アラブ・アメリカン・ブック賞
あらぶあめりかんぶっくしょう
アラブ系アメリカ人の文化・研究・文学を顕彰する年次の書籍賞(Arab American National Museum 主催)。
- Established
- 2006
- Organizer
- Arab American National Museum
- Category
- Children's Literature, Fairy Tales, and Picture Books
- Selection Method
- 公募
- Target
- Open
- Frequency
- 1 per year
- Application Deadline
- around March
- Announcement Period
- around September–November
- Status
- Active
Description
Arab American Book Awardは2006年に創設され、アラブ系アメリカ人の研究や書籍を称えることを目的とする年次の文学賞です。主催はArab American National Museum (AANM)で、成人フィクション、ノンフィクション(2011年よりEvelyn Shakir Non-Fiction Awardとして命名)、児童/ヤングアダルト、詩(George Ellenbogen Poetry Award)など複数の部門で受賞作を選出します。受賞作は選定された読者グループ(著名作家、大学教授、アーティスト、AANMスタッフなど)によって選ばれ、受賞発表は原則として毎年秋の招待制授賞式で行われます。2009年に年号表記を授賞日基準に変更するなど運用上の整理が行われています。
Prize
- Main Prize
- 受賞による表彰と広報(公式サイト・博物館での紹介、授賞式での表彰)。賞金の恒常的な金額は公開情報に明確に記載されていない。
- 設立支援としてDrs. A. Adnan and Barbara C. Aswadからの$10,000の寄付による基金設置(継続性支援)
- 受賞作はArab American National Museumおよび公式サイト等で紹介される
- 受賞者は招待制の授賞式に招かれる
Selection
Selection Process
| Stage | Judges | Pass Rate | Announcement |
|---|---|---|---|
| 応募受付 | 出版社または著者等からの応募(詳細な応募手続きはAANMの公式ガイドラインに準拠) | — | — |
| 選考 | 選定された読者グループ(著名作家、大学教授、アーティスト、AANMスタッフ等)による読書・討議で受賞作を決定 | — | 受賞作は招待制の授賞式で公表(毎年秋) |
Criteria
- アラブ系アメリカ人の経験・文化に対する貢献や理解を深める内容であること
- 文学的・学術的な質(表現、構成、研究の深さ)
- 独創性と資料・リサーチの確かさ(特にノンフィクション部門)
- 該当期間内に出版された書籍であること(応募要件の出版年基準に従うこと)
Application Tips
Dos
- 公式サイトの応募要項(出版年の適格性・カテゴリ分け)を事前に確認する
- 応募書類に正確な書誌情報と著者情報を添える(出版社情報、ISBN等)
- 作品がアラブ系アメリカ人の経験・文化に関わる点を明確に示す
- 応募カテゴリ(成人/ノンフィクション/児童・YA/詩)を正しく選ぶ
Don''ts
- 応募要項で対象外とされる出版年や形式の作品を応募しない
- 不完全な情報(著者情報や出版情報の欠落)で提出しない
- カテゴリを無視して誤った部門で応募しない
From Judges
- 審査は選定された読者グループによる精読と討議で行われるため、研究の裏付けや文献・資料の提示が評価される
- 文学的完成度(表現、構成、独創性)と、アラブ系アメリカ人コミュニティへの貢献度の両方が重視される
- 応募前に公式の応募規程(出版年・フォーマット等)を必ず確認すること
