ロサンゼルス・タイムズ ブック賞 ろさんぜるす・たいむず ぶっくしょう
第19回(1998年)
受賞者
9名チャールズ・リンドバーグの生涯を詳述した伝記。彼の飛行や私生活、公共性とプライバシーの緊張を丁寧に描き出す。
チャールズ・リンドバーグの生涯を詳述した伝記。
著名な伝記作家。大衆に受け入れられる伝記作品を手がける。
ルワンダ虐殺の経緯と、国際社会が止められたはずの暴力を止めなかった過程を、証言と取材で追うノンフィクション。
世界が見過ごした虐殺の実相を、現場の証言からたどる。
国際的事件を深く取材するジャーナリスト。特にルワンダ虐殺に関する報告で知られる。
イギリス東海岸を歩く旅の記録を軸に、帝国主義の記憶と崩壊の気配をたどる散文。写真、引用、連想が重なり、風景の細部から歴史の重さが立ち上がる。
歩くたびに、風景の底から歴史の影が立ち上がる。
記憶と歴史を独自の文体で織り交ぜるドイツ語圏の作家。散文詩的な長編で知られる。
人類の医学史を概観し、医術の発展と社会的影響、医療制度の変遷を広い視野でまとめた学術的通史。
医学史の分野で広く知られる学者。医学と社会の関係を歴史的に探る著作が多い。
幼少期の記憶と詩人としての成長を、断片的でありながら濃密な言葉でたどる詩集。私的な経験が、時代の空気とともに立ち上がる。
記憶のかけらが、詩のかたちでひとつずつ輪郭を持ちはじめる。
実験的で革新的な詩作を行う詩人。形式と感情の融合が特徴。
血液をめぐる医学、戦争、商業の歴史をたどるノンフィクション。治療の資源であり商品でもある血液が、どのように世界規模の流通と倫理の問題を生んだかを描く。
血液は生命の象徴であると同時に、商業と権力に深く結びついた資源でもある。
十代の少女が年上の女性と旅をしながら、自分の居場所と家族の問題に向き合う物語。ユーモアと切迫感をあわせ持ち、成長と自立の手触りが強い。
旅の途中で、少女は仕事と自分自身を学んでいく。
ヤングアダルト向けの作品で知られる作家。若者の成長と困難を丁寧に描く。