コスタ・ブック賞 こすたぶっくしょう
第4回(1974年)
受賞者
6名愛と欲望、倫理的ジレンマを主題とする長編。複雑に絡み合う人物関係を通じて、情愛と理性の対立や許しの可能性を探る。ユーモアと哲学的洞察が同居する作品。
哲学的な洞察と人間心理の深い観察を特色とする作家。倫理や愛についての問いを織り込みながらエンターテインメント性も備えた長編で高く評価された。
女性思想家メアリー・ウルストンクラフトの生涯と思想を、私生活や時代背景と絡めて描き出す評伝。著作と思想形成の過程を史料に基づき読み解き、フェミニズム史への位置づけを示す。
歴史的人物や作家の伝記で著名な英国の伝記作家。史料に基づく丁寧な人物描写と時代考証に定評がある。
機知に富んだ少年トムが困難を知恵で切り抜ける、ユーモアと冒険に満ちた児童向けの物語。語りのリズムと愉快な展開が子どもたちの想像力を刺激する。
児童文学や成人向けの小説を手がけた作家。独特の語り口と想像力に富んだ物語作りで知られる。
(挿絵担当)物語のユーモラスな場面を生き生きと表現する挿絵を提供。絵によって物語のテンポとキャラクターが一層際立つ構成。
子ども向けの挿絵で国際的に知られるイラストレーター。軽やかで表情豊かな線描が特徴で、多くの児童書を視覚的に支えてきた。
歴史的な背景を感じさせる児童向けの物語。権力や責任、喪失と再生といった重めの主題を繊細に扱い、読後に余韻を残す作りが特徴である。
児童向けの長編・短編で知られる作家。歴史的要素を取り入れた物語や道徳的テーマを丁寧に扱う作品が評価されている。
対象人物(Brendanと思われる)の人生と業績を追う評伝的作品。公私の軌跡をたどりつつ、当時の文化的・社会的背景を照らし出す記述を行う。
報道や伝記分野で活動した著述家。実証的な資料に基づく人物研究を行い、伝記作品で評価を得ている。