茅盾文学賞 まおどんぶんがくしょう
第9回(2015年)
長編小説中国文学文学賞
受賞者
5名
Ge Fei
受賞
Jiangnan Trilogy (江南三部曲)
江南地方を舞台に、都市と郷村、伝統と現代性の交錯を主題とする三部作。文化的記憶と個人のアイデンティティ、地域社会の変容を詩的かつ実験的な文章で描き出す。
江南の記憶と変容を、三つの物語でたどる。
江南地域性記憶とアイデンティティ
小説家
Wang Meng
受賞
The Scenery Around Here (这边风景)
都市と個人の関係、記憶と歴史を巡る長篇。中国現代社会の人々の内面と変化を描いた作品。
新疆の風景を通して、個人と時代の距離を見つめる。
705ページ
都市と記憶社会変化個人と国家
小説家
Li Peifu
受賞
Book of Life (生命册)
『生命册』は平原三部作の完結編にあたる長編で、地域社会の変遷と個人・家族の運命を描く作品。農村と都市化の衝突、歴史の記憶と人々の生活が主題となっている。
平原を背負って生きる人びとの運命を描く。
548ページ
農村社会変化家族歴史
小説家
Jin Yucheng
受賞
Blossoms (繁华)
上海を舞台に、主に上海方言で語られる群像的な長編小説。都市の変遷や市井の人々の生活、世代間の葛藤を繊細に描く。方言表現を多用することで地域の空気感を再現している。
上海の街の息づかいを、方言のリズムで立ち上げる。
444ページ
上海の市井生活都市化と変容記憶と郷愁世代間の関係
小説家
Su Tong
受賞
Shadow of the Hunter (黄雀记)
人間の欲望や道徳の曖昧さをテーマにした物語。登場人物の陰影と象徴的モチーフを通じて現代社会の人間関係の脆さを描き出す。
欲望と暴力が絡み合う街角の物語。
484ページ
人間関係欲望モラルの曖昧さ
小説家