Italian Days
Barbara Grizzuti Harrison
イタリア半島を縦断する旅を通して、歴史、政治、民俗、食、建築、芸術、文学を見つめ直す旅行記。著者自身の感覚と文化観察が豊かに交差する。
受賞作品の新書情報を確認できます
3476 件の新刊
Barbara Grizzuti Harrison
イタリア半島を縦断する旅を通して、歴史、政治、民俗、食、建築、芸術、文学を見つめ直す旅行記。著者自身の感覚と文化観察が豊かに交差する。
Neil Gaiman, Charles Vess, Dave McKean
『サンドマン』第19号に収録された短編で、シェイクスピアの『真夏の夜の夢』の上演を、妖精王オーベロンとティターニアたちが自分たちの物語として見つめ直す。古典劇の舞台裏を幻想世界から描き返し、創作と現実の境界を静かに揺らす作品。
Cynthia Ozick
強制収容所を背景に、母親が幼児をショールに包んで守ろうとする姿を通じて、記憶と喪失、トラウマの残酷さを描く短編。象徴的なショールが生と喪失をつなぐ装置となる。
Czeslaw Milosz
東欧の知識人がイデオロギーと権力の圧力に屈する過程を分析した評論的著作。思想の自己検証と歴史意識の重要性を論じ、権力下での個人の精神的自律を問いかける名著である。
Carol Beckwith, Tepilit Ole Saitoti
写真と当事者の語りを重ねながら、マサイの暮らし、祈り、儀礼、家族の結びつきを立体的に描く。大判の写真集として、風土と生活文化の奥行きをそのまま伝える。
Stephen R. Fox
第二次世界大戦中に拘束されたイタリア系・ドイツ系住民の経験を、口述証言と記録でたどる歴史書。公的にあまり語られてこなかった収容の実態を掘り起こす。
John Edgar Wideman
1985年のMOVE爆破事件に触発されたジョン・エドガー・ワイドマンの小説。作家カジュオが、焼け跡と記憶のなかで唯一の生存者を探しながら、都市の暴力と喪失に向き合う。
Marguerite de Angeli
中世のイングランドを舞台に、病によって歩けなくなった少年ロビンが、困難を受け止めながら自分の道を見つけていく物語。歴史的な風俗描写と、静かな勇気をたたえる語りが印象的である。
Irene Hunt
幼い頃の喪失と向き合いながら祖母に育てられる少女の成長を描く物語。時間をかけた成熟と日常の心理描写が評価された作品。
Edna O'Brien
アイルランドの村や都市を舞台に、孤独・愛・喪失を生きる女性たちの姿を描いた12編の短編集。魔法幻灯(ランタン)のように過去の記憶が浮かび上がる構成のなかで、オブライエンは饒舌でありながら痛切な語り口で、慕情・家族の軋轢・社会の噂話・アイルランドの地と文化への郷愁を鮮やかに照らし出す。村の奇人たちを連ねた冒頭と、ダブリンのパーティーでの人間模様を描く表題作に挟まれた各編は、いずれも満たされぬ欲望と諦念のなかで人々が「ただ持ちこたえている」姿を静かに映し出す。
André Gide, Dorothy Bussy
偽札事件と少年の自殺という実在の出来事に着想を得た、複数視点の実験的な長編。作家エドゥワールの手記を軸に、若者たちの危うい友情や欲望、真実と偽りの境界が複雑に絡み合っていく。