テレーズ・デスケルー
『テレーズ・デスケルー』は、息の詰まる結婚生活のなかで自由を求める女性の内面を描いたフランソワ・モーリアックの代表作。罪責や信仰、道徳的な圧力が静かに重なり、事件そのものよりも主人公の意識の揺れと孤独が深く掘り下げられる。
作品情報
沈黙の圧力のなかで自由を求める女性の孤独を、鋭く見つめた一冊。
1927年に刊行されたフランソワ・モーリアックの代表的長編で、1952年のノーベル文学賞を受けた作家を日本語で読む入口としても重要な作品。ボルドー近郊の土地を舞台に、家庭と社会の規範に縛られた女性の選択を追い、外からは見えにくい心の圧力を繊細に描く。日本語訳と英語訳の両方が現在も確認できる。
レビュー要約
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抑圧された環境にいる主人公の内面を、冷たさではなく緊張感のある筆致で掘り下げる点が評価されている。静かな文章のなかに、孤立や救済の感覚が強く残るという声が多い。
書籍情報
- 出版社
- ぎょうせい
- 発売日
- 2020-09-07
- ページ数
- 163ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 12.8 x 1 x 18.2 cm
- ISBN-13
- 9784324108284
- ISBN-10
- 4324108285
- 価格
- 1540 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/フランス文学
フランス20世紀を代表するカトリック作家、フランソワ・モーリヤックの没後50年を機に、 代表作 Thérèse Desqueyroux を新邦訳! フランス・ボルドー近郊のどこまでも広がる松林を血の中に受け継いできたテレーズ。 彼女が探し続ける「もうひとりの自分」とは? 作品紹介 夫に対する毒殺未遂容疑で予審にかけられていたテレーズだが、 家名を重んじる実家と婚家デスケルー家の奔走により免訴となる。 しかし、夫はテレーズとの対話を拒み、彼女の自由を奪い、 世間を欺くための演技だけを求める。 虚しい時間の中でテレーズは、親友アンヌとの思い出、 アンヌの想い人ジャン・アゼヴェドが自分にもたらした変化、 そして夫に砒素を盛るに至った記憶をたどる。 ―フランス・ボルドー近郊の松林が生い茂るランド地方を舞台に、 「もうひとりの自分」を探して因習の中でもがき続ける 一女性の心の内を描く不朽の名作。
福田耕介(ふくだ こうすけ) 上智大学教授 1964年東京生まれ。東京大学大学院博士課程中退。 ボルドー第三大学フランス文学・比較文学科博士課程修了(文学博士)。 現在、上智大学教授。 国際モーリヤック学会副会長。専攻はフランソワ・モーリヤックを中心とする 20世紀のフランス小説の研究。 白百合女子大学在職中より、遠藤周作の研究にも手をひろげて、 モーリヤックとの比較を核に据えて取り組んでいる。
レビュー
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商品到着
きれいな商品をありがとうございました。
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名作
なかなか難しいところを上手く訳していると思う。
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日本語の訳文が悪い。意味が流れない。考え考え読まないと、読んでも進まない。返品しました。
訳文が通じず返品しました。
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- ノーベル文学賞 第45回(1952年) ・受賞