受賞作品新刊
受賞作品の新書情報を確認できます
3476 件の新刊
つわものども:誉れの剣1 (EXLIBRIS CLASSICS 誉れの剣 1)
イーヴリン・ウォー, 小山 太一
第二次世界大戦下で、主人公ガイ・クラウチバックが軍務に身を投じる第一部。戦争の愚かさや人間関係の滑稽さを、皮肉とユーモアを交えて描く。
Inheritors
Asako Serizawa
『Train to Harbin』は、東アジアの近現代史を背景に、移動と記憶、家族史が交差する短編。収録短編集『Inheritors』の中核をなす一篇として、歴史の影が現在に及ぶ重みを描く。
Kiki's Delivery Service: The classic that inspired the beloved animated film
Eiko Kadono, Emily Balistrieri, Yuta Onoda
十三歳の魔女キキが黒猫ジジとともに親元を離れ、海辺の町コリコで空飛ぶ宅急便を始める児童文学。失敗や孤独、町の人々との出会いを通して、魔女としてだけでなく一人の子どもとして自立していく一年を描く。
Mother Daughter Widow Wife: A Novel
Robin Wasserman
三人の女性の人生が、記憶研究の施設や権力を持つ男性との関係を通して交差する長篇。欲望と支配、家族の断裂が時間をまたいで浮かび上がる。
The Dawning of the Apocalypse: The Roots of Slavery, White Supremacy, Settler Colonialism, and Capitalism in the Long Sixteenth Century
Gerald Horne
奴隷制、白人至上主義、入植植民地主義、資本主義の起源をたどり、アメリカ形成史の神話を問い直す歴史研究。
The Nickel Boys (Winner 2020 Pulitzer Prize for Fiction): A Novel
Colson Whitehead
1960年代フロリダ州の少年院ニッケル・アカデミーを舞台に、無実の罪で送られたエルウッドと、現実主義者のターナーの友情を軸に、制度化された暴力と人種差別が若者の人生を押しつぶしていく過程を描く長編。実在の改革学校の歴史を下敷きに、個人の尊厳と生存の判断を鋭く問う。
Tokyo Ueno Station (National Book Award Winner): A Novel
Yu Miri, Morgan Giles
福島県相馬郡に生まれた労働者カズは、東京オリンピックを前に上京し、上野で働き、やがて上野公園の片隅で暮らすようになる。死後も駅と公園をさまよう彼の記憶を通して、家族の喪失、貧困、災害、天皇制と都市の繁栄の影が静かに重ねられていく。
Miss Iceland
Auður Ava Ólafsdóttir
一九六〇年代のアイスランドで、作家になることを望む若い女性ヘクラが、社会の期待と性別役割に抗いながらレイキャビクへ向かう。友人たちの夢や孤独も交差し、創作する自由を求める姿がユーモアと哀感を帯びて描かれる。
The Attic Tragedy (English Edition)
J. Ashley-Smith
屋根裏を舞台にした短編。隠された過去や家族の秘密が露呈し、日常が非日常へと変わる過程を描く不穏な物語。
The Good Earth
Pearl S. Buck
中国の農民王龍とその家族の繁栄と衰退を描く長編。土地への執着、家族の絆、飢饉や社会変動が人物の運命を左右する様子を通して、農民生活の厳しさと尊厳を克明に描写する普遍的な人間ドラマ。