アヴィニョン五重奏I ムッシュー ---あるいは闇の君主 (アヴィニョン五重奏【全5巻】)
アヴィニョンを舞台に、愛と記憶と失われた関係をめぐる複層的な小説。
作品情報
愛の三角関係と都市の記憶が、幻想的に絡み合う。
Lawrence Durrell の『Monsieur』は、アヴィニョンの街と三人の関係を通して、記憶と欲望の迷宮を描く。Avignon Quintet の第一巻として、のちの連作へ続く入口になる。
書籍情報
- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 2012-11-07
- ページ数
- 344ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784309623115
- ISBN-10
- 4309623115
- 価格
- 3480 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/英米文学
『ユリシーズ』に始まるモダニズム文学最後の超大作全5巻が遂に刊行開始。南仏プロヴァンスの都市を舞台に、友の自殺をきっかけとして謎が謎を呼ぶ壮大な物語の迷宮が幕を開ける。
1912 1990。イギリス系植民者の息子としてインドに生まれ、イギリスで育つ。小説『黒い本』『アレクサンドリア四重奏』『アヴィニョン五重奏』、紀行『苦いレモン』、詩集『私だけの国』他。
レビュー
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読者待望のポストモダニズムの大作の訳出現!
ロレンス・ダレルの『アレクサンドリア四重奏』は早くに高松雄一氏によって訳出され、2007年には改訳も出されたが、 『アヴィニョン五重奏』の方は、文体の豪華・壮麗で難解なためか、なかなか訳出されなかった。今ここに新進気鋭の藤井光氏を得て、読者はこの大作家の白鳥の歌を鑑賞することができる。後4巻も続刊される予定で、この作品およびこの作家の全貌を観る楽しみが与えられることになる。
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ついに出るか!読むしかない。
ロレンス・ダレルの文句なしの代表作『アレクサンドリア四重奏』なら文学好きならご存知。この世界的名作に続くのが、皆さんが長い間待っていた、著者最後の大長編が『アヴィニョン五重奏』である。ダレル生誕100年記念出版とのこと。やったねー、ついに全5巻の刊行が始まりました! 語り手のブルース、その妻のシルヴィー、その兄ピエールによる三重奏で物語は始まり、やがて舞台は南仏からナイルの砂漠地帯へ。ピエールの死・・・そこに隠された謎を追う・・・ところが謎が謎を呼び読者も迷宮に誘われる・・・。ストーリーも時系列ではなく、まるでパズルのように紡がれていく。約半年に一冊のペースで順次刊行される予定だそうです。 さぁ、全巻出るのが実に楽しみです。