ラナン文学賞
1回登壇
-
第198回(2015年 第5回開催) フェローシップ受賞作: Spill Simmer Falter Wither
孤独と共生、日常の細部を通して登場人物の心理を丁寧に描き出す小説。自然描写と静かな語り口で読者に強い印象を残す作品である。
小説孤独自然内面描写
サラ・ボーム
Sara Baume
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダン・ラウリー美術デザイン技術学院(Dún Laoghaire Institute of Art, Design and Technology) | 美術学部 | ファインアート | Bachelor (Fine Art) | 不明 | アイルランド |
| トリニティ・カレッジ・ダブリン | 創作(クリエイティブ・ライティング) | 創作(修士課程) | MPhil | 不明 | アイルランド |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015 | ヘネシー・ニュー・アイリッシュ・ライティング賞 | — | — | Hennessy(主催) | Won |
| — | ルーニー賞(Rooney Prize for Irish Literature) | — | — | Trinity College Dublin(授与) | Won |
| 2016 | ジェフリー・フェイバー記念賞 | スピル・シマー・ファルター・ウィザー | Fiction | Geoffrey Faber Memorial | Won |
| 2015 | コスタ・ブック・アワード(ファースト・ノベル部門) | スピル・シマー・ファルター・ウィザー | First Novel | Costa | Shortlisted |
| 2015 | ガーディアン・ファースト・ブック賞(ロングリスト) | スピル・シマー・ファルター・ウィザー | — | The Guardian | Longlisted |
| 2015 | アイリッシュ・ブック・アワード(Sunday Independent 新人賞) | — | Sunday Independent Newcomer of the Year | Irish Book Awards | Won |
| 2016 | デズモンド・エリオット賞(長いリスト) | スピル・シマー・ファルター・ウィザー | — | Desmond Elliott Prize | Longlisted |
| 2017 | ケイト・オブライエン賞 | — | — | Limerick Literary Festival(授与) | Won |
| 2017 | ロサンゼルス・タイムズ・ブック賞(Art Seidenbaum Award for First Fiction) | A Line Made by Walking | Art Seidenbaum Award for First Fiction | Los Angeles Times | Shortlisted |
| 2022 | ゴールドスミス賞(候補) | Seven Steeples | — | Goldsmiths, University of London | Shortlisted |
| 2021 | ラズボーンズ・フォリオ賞(Rathbones Folio Prize) | handiwork | — | Folio Prize(主催) | Shortlisted |
| 2023 | ディラン・トマス賞(候補) | — | — | Dylan Thomas Prize(主催) | Shortlisted |
孤独と共生、日常の細部を通して登場人物の心理を丁寧に描き出す小説。自然描写と静かな語り口で読者に強い印象を残す作品である。
『Spill Simmer Falter Wither』は、孤独な男と一匹の犬の関係を軸に、疎外と連帯を静かに描くデビュー長編。季節の移ろいに沿った構成が、感情の変化を繊細に浮かび上がらせる。
孤独と連帯が、季節のうつろいとともに進む。
孤独と老い、動物との関係を繊細に描いたデビュー作。語り手の内面と日常の細部が静かに積み重ねられる。
芸術家の生活と内省を扱った作品。Richard Longの彫刻に因むタイトルで、創作と自然・孤独がテーマとなる。
物作りや手仕事、関係性を巡る作品で、言語と物質的な営為を結び付ける独特の視点が特徴。
連作的・詩的な要素を含む近作で、場所と共同体、喪失を主題に扱う。
サラ・ボームは、繊細で詩的な視点から孤独や関係性を描く現代の重要なアイルランド系作家の一人と評価されている。複数の文学賞で受賞・候補となり、2015年のデビュー以来国際的な注目を集めている。