込みながら、実在と虚構の境界を揺さぶり、語り直すことそのものの力を描く。

    現実を消し、物語を書き換えるために、作家は自分の人生そのものを解体する。

    552ページ
    メタフィクション記憶創作文学とポップカルチャー喪失現実と虚構

作品

代表作

『Historia Argentina』

1991年 小説 / 短編集

フレサンの初期作品。アルゼンチン社会や文学的実験が織り交ぜられた短篇・小説群。

アルゼンチン社会文学的実験

『Vidas de santos』

1993年 小説

宗教的モチーフや人物群を通じて人間像を描く作品。

宗教人物描写

『Trabajos Manuales』

1994年 小説

実験的な語りや形式を含む中期の作品。

形式実験

『Esperanto』

1995年 小説

言語やコミュニケーションを主題にした作品。

言語コミュニケーション

『La velocidad de las cosas』

1998年 小説

物の速度=時間や変化をめぐるテーマを扱う作品。

時間変化

『Mantra』

2001年 小説 / SF的要素

メキシコシティを舞台に、SF小説や映画・テレビの影響を受けた多層的な物語。

SF影響ポップカルチャー記憶

『Jardines de Kensington』

2003年 小説

記憶と都市、文学的参照が交錯する長編。英訳は Natasha Wimmer による。

都市記憶文学的参照

『El fondo del cielo』

2009年 小説

宇宙的イメージや比喩を用いながら記憶と創作を探る作品。

記憶宇宙的イメージ

『La parte inventada』

2014年 小説 / 自伝的要素

創作と記憶の境界を問い、文学と人生の関係を反復的に描く三部作の一部。

創作と記憶文学論

『La parte soñada』

2017年 小説

夢と想像を主題にした三部作の一作。英訳あり。

想像力

『La parte recordada』

2019年 小説

記憶の回顧を中心に据えた三部作完結編。英訳あり。

回顧記憶

『Melvill』

2022年 小説

実在の人物や文学的参照を織り交ぜた複雑な長編。英訳が出版され評価を受ける。

文学的参照アイデンティティ

『El estilo de los elementos』

2024年 評論 / エッセイ

近年の随筆・評論的な著作。スタイルや要素の理論的考察を含む。

スタイル論評論

『El Pequeño Gatsby: Apuntes para la teoría de una gran novela』

2025年 評論 / 文学論

『偉大な小説』の理論的考察を題材にした随筆集(出版年は2025)。

文学理論評論

全著作

  • Historia Argentina (1991)
  • Vidas de santos (1993)
  • Trabajos Manuales (1994)
  • Esperanto (1995)
  • La velocidad de las cosas (1998)
  • Mantra (2001)
  • Jardines de Kensington (2003)
  • El fondo del cielo (2009)
  • La parte inventada (2014)
  • La parte soñada (2017)
  • La parte recordada (2019)
  • Melvill (2022)
  • El estilo de los elementos (2024)
  • El Pequeño Gatsby: Apuntes para la teoría de una gran novela (2025)

作品の翻訳

  • Kensington Gardens — 英訳:Natasha Wimmer(2006)
  • The Bottom of the Sky(El fondo del cielo) — 英訳:Will Vanderhyden(2018)
  • The Invented Part(La parte inventada) — 英訳:Will Vanderhyden(2017)
  • The Dreamed Part(La parte soñada) — 英訳:Will Vanderhyden(2019)
  • The Remembered Part(La parte recordada) — 英訳:Will Vanderhyden(2022)
  • Melvill — 英訳:Will Vanderhyden(2024)

作風・主題

文体
メタフィクション的参照や引用の多い多層的な文体ジャンル混淆(SF、現代小説、随筆)
頻出モチーフ
記憶文学・メディアへの言及都市と風景ポップカルチャー

評価・遺産

フレサンはアルゼンチン出身でバルセロナを拠点とする作家で、メタフィクションやポップカルチャー参照を駆使した作品群で国際的に評価されている。複数の作品が英語などに翻訳され、現代ラテンアメリカ文学における独自の地位を築いている。

引用

  • (ジョナサン・レサム)彼は万華鏡のように多彩で心の広い、恥知らずに博学な語り手であり、部屋に酸素の一吹きをもたらすような人物だ。
    出典: ジョナサン・レサムによる評(Wikipedia 記載)

豆知識

  • 1999年以降はバルセロナ在住。
  • ロベルト・ボラーニョと親交があった。
  • 作品は多くの言語に翻訳されている。