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第20回(1997年) 受賞受賞作: The Joy of Sex: Pocket Edition
アレックス・コンフォートによる性に関する実用ガイド『The Joy of Sex』の携帯版(ポケットエディション)。カップルの性生活を豊かにするための解説や図示を簡潔にまとめ、性教育の観点から健康で満足度の高い性生活を提案する。
性教育セックスガイドライフスタイル
アレックス・コンフォート
アレックス・コンフォート
Alex Comfort
ペンネーム:
オバディア・ホーンブルック(公開書簡・詩で使用した仮名)
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1920-02-10 (ロンドン(パルマーズ・グリーン))
- 死没
- 2000-03-26 (オックスフォードシャー, イングランド) 80歳
- 国籍
- イギリス
- 言語
- 英語
- 居住地歴
- パルマーズ・グリーン(ロンドン) → バーネット(ハートフォードシャー/ロンドン郊外) → サンタバーバラ、カリフォルニア(短期間) → ケント(晩年)
経歴
- 職業
- 著者, 医師, 老年学者(ジェロントロジスト), 詩人, 性科学研究者, 政治思想家
- 活動期間
- 1940年〜2000年
- 所属
- ロンドン・ホスピタル(勤務), ロンドン・ホスピタル医科大学(講師), コンコロジカル・ソサエティ(会員), センター・フォー・ザ・スタディ・オブ・デモクラティック・インスティテューションズ(短期間勤務)
- 所属団体
- ピース・プレッジ・ユニオン(PPU), 核軍縮キャンペーン(Campaign for Nuclear Disarmament), Committee of 100(反核活動グループ), Conchological Society(貝類学会)
- 影響を受けた人物
- アルベール・カミュ, ウィリアム・ブレイク(作品の影響)
- 影響を与えた人物
- 性教育・性科学分野の一般大衆向け著作に影響を与えた作家や実務者, 老年学の普及・啓蒙活動に影響を与えた研究者
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ハイスゲート・スクール | — | — | — | 初等〜中等教育 | イギリス |
| トリニティ・カレッジ(ケンブリッジ大学) | 医学部 | 医学科 | MB BChir | 1939–1944 | イギリス |
| ロンドン大学(University of London) | — | 生理学/老年学 | PhD (1949), DSc (1962) | 1944–1962 | イギリス |
ハイスゲート・スクール
期間:
初等〜中等教育
国:
イギリス
中等教育。若年期に貝類収集に関心を持つ。
トリニティ・カレッジ(ケンブリッジ大学)
医学部
/ 医学科
学位:
MB BChir
期間:
1939–1944
卒業年:
1944
国:
イギリス
医学を学び、1944年に医学士(MB BChir)資格を取得。
ロンドン大学(University of London)
生理学/老年学
学位:
PhD (1949), DSc (1962)
期間:
1944–1962
卒業年:
1949
国:
イギリス
1949年に博士号(貝殻色素の研究)、1962年に老年学分野のDSc取得。
受賞・候補エディション
作品
代表作
ザ・ジョイ・オブ・セックス
1972年 ノンフィクション(性に関する入門書)性的実践と親密さをイラスト入りで解説した一般向けの実用書。1970年代の性革命の文脈で国際的に大きな影響を与えた。
性教育親密さ実用的ガイド
老化の生物学(The Biology of Senescence)
1956年 科学ノンフィクション(老年学)老化の生物学的側面を研究・普及した著作。老年学(biogerontology)の理解を一般に広める役割を果たした。
老化生物学寿命研究
権威と近代国家における非行(Authority and Delinquency in the Modern State)
1950年 政治思想/エッセイ権威主義と国家の役割に関する論考。反権力的・無政府主義的立場から執筆された作品群の一部。
無政府主義反権力政治倫理
全著作
- No Such Liberty(小説、1941)
- A Wreath for the Living(詩集、1942)
- The Biology of Senescence(1956)
- The Joy of Sex(1972)
- More Joy of Sex(1974)
- The New Joy of Sex(1992)
- Authority and Delinquency in the Modern State(1950)
- Peace and Disobedience(パンフレット、1946)
- I and That: Notes on the Biology of Religion(1980)
- Imperial Patient(歴史小説、1987)
作風・主題
- 文体
- 平易で実用的な解説を重視する文体科学的・学術的記述と随筆的・詩的表現の併存ユーモアや皮肉を含む語り口
- 頻出モチーフ
- 老いと死生観性的自由と親密性権威への批判と非暴力的抵抗
健康
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脳出血1991以降1991年の重度の脳出血以降、息子が介護と事務を担当。公的・私的活動は大幅に制限された。
評価・遺産
アレックス・コンフォートは『ザ・ジョイ・オブ・セックス』により国際的な知名度を得た一方で、老年学や反権力的政治論、詩作など多面的な業績を残した。UCLにアーカイブ(Comfort Papers)が所蔵されている。
関連学会
- Conchological Society of Great Britain & Ireland(会員)
資料所蔵先
- コンフォート・ペーパー(University College London 特別コレクション)
大衆文化への影響
- 『ザ・ジョイ・オブ・セックス』により「Dr. Sex」という通称で広く知られるようになった。
- 1970年代の性革命の一端を担う著作として引用されることが多い。
引用
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ヨーロッパへの爆撃は兵士や責任ある政治家の仕業ではない。それは血に飢えた愚か者の行為である。
出典: 『トリビューン』への書簡(1943年4月2日) (1943年)
豆知識
- 若年期に火薬の実験で左手を爆発により失い、親指だけが残ったとされる。
- 『ザ・ジョイ・オブ・セックス』で大きな商業的成功を得て「Dr. Sex」として知られるようになったが、それを不本意に感じていた。
- 1973年に自身のアーカイブをロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(UCL)に寄贈しており、後に息子からの追加寄贈もある(Comfort Papers)。
- カリフォルニアのサンドストーン・リトリートに通ったことで知られる。