Related Awards
- Arab American National Museum のその他プログラム・イベント
- ACCESS (Arab Community Center for Economic and Social Services) の関連事業
- 少数派や民族系文学を顕彰する他の文学賞(例:民族系文学賞等)
- 関連資料:List of Arab American writers
Official Resources
https://arabamericanmuseum.org/book-awards/Past Winners
千夜一夜物語の伝承に触発されたファンタジー。魔法の遺物や砂漠の交易、盗賊や神話的存在を巡る冒険を通じて運命と選択、物語の力を描き出す壮大な物語。
(部門:Adult Fiction)中東の伝承を取り入れたファンタジー作で注目される作家。『The Stardust Thief』で2023年に受賞(タイ)。
言語と移民経験をめぐる物語。エジプト系の登場人物が語る文化的誤解や孤立、自己表現の課題を繊細かつ鋭く描き、帰属と他者性を問う作品。
(部門:Adult Fiction)エジプト系の若手作家。言語と移民体験を鋭く描いた作品で2023年に評価された。
アメリカ中西部に根付くムスリム共同体の歴史と日常生活を描く研究。宗教的実践、地域社会の結びつき、差別と適応のプロセスをフィールドワークに基づき可視化する。
(部門:Evelyn Shakir Non-Fiction)アメリカ中西部のムスリム共同体を研究する著者。共同体の歴史と実情を描いた研究で受賞(タイ)。
アラブ文化や習慣を日常的に祝うことをリズミカルに伝える絵本。子どもたちに誇りと多様性を楽しく教えるカラー豊かな一冊。
(部門:Children's/Young Adult (C))児童向けに多文化を祝う作品を手がける作家。2023年に児童部門で受賞。
二文化で育つ少女が学校や家庭で直面する葛藤と成長を描くYA作品。仲間関係や自己受容を通じて成長する姿を温かく描いた物語。
(部門:Children's/Young Adult (YA))二文化で育つ子どもを描く作品で2023年YA部門を受賞。
愛と喪失、故郷の記憶を探る詩集。言語と身体、日常の断片を織り合わせた力強い詩作でディアスポラ経験を豊かに表現する。
(部門:George Ellenbogen Poetry Award)言語と記憶を巡る詩作で知られる詩人。詩集『O』で2023年に受賞。
サウジアラビアとアメリカを舞台に家族の秘密や帰属をめぐる物語を描く長編。文化間の緊張や個人の選択が物語の中心となり、繊細な心理描写が特徴。
(部門:Adult Fiction)サウジ/アラブ世界とアメリカの文脈を行き来する作家。『Bride of the Sea』で2022年に受賞。
紛争や追放を経験した人々の証言を集め、忘れられた記憶を掬い上げるノンフィクション。個々の証言を通して歴史の周縁に置かれた声の重要性を提示する。
(部門:Evelyn Shakir Non-Fiction)紛争や追放の経験を記録するノンフィクションで受賞(タイ)。
若者の視点で故郷とアイデンティティの葛藤を描くYA小説。移住や家族との複雑な関係を通じて“家”の意味を問い直す、詩的で感情に富んだ物語。
(部門:Children's/Young Adult)詩人であり若い読者向けの作品でも評価される作家。『Home is Not a Country』で2022年Children's/YA部門を受賞。
アラビア語の響きを取り込みながら、女性の声や故郷の追憶、移民経験を織り込む詩集。ディアスポラの不安や希望を抒情的に表現する作品群。
(部門:George Ellenbogen Poetry Award)女性の声や故郷の記憶を扱う詩人。詩集で受賞。
個人のトラウマと国家的な暴力を横断する物語。家族や過去の傷が現在に影響を与え、愛と怒りのはざまで再建を試みる主人公の旅が描かれる作品。
(部門:Adult Fiction)パレスチナ系の小説家・活動家。個人のトラウマと政治的背景を織り交ぜる長編で知られ、2021年に受賞。
