世界・海外・国外の文学賞

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3476 件の新刊

Auto da fe
Gallimard

Auto da fe

Elias Canetti

偏執的な学者を中心に据えた小説で、孤立と破滅、言語と狂気の交錯を描く。群衆と権力をめぐるカネッティの洞察が小説的構図の中に凝縮され、近代的存在の危機を鮮烈に示す作品である。

The Last Fine Time
Knopf

The Last Fine Time

Verlyn Klinkenborg

バッファローのポーランド系家族が営むバーを軸に、地域社会の変化と家族の歴史を描くノンフィクション。ひとつの店を通して、都市の記憶と労働の文化が見えてくる。

Joseph Ashby of Tysoe
The Merlin Press Ltd

Joseph Ashby of Tysoe

M.K. Ashby

農業労働運動家ジョセフ・アシュビーの生涯を軸に、ワーウィックシャーの村社会がどう変わっていったかを描く伝記。個人史と地域史を重ね合わせながら、近代化の波に揺れる英国農村の姿を丁寧にたどる。

The Homeplace
Louisiana State Univ Pr

The Homeplace

Marilyn Nelson Waniek

マリリン・ネルソンの詩集。家族の記憶、とりわけ母の語りと黒人飛行兵テュースキーギー・エアメンの歴史を通して、個人史をアフリカ系アメリカ人の歴史へと広げていく。

Disappearing Through the Skylight: Culture & Technology in the Twentieth Century
Penguin Books

Disappearing Through the Skylight: Culture & Technology in the Twentieth Century

O. B. Hardison

20世紀における文化と技術の変容を多角的に論じた知的エッセイ集。自然、歴史、言語、芸術、人間の進化という五つの領域を横断しながら、テクノロジーが人間の価値観や思考様式をいかに根本から変えてきたかを考察する。カオスの新科学、コンピュータ・アート、バコン流経験主義など20世紀の知的革命を縦横に論じ、現代人が「天窓を通り抜けて消えていく」ように伝統的な自然観・文化観から遠ざかる過程を活写する。フォルジャー・シェイクスピア図書館館長を務めた著者が、文学研究者の目と科学への深い関心を組み合わせて描き出した刺激的な文明論。