世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

トニー・ハリソン

トニー・ハリソン

Tonī Harison

別名: Tony William Harrison

プロフィール

性別
男性
生誕
1937-04-30 (イングランド、リーズ、ビーストン)
死没
2025-09-26 (イングランド、ニューカッスル・アポン・タイン) 88歳
国籍
イギリス
言語
英語
宗教
不明
居住地歴
リーズ → ナイジェリア、ザリア → チェコスロバキア、プラハ → ニューヨーク、フロリダ → ニューカッスル・アポン・タイン

経歴

職業
詩人, 劇作家, 翻訳家, リブレット作家
活動期間
1964年〜2017年
所属
ロイヤル・ナショナル・シアター
所属団体
ロイヤル・ソサエティ・オブ・リテラチャー フェロー (1984)

学歴

リーズ・グラマー・スクール
国: イギリス
奨学生として通学
リーズ大学
古典学
期間: 1950年代後半
国: イギリス

受賞歴

ヨーロッパ文学賞
2010
結果: won
デイビッド・コーエン賞
2015
結果: won
フェロニア賞
2016
結果: won
ジェフリー・フェイバー記念賞
1972
対象作品: The Loiners
結果: won
ヨーロッパ詩翻訳賞
1983
対象作品: オレステイア
結果: won
ホワイトレッド詩賞
1992
対象作品: The Gaze of the Gorgon
結果: won

受賞・候補エディション

ポペスク賞 1回登壇
  1. 受賞作: The Oresteia(オレステイア)

    アエスキュロスによる古代ギリシアの三部作で、復讐と正義、家族の呪いを主題にした叙事的悲劇群。ハリスンの英訳は原作の詩的なリズムと劇的な抑揚を英語で再現し、舞台性と古典的主題の現代的提示が評価された。

    復讐正義家族古代ギリシア悲劇
  1. 受賞作: The Gaze of the Gorgon

    神話や古典のモチーフを現代に置き換えて考察する長詩/劇詩的作品。記憶や歴史、目に見える/見えない暴力に対する詩的応答を示す。

    神話歴史記憶社会批評

作品

代表作

V

1985年

1984-85年の炭鉱ストライキ中に書かれた長編詩。両親の墓を訪れ、荒廃した墓地を描写。階級、暴力、社会問題を扱う。

階級闘争暴力労働者階級
映像化・舞台化
  • [テレビ映画] V / Richard Eyre (1987)

ミステリーズ

1985年 戯曲

ヨークとウェイクフィールドの神秘劇サイクルを適応した作品。ロイヤル・ナショナル・シアターで初演。

中世文学宗教劇北部イギリス
映像化・舞台化
  • [テレビ] The Mysteries / Bill Bryden (1985)

ヤン・タン・テテラ

1986年 オペラ・リブレット

ハリソン・バートウィッスル作曲の室内オペラ。羊飼いの民話に基づく。

民話羊の数え方超自然

プロメテウス

1998年 フィルム・ポエム

プロメテウス神話を用いて労働者階級の崩壊と社会主義の終焉を描く。

神話政治産業化

フラム

2008年 戯曲

フルトヨフ・ナンセンの北極探検とソ連飢饉救済を基に、芸術の役割を探求。

探検飢饉芸術

全著作

  • The Loiners (1970)
  • From the School of Eloquence (1978)
  • V (1985)
  • The Gaze of the Gorgon (1992)
  • Collected Poems (2007)

作家による翻訳

  • オレステイア (ギリシャ語から)
  • ライシストラタ (ギリシャ語から)
  • 人間嫌悪 (モリエールから)

作品の翻訳

  • クムクワット・フォー・ジョン・キーツ (ポーランド語)

作風・主題

文体
労働者階級の方言を用いた韻文古典作品の現代英語適応劇的な視覚効果
頻出モチーフ
階級格差戦争と暴力古典神話の現代政治利用

健康

  • アルツハイマー病
    数年前から2025年まで
    晩年に診断され、88歳で死去

評価・遺産

イギリスの主要な現代詩人・劇作家。労働者階級の視点から古典を再解釈し、ロイヤル・ナショナル・シアターで多数の作品が上演された。論争的な作品で知られる。

資料所蔵先

  • リーズ大学図書館

豆知識

  • パン屋の息子として労働者階級出身
  • 詩「V」で1980年代に大論争を引き起こす
  • ギリシャ悲劇の著名な翻訳者