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第4回(1925年) 候補受賞作: Nicholas: A Manhattan Christmas Story
四つの夢物語を、夢の馬車という枠組みでつないだ連作短編集。やさしい幻想性と寓話性があり、子ども向けおとぎ話の手触りが濃い。
夢の馬車は、子どもたちの眠りへとそっと旅をする。
幻想短編集寓話夢
アン・キャロル・ムーア
アン・キャロル・ムーア
Anne Carroll Moore
別名:
ACM / Annie Carroll Moore
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1871-07-12 (アメリカ合衆国メイン州リメリック)
- 死没
- 1961-01-20 (アメリカ合衆国ニューヨーク市) 89歳
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 居住地歴
- メイン州リメリック(生誕地) → ブルックリン(プラット学院在学・勤務) → ニューヨーク市(ニューヨーク公共図書館勤務)
経歴
- 職業
- 図書館員, 作家, 教育者, 書評家
- 活動期間
- 1895年〜1961年
- 所属
- ニューヨーク公共図書館
- 影響を受けた人物
- メアリー・ライト・プラマー, キャロライン・ヒューインズ, ルティ・E・スターンズ
- 影響を与えた人物
- エレノア・エステス, プーラ・ベルプレ, マルシア・ブラウン, オーガスタ・ベイカー, マーガレット・マクエルダリー, フランセス・クラーク・セイヤーズ
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| リメリック・アカデミー | — | — | — | 幼年期〜青年期 | アメリカ合衆国 |
| ブラッドフォード・アカデミー | — | — | — | 2年間(年代:1890年代初頭) | アメリカ合衆国 |
| プラット・インスティテュート 図書館課程 | — | 図書館学課程 | — | 1895–1896(1年間の研修プログラム) | アメリカ合衆国 |
リメリック・アカデミー
期間:
幼年期〜青年期
国:
アメリカ合衆国
初等〜中等教育の学校。詳細な卒業年は不明。
ブラッドフォード・アカデミー
期間:
2年間(年代:1890年代初頭)
国:
アメリカ合衆国
2年制のカレッジ。正確な修了年は資料により異なる。
プラット・インスティテュート 図書館課程
図書館学課程
期間:
1895–1896(1年間の研修プログラム)
卒業年:
1896
国:
アメリカ合衆国
Mary Wright Plummer の下で1年の図書館研修を修了。
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1925 | ニューベリー賞(ランナーアップ) | ニコラス:マンハッタンのクリスマス物語 | — | アメリカ図書館協会(ALSC) | ランナーアップ |
| 1932 | プラット・インスティテュート 名誉ディプロマ | — | — | プラット・インスティテュート | 受賞 |
| 1940 | 文学博士(名誉) | — | — | メイン大学 | 授与 |
| 1955 | 名誉博士号(プラット・インスティテュート) | — | — | プラット・インスティテュート | 授与 |
| 1960 | レジーナ・メダル | — | — | カトリック図書館協会 | 受賞(児童図書サービスの先駆的功績に対して) |
ニューベリー賞(ランナーアップ)
1925
対象作品:
ニコラス:マンハッタンのクリスマス物語
主催:
アメリカ図書館協会(ALSC)
結果:
ランナーアップ
プラット・インスティテュート 名誉ディプロマ
1932
主催:
プラット・インスティテュート
結果:
受賞
文学博士(名誉)
1940
主催:
メイン大学
結果:
授与
名誉博士号(プラット・インスティテュート)
1955
主催:
プラット・インスティテュート
結果:
授与
レジーナ・メダル
1960
主催:
カトリック図書館協会
結果:
受賞(児童図書サービスの先駆的功績に対して)
受賞・候補エディション
作品
代表作
Roads to Childhood
1920年 回想録/児童文学評論自身の子ども時代を綴った回想録。子ども時代の思い出や図書館とのかかわりを描く。
子ども時代教育図書館サービス
ニコラス:マンハッタンのクリスマス物語
1924年 児童小説ムーアがストーリーテリング用に用いた人形をモデルにした子ども向けの物語。1925年のニューベリー賞でランナーアップとなる。
クリスマス都市と子ども想像力
The Three Owls
1924年 児童文学子ども向けの短い物語集。詳細なあらすじは資料により異なる。
動物道徳物語の楽しさ
ニコラスと黄金のガチョウ
1932年 児童小説(続編)『ニコラス』の続編。主人公ニコラスを中心にしたさらに多くの冒険を描く。
冒険友情ユーモア
全著作
- Roads to Childhood (1920)
- Nicholas: A Manhattan Christmas Story (1924)
- The Three Owls (1924)
- Cross-Roads to Childhood (1926)
- Nicholas and the Golden Goose (1932)
- Reading for Pleasure (1932)
- A Century of Kate Greenaway (1934)
- The Choice of a Hobby (1935)
- New Roads to Childhood (1946)
- Joseph A. Altsheler and American History (1961)
作風・主題
- 文体
- 実用的で教育的な文体子どもへの敬意を強調する語り口読みやすく直接的な