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アレッサンドロ・スピナ

アレッサンドロ・スピナ

Alessandro Spina

別名: Basili Shafik Khouzam / バシリ・シャフィク・クーザム
ペンネーム: アレッサンドロ・スピナ作家として使用した筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
1927-01-01 (ベンガジ(リビア))
死没
2013-01-01 (イタリア(フランチャコルタ付近・詳細不明)) 86歳
国籍
イタリア
言語
イタリア語
宗教
マロン派(マロン教会)
居住地歴
ベンガジ(出生〜少年期、帰郷して事業を営む) → ミラノ(学び、執筆活動の開始) → フランチャコルタ(引退後の居住地)

経歴

職業
小説家, 実業家
活動期間
1950年〜2013年
影響を受けた人物
アルベルト・モラヴィア, ジョルジョ・バッサーニ, ヴィットリオ・セレーニ, クラウディオ・マグリス, ポール・ボウルズ(作風比較), アルベール・コセリ(作風比較)

学歴

ミラノ(詳細学校名不明)
国: イタリア
ミラノで教育を受け、同地で最初の作品を発表したとされる。

受賞歴

バグッタ賞
2007
対象作品: I confini dell'ombra(影の境界) - 2006年の全集版
主催: バグッタ賞運営団体
結果: Winner

受賞・候補エディション

作品

代表作

I confini dell'ombra(影の境界)

2006年 歴史小説・短編集の連作 1268ページ

ベンガジの歴史を1911年の伊土戦争から1964年の石油開発まで追う、11巻から成る連作群。都市と人々の変容、植民地支配と近代化の過程を描く大著で、各巻は1970〜1980年代に個別刊行され、2006年に全集として刊行された。

植民地主義とその影響都市の変容近代化と資源開発(石油)ディアスポラと疎外
翻訳
  • 英語訳:アンドレ・ナフィス=サヘリーによる翻訳(The Confines of the Shadow)、DARF Publishersより巻1が刊行
  • フランス語訳:ジェラール・ジョノによる3作の翻訳『Tryptique Libyen』(L'Âge d'Homme、2013)

Tempo e Corruzione

1962年 小説

1962年刊の小説。詳細な内容は資料により限定的にしか知られていない。

Diario di Lavoro: Alle Origini De I Confini Dell'ombra

2010年 回想録/エッセイ

『I confini dell'ombra』成立の背景や制作過程に関する記録・回想。

L'ospitalità intellettuale

2012年 エッセイ

知的ホスピタリティ(受け入れ)をめぐるエッセイ集。

Elogio dell'inattuale

2013年 エッセイ

晩年に刊行された随想や論考を収めた一冊。

全著作

  • Tempo e Corruzione(1962)
  • I confini dell'ombra. In terra d'oltremare(2006、全集)
  • Diario Di Lavoro: Alle Origini De I Confini Dell'ombra(2010)
  • L'ospitalità intellettuale(2012)
  • Elogio dell'inattuale(2013)

作品の翻訳

  • 英語訳(部分・継続中):アンドレ・ナフィス=サヘリーによる『The Confines of the Shadow』(DARF Publishers、巻1刊行)
  • フランス語訳:ジェラール・ジョノによる『Tryptique Libyen』(L'Âge d'Homme、2013)

作風・主題

文体
冷静で客観的な叙述歴史的連続性に焦点を当てる長大な構成地中海・北アフリカの風景描写と社会観察
頻出モチーフ
植民地主義とその痕跡港町ベンガジの風景と記憶世代交代と社会の変容

評価・遺産

アレッサンドロ・スピナ(本名バシリ・シャフィク・クーザム)は、ベンガジの歴史を主題とした大規模な連作『I confini dell'ombra』で知られる。イタリア語圏における北アフリカと地中海世界の歴史・社会描写に貢献し、2006年の全集刊行は2007年のバグッタ賞受賞につながった。国内外で少数の翻訳が進められ、近年英語やフランス語圏で再評価されている。

豆知識

  • 本名はバシリ・シャフィク・クーザム(Basili Shafik Khouzam)。
  • 出生はリビアのベンガジにあるマロン派の家系に生まれるが、家族はアレッポ出身である。
  • 1954年にベンガジに戻り、父の織物工場を約25年にわたって経営しながら執筆を続けた。
  • 1970〜1980年代に個別刊行された11巻からなる連作を、2006年に全集(1268ページ)として刊行し、2007年にバグッタ賞を受賞した。
  • 晩年はイタリアのフランチャコルタで引退生活を送った。