世界・海外・国外の文学賞

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アニタ・ブルックナー

アニタ・ブルックナー

Anita Brookner

別名: Anita Schishka Bruckner

プロフィール

性別
女性
生誕
1928-07-16 (イングランド・ロンドン(ハーン・ヒル))
死没
2016-03-10 (イングランド・ロンドン(ロイヤル・バラ・オブ・ケンジントン・アンド・チェルシー)) 87歳
国籍
イギリス
言語
英語
宗教
ユダヤ系(世俗)
居住地歴
ロンドン(生誕〜死没) → パリ(1950年代、フランス政府奨学金で滞在)

経歴

職業
美術史家, 小説家, 大学教員
活動期間
1950年〜2011年
所属
クールトー美術研究所(講師、リーダー), キングス・カレッジ・ロンドン(フェロー), ニュー・ホール(フェロー、後のマレー・エドワーズ・カレッジ)
影響を受けた人物
アンソニー・ブラント(指導教官)
影響を与えた人物
オリヴィエ・バーグルーン(学生)

学歴

ジェームズ・アレン女子校 (James Allen's Girls' School)
期間: 中等教育
国: イギリス
私立の女子校で教育を受けた
キングス・カレッジ・ロンドン
歴史学
学位: BA
期間: 1946–1949
卒業年: 1949
国: イギリス
歴史の学士号を取得
クールトー美術研究所(ロンドン大学)
美術史
学位: PhD
期間: 1950–1953
卒業年: 1953
国: イギリス
当初は修士論文として開始した研究が博士論文に昇格
エコール・デュ・ルーヴル(奨学金)
期間: 1950年代(主に1950年頃)
卒業年: 1950
国: フランス
フランス政府奨学金で美術史研修のため滞在

受賞歴

ブッカー賞
1984
対象作品: ホテル・デュ・ラック
主催: ブッカー賞運営団体
結果: 受賞
大英帝国勲章(コマンダー)
1990
主催: イギリス王室
結果: 授与
ブッカー賞(ロングリスト)
2002
対象作品: ザ・ネクスト・ビッグ・シング(US題: Making Things Better)
主催: ブッカー賞運営団体
結果: ロングリスト
ジェームズ・テイト・ブラック記念賞(ショートリスト)
2009
対象作品: ストレンジャーズ
主催: ジェームズ・テイト・ブラック記念賞運営
結果: ショートリスト

受賞・候補エディション

ブッカー賞 1回登壇
  1. 受賞作: Hotel du Lac

    湖畔のホテルに身を寄せた小説家の静かな孤独を描く長編。会話と内省を軸に、人生の行き止まりと再出発を見つめる。

    静けさの中で、人生の輪郭が少しずつ見えてくる。

    小説孤独内省再出発女性

作品

代表作

A Start in Life

1981年 ドラマ

ブルックナーの処女小説。知的で内向的な女性主人公の心理と社会への適応を描く。

孤独社会的適応中産階級の女性
翻訳
  • 『A Start in Life』

Hotel du Lac

1984年 ドラマ

中年の女性作家が療養のため滞在したスイスのホテルでの出来事を通じ、孤独や自己評価、愛の在り方を描く。1984年のブッカー賞受賞作。

自己認識孤独愛と選択
映像化・舞台化
  • [テレビ映画] ホテル・デュ・ラック / Giles Foster (1986)
翻訳
  • 『ホテル・デュ・ラック』

Providence

1982年 ドラマ

個人的な喪失や家族関係を主題にした中編的な小説。

喪失家族

Look at Me

1983年 ドラマ

自尊心と他者との関係を繊細に描く小説。

自己意識対人関係

全著作

  • 『Greuze: 1725–1805: The Rise and Fall of an Eighteenth-century Phenomenon』
  • 『Jacques-Louis David』
  • 『A Start in Life』
  • 『Providence』
  • 『Look at Me』
  • 『ホテル・デュ・ラック』
  • 『Family and Friends』
  • 『A Misalliance』
  • 『A Friend from England』
  • 『Latecomers』
  • 『Lewis Percy』
  • 『Brief Lives』
  • 『A Closed Eye』
  • 『Fraud』
  • 『A Family Romance』
  • 『A Private View』
  • 『Incidents in the Rue Laugier』
  • 『Altered States』
  • 『Visitors』
  • 『Soundings』(エッセイ集)
  • 『Falling Slowly』
  • 『Undue Influence』
  • 『Romanticism and its Discontents』
  • 『The Bay of Angels』
  • 『The Next Big Thing』
  • 『The Rules of Engagement』
  • 『Leaving Home』
  • 『Strangers』
  • 『At The Hairdresser』(電子書籍)

翻案

  • 『ホテル・デュ・ラック』テレビ映画(監督:Giles Foster、1986年)

作品の翻訳

  • 『ホテル・デュ・ラック』(日本語訳)

作風・主題

文体
抒情的で抑制の効いた文体精密な心理描写冷静で観察的な語り
頻出モチーフ
孤独中産階級の女性の孤立移民の子孫としての背景失恋や喪失

評価・遺産

美術史家としての業績と、抒情的で繊細な文体による小説群で知られる。1984年のブッカー賞受賞などにより高く評価され、女性の美術史分野における先駆者でもあった。

記念館・博物館

  • ナショナル・ポートレートギャラリー(ロンドン) St Martin's Place, ロンドン, イングランド 1856年開館

関連学会

  • キングス・カレッジ・ロンドン(フェローシップ)
  • ニュー・ホール(フェローシップ)

資料所蔵先

  • アニタ・ブルックナー・コレクション(ハリー・ランサム・センター、テキサス大学)
  • クールトー美術研究所 コンウェイ・ライブラリ(写真資料所蔵)

引用

  • 「私はロンドンで最も孤独な女性の一人だと言ったことがある」
    出典: Paris Review インタビュー(1987) (1987年)

豆知識

  • 53歳で最初の小説を発表し、小説家としての経歴を開始した。
  • 1967年にケンブリッジ大学のスレード美術教授職を務めた最初の女性である。
  • 結婚はしなかったが、両親の介護をした。
  • 写真資料がクールトー美術研究所のコンウェイ・ライブラリに所蔵されている。