シリア系コミュニティがカリフォルニアに根付くまでの経路と社会的変容を追う研究。移民の経路、商業活動、地域的結びつきを史料に基づき分析する。
(部門:Evelyn Shakir Non-Fiction)シリア系移民の歴史的経路を明らかにする研究で受賞(タイ)。
祖母と孫がキルト作りを通じて家族の歴史や文化を語り継ぐ絵本。多文化的アイデンティティと世代間のつながりをやさしく伝える作品。
(部門:Children's/Young Adult)文化的遺産と家族の絆を子ども向けに伝える作家。挿絵と物語で多文化性を表現する。
身体、家族史、国籍、クィアネスをめぐる詩集。個人的体験と政治的背景が交差する声で帰属と喪失の問題を詩的に検討する作品。
(部門:George Ellenbogen Poetry Award)クィア性や帰属を扱う詩人。『Birthright』で2021年に詩部門受賞。
小さなコミュニティでの殺人事件を契機に複数の登場人物の過去が明かされる群像劇。移民の経験、人種差別、偏見、家族史が交差し、アメリカ社会における“他者”の存在を深く掘り下げる。
(部門:Adult Fiction)モロッコ出身の小説家。移民やアイデンティティを扱う長編『The Other Americans』で受賞。
ユダヤ人家族の中に埋もれた中東史を掘り下げ、かつて“アラブ”と呼ばれた時代の記憶や、民族間の交錯を個人史を通じて描くノンフィクション。忘却と記憶の問題を問い直す。
(部門:Evelyn Shakir Non-Fiction)個人・家族史を掘り下げるノンフィクションで評価され、受賞(タイ)。
著者自身の幼少期と移民家庭での経験をコミック形式で綴る回想録。文化的アイデンティティや家族の期待、自己形成をユーモアと率直さで描写する。
(部門:Children's/Young Adult)グラフィック・メモワール形式で移民体験を描いた作品で受賞。
鳥のモチーフを通して喪失やディアスポラ、記憶を探る詩集。自然と個人史を重ねながら移民の感情を繊細に表現する作品群。
(部門:George Ellenbogen Poetry Award)詩集で受賞。喪失や移住の感情を象徴的に表現する詩作が特徴。
アラブ系移民の若者の視点を通じて、文化的摩擦や家族関係、アメリカ社会での帰属の問題を描く作品。アイデンティティの葛藤と成長が中心テーマとなっている。
(部門:Adult Fiction)『Amreekiya』で2019年にAdult Fiction部門を受賞した作家。移民世代の経験とアイデンティティを描く。
サンパウロにおけるシリア・レバノン系移民の形成過程と社会的役割を史料に基づき分析する研究。移民コミュニティの経済活動や社会的位置づけを明らかにする。
(部門:Evelyn Shakir Non-Fiction)サンパウロにおけるシリア・レバノン系移民の歴史を扱った研究で受賞。
親が子どもに向ける変わらぬ愛情をやさしく語りかける絵本。生まれたときからずっと続く親の愛と安心感を表現する温かい作品。
(部門:Children's/Young Adult)テレビ司会者として知られる人物が著した児童書で受賞。親子の愛を描く絵本が評価された。
喪失と記憶、政治的暴力をめぐる詩集。断片的なイメージと言語の力で消失と回復の可能性を探り、移民や戦争の影響を詩的に考察する。
(部門:George Ellenbogen Poetry Award)政治的・個人的喪失を題材に詩作を行う詩人。詩集で受賞。
四世代にわたるパレスチナの家族を追う物語。追放や移住、家の喪失が家族の日常をどう変容させるかを繊細に描き、記憶と帰属を巡る叙情的な長編。
(部門:Adult Fiction)パレスチナ系アメリカ人の詩人・作家。家族と追放を描いた『Salt Houses』で評価され、2018年に受賞。
アラブ系アメリカ人左派運動の形成と活動を史実に基づき追跡する研究書。活動家や同盟者の軌跡を辿り、帝国主義や人種差別に対する抵抗の実践と意義を整理する。
(部門:Evelyn Shakir Non-Fiction)1960〜80年代のアラブ系アメリカ人の政治運動を史的に検討した研究で受賞。
移民性や言語の交差、若さの感覚を主題にした詩集。個人史と故郷の欠落を詩的なイメージで紡ぎ、声と記憶の交差を探る作品群。
(部門:George Ellenbogen Poetry Award)言語と移民をテーマに詩作を行う詩人。詩集『The January Children』で受賞。
個人と集団の記憶、家族の過去と移民としての現在が交錯する長編。断片的な語りを通して戦争の傷跡や離散の影響を照射し、個人史と政治史の境界を揺さぶる詩的な物語。
(部門:Adult Fiction)レバノン系アメリカ人の小説家。家族史や移民経験、記憶を主題にした作風で知られ、2017年に『The Angel of History』で受賞。
先住アメリカとパレスチナの経験を比較し、脱植民地主義の観点からナショナリズムと連帯を再考する学術的論考。二つの文脈間の類似と差異を通じて政治的連帯の可能性を探る。
(部門:Evelyn Shakir Non-Fiction)先住民やパレスチナ問題を扱う研究者・論客。比較的視点から植民地主義と連帯を論じる著作で2017年に受賞。
祖母(Maria Mamoun)にまつわる宝物を通じて家族の歴史や文化を再発見する児童向けの物語。主人公の小さな冒険を通して文化継承や世代間の絆をやさしく描く。
(部門:Children's/Young Adult)児童向け作品で受賞した作家。文化や家族のつながりをやさしく描く作品で評価を受ける。
政治的暴力や個人的喪失、都市の記憶を織り込んだ詩集。鋭いイメージと断片的な形式によって戦争や移民の影響を掘り下げ、記憶の断層から現代を照射する。
(部門:George Ellenbogen Poetry Award)詩集で受賞した詩人。都市・戦争・移民の記憶を詩的に表現する作風。
パレスチナやディアスポラを題材にした短編や物語を収めた作品集。移動と帰属、個人の記憶を通じて文化的・政治的テーマを探る。
パレスチナ系アメリカ人の作家で、短編や児童文学を含む幅広い作品を発表している。
9/11以降のアメリカ社会におけるムスリムの生活や差別、政治的課題を取材とエッセイで描く著作。個別の体験を通じて構造的な問題を照らす。
アラブ系アメリカ人の作家・学者。社会問題や差別、移民経験に関する鋭い分析で知られる。
アラブ系アメリカ人の心理学的研究を網羅するハンドブック。文化的適応、家族関係、メンタルヘルスなどを学術的観点から整理した総合的な参考図書。
アラブ系アメリカ人の心理学研究に関わる編者の一人。学術分野での編集に携わる。
(共編者として)アラブ系アメリカ人の心理学に関する総合ハンドブック。文化的・社会的課題を心理学的に整理する学術書。
心理学や健康に関する研究に携わる編者。アラブ系アメリカ人の心理研究に貢献。
国家や国境、個人の移動をめぐる詩集。政治的・地理的なテーマを詩的に探求し、多声的な語りで現代の断片化した世界を描く。
国際的に活動する詩人・劇作家。移動や国境、言語を主題に多彩な作品を発表している。
ベイルート在住の老婦人翻訳者の内面と生活を通して、孤独、文学、記憶について内省的に描く長編。孤立した人物の内的世界が豊かに紡がれる。
レバノン系の作家で、複数の小説で国際的な評価を受ける。多文化的な視点と鋭い人物描写が特徴。
16世紀の探検隊に参加したムーア人サイードの視点で語られる歴史小説。植民地主義と被抑圧者の視点を掘り下げ、歴史の周縁にいた声を浮かび上がらせる。
モロッコ出身でアメリカで活動する作家。歴史と個人の物語を融合させた作品で知られる。
デトロイトにおけるムスリム共同体の歴史を掘り下げ、移民の宗教的実践や地域社会における貢献を再評価する研究。過去の物語を掘り起こす地域史的研究書。
都市史や移民史を研究する研究者。地域社会における宗教史の再評価に貢献する研究を行っている。
家族や故郷の記憶をやさしく描く児童向けの物語。文化的多様性や家族の絆、成長を温かく綴る作品。
詩人として幅広く活動し、児童向け作品や詩集で幅広い読者層に親しまれている。
アラブの春や社会運動を背景にした詩集。公民の声や抗議の感情、変革の希望と苦悩を詩的に表現する作品群。
エジプト系アメリカ人の詩人で、政治や社会問題を詩作で扱う。教育者としても活動。
葬儀を生業とする家族を主人公に置き、イラクでの暴力と喪失、宗教的儀礼を通して人間の尊厳や記憶を問う物語。暗いテーマをユーモアと深い思索で包む作品。
イラク出身の作家・詩人。戦争や喪失、個人と社会の関係をテーマとした作品群で知られる。
イラクに関する美学と政治の関係を論じる論集。戦時下の美術・文化表現と政治的実践を学際的に検討し、イラク社会の複雑性を浮き彫りにする編集書。
中東のジェンダー研究を専門とする学者。フェミニズムと政治を結ぶ研究で知られる。
(共編者として)イラクの美学と政治をめぐる論集。文化表現と政治的状況の関連を学際的に掘り下げる。
学術編集に携わる研究者の一人。イラクとその文化研究に関与している。
アラブ系アメリカ人の歴史を子ども向けにやさしく解説する入門書。コミュニティの貢献や文化的背景を紹介し、若い読者に歴史的理解を促す。
児童教育や歴史をわかりやすく伝える作品に携わる著者・編者。
(共著)子ども向けにアラブ系アメリカ人の歴史と文化を紹介する入門書で、教育的かつ親しみやすい構成を持つ。
児童向けの文化教育に関わる著者・イラストレーター。
自然や記憶、言語をめぐる詩集。比喩とリズムを用いながら、個人的・公共的出来事を繊細に結びつける作品群。
詩人であり研究者。政治と個人の経験を詩で結びつける作品が評価されている。
レバノン移民の家庭や共同体を舞台に、郷愁とユーモア、世代間の断絶を織り交ぜた物語。移民としてのアイデンティティと帰属感を探る作品。
レバノン系アメリカ人の作家。移民経験や家族の物語を題材に作品を発表している。
家族と土地にまつわる個人的な記憶をたどりながら、中東の喪失と歴史を描く回想録的ノンフィクション。取材と家族史の接点を深く掘り下げる。
中東を取材するジャーナリスト。フィールドレポートと個人的記憶を融合させたノンフィクションで評価される。
エジプトの図書館を守る人々の活動を児童向けに紹介する絵本。文化遺産の保護と市民の連帯、図書館の重要性を子どもにも分かる形で伝える。
児童向けで文化保護や教育に関わる作品を手掛ける著者・編者。
(共著)図書館と蔵書の保全を描いた児童向けの絵本で、文化遺産の大切さと市民活動の意義を伝える作品。
児童書のイラストレーター兼著者として、文化や歴史を題材にした作品を手掛ける。
記憶と家族、移動の経験を詩的に綴った詩集。個人的な声と集団的な歴史が交差し、細やかな情感で読み手の共感を誘う。
詩人であり小説家。移民経験や家族、個人の記憶を主題にした繊細な表現で評価される。
食と記憶、家族関係を軸にした小説。主人公の内面と文化的背景が繊細に描かれ、移民家庭の複雑な絆と自己探求が主題となる。
アラブ系アメリカ人の作家で、食文化や家族、移民体験を題材にした作品が多い。
アラブ系およびアラブ系アメリカ人フェミニズムに関する論集。ジェンダー、暴力、帰属感を学際的に検討するエッセイを集め、運動と理論の交差点を照らす。
フェミニズムと中東研究に関わる研究者・編者。学際的な論集の編集に携わる。
(共編者として)フェミニズムとアラブ系コミュニティに関する学術論集。多様な視点からジェンダーと暴力の問題を論じる編集書。
学術論集の編者の一人として、メディア研究や文化政治を扱う研究に従事する。
(共編者として)アラブ系フェミニズムに焦点を当てた論集。暴力や帰属の問題を多角的に検討する学術的編集書。
中東系アメリカ人の研究者・編者として活動。移民やジェンダーを中心に研究を行う。
アブグレイブなどの人権侵害をめぐる記憶と証言を詩的に再構築する作品群。政治的惨事と個人的体験の交錯を詩の形式で問い直す。
詩人であり学者。戦争や公的な暴力をテーマにした詩作で知られる。
移民家族の世代間の葛藤と記憶を織り交ぜながら、個人と共同体の絆を描く小説。過去と現在が交差する物語構造で家族史を紡ぐ。
移民体験や家族史を題材にした小説で知られる作家。新しい世代の複雑なアイデンティティを描く。
トレド地域のアラブ系アメリカ人コミュニティを対象に、文化的同化やコミュニティ参加の実態をまとめた編纂書。地域史と社会学的視点を提供する。
地域コミュニティに関する史料や研究を編集した編者。地域史と同化の問題を扱う研究に関与している。
子ども向けの物語で、友情や勇気、成長をテーマに描く。挿絵とともに物語を伝える児童文学作品。
児童書の作家・イラストレーター。歴史絵本や児童向け物語で知られる。
政治的観察や歴史的主題を取り入れた詩集。言語の機微と公的問題への鋭い視点を組み合わせた作品群である。
詩人であり翻訳者。詩作と翻訳を通じてアラブ世界と英語圏の文化をつなぐ活動を行っている。
短編や物語を集めた作品集で、中東の記憶や移住経験、個人の内面を詩的かつ視覚的な文体で綴る。断片的な語りが豊かな情感を生む。
レバノン出身の詩人・作家・画家。詩的で視覚的な表現を融合させた作品群で知られる国際的芸術家。
ロサンゼルスでの家族史や地域文化を回想し、移民の経験と都市生活の結びつきを描いたエッセイ集。個人的な記憶と公共の歴史を行き来する構成。
アラブ系アメリカ人の作家でありエッセイスト。都市や家族の記憶を主題にした作品を発表している。
戦争や亡命、日常の喪失をテーマにした詩集。個人的な体験を普遍的な言葉で表現し、痛みと希望を同時に描き出す。
イラク出身の詩人で英語・アラビア語で作品を発表。戦争や亡命を主題にした詩で国際的に評価される。
中東とアメリカを往来する主人公を通じて、移民としての混乱と自己発見、家族の複雑な関係を描く成長小説。ユーモアと哀愁を織り交ぜた語り口が特徴。
パレスチナ系アメリカ人の作家。家族史や移民経験をユーモアと痛切さを交えて描く作品で知られる。
アメリカ社会に生きる若いアラブ系アメリカ人の体験を取材・分析し、差別やスティグマ、アイデンティティの課題を実例とともに論じるノンフィクション。
アラブ系アメリカ人の作家・学者。人種・所属・差別についての受容と経験をテーマに執筆・研究を行う。
詩と短い散文を織り交ぜた作品集で、家族や日常の風景、記憶を温かい言葉で綴る。若年層にも親しみやすい表現が特徴。
詩人であり散文作家。パレスチナ系のルーツを持ち、やさしい語り口で日常と文化を結ぶ詩作で知られる。
政治的・個人的体験を鋭く切り取った詩集。抵抗やアイデンティティ、身体性を扱い、力強い言語表現で読者に訴えかける。
パレスチナ系の詩人・パフォーマー。力強い政治詩とパフォーマンスで知られる。
レバノン系アメリカ人の家族や故郷への思いを主題にした作品。移民経験、世代間の記憶、アイデンティティの葛藤を丁寧に描く短編や随筆の集成的作品。
アラブ系アメリカ人の作家・学者。女性史や移民の経験をテーマにした研究・創作で知られる。
ディアスポラや移民社会における文化的表象を論じる研究書。アラブ文化の受容と変容、アメリカ社会での表象の問題を検討する学術的考察を提示する。
アラブ世界の文化表象やディアスポラ研究を行う研究者。学術著作で文化的・歴史的文脈を分析する。
作者の子ども時代を回想する自伝的作品。パレスチナでの成長、家族や食文化、占領下での生活体験を通して文化と記憶を温かく描く回想録。
パレスチナ出身の作家・詩人。児童向け回想録や詩で知られる。
1970年代のリビアを舞台に、少年サリムの視点で独裁政治下の恐怖や家族の崩壊、父の失踪による喪失を描く長編。個人的な記憶と政治的抑圧が交錯し、成長とアイデンティティの模索を描写する。
リビア系の小説家。家族の喪失や政治的抑圧を主題に、記憶とアイデンティティを丁寧に描く作風で国際的評価を得ている。
パレスチナ近現代史を分析し、国家建設の難しさや国内外の政治的要因がパレスチナの運命にどのように影響したかを論じる研究書。歴史的文脈から制度的問題を浮き彫りにする。
中東史、特にパレスチナ問題の研究で知られる歴史学者。学術的な著作で国際的に知られる。
移民の少女が学校で孤立を感じるが、地域のりんご狩りを通じて新しい友人や居場所を見つける心温まる絵本。文化の違いと共感、帰属感がやさしく描かれる。
児童文学の作家で、絵本や児童向け作品を多数執筆。移民や共感をテーマにした作品でも知られる。
(共著・挿絵担当)移民の少女がコミュニティに受け入れられていく過程を描く絵本。イラストで情感豊かに物語を支えている。
児童書のイラストレーター。テキストと絵の協働で多くの絵本を手掛ける。