ブリティッシュ・ブック・アワード(Nibbies/ニビーズ)
パワー・オブ・ワン
1939年の南アフリカを舞台に、ピーケイという少年の成長を描いた自伝的小説。人種隔離政策が台頭する時代、孤独と差別の中で育った少年が、ボクシングと音楽、そして師との出会いを通じて「一人の力」の意味を学んでいく。著者ブライス・クーテナイの半自伝的作品であり、南アフリカの歴史と人間の尊厳を力強く描いた作品。
作品情報
頭でまず、それから心で――少年ピーケイが生涯を通じて抱き続けた言葉。
1939年の南アフリカ。アパルトヘイトが台頭する時代に生まれた少年ピーケイは、孤独と差別に満ちた幼少期を過ごしながらも、ボクシングのチャンピオンを夢見て成長していく。オーストラリアの国民的作家ブライス・クーテナイの半自伝的デビュー長編。世界累計数百万部のベストセラー。
レビュー要約
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出版社は本書を「南アフリカの歴史的背景の中で繰り広げられるボクシング、サスペンス、ドラマの物語」と評し、世界中で数百万部を売り上げたベストセラーとして紹介している。高い評価を得ている。
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 1993-02-01
- ページ数
- 378ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784087731651
- ISBN-10
- 4087731650
- 価格
- 3293 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/評論・文学研究/外国文学研究/英米文学
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レビュー
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傑作!
同名の映画の原作である本書は、映画とは比べようもない傑作です。 アフリカが舞台という点も新鮮です。 ただし、これがアパルトヘイトを白人の視点から、白人の都合の良いように描いたもの、と言う批判は免れません。主人公のピーケイは白人で、その彼が対立する黒人の部族をひとつにする・・・というシーンなど、白人を美化しすぎています。これは、白人はアパルトヘイトで黒人に対してこんなにひどいことをしたけれども、こんなに黒人のためを思っていたいいヤツもいたんだよ、というようなものでしょう。 その点に目をつぶれば、本書はユーモアたっぷり、話の展開も痛快で、とても面白く読める本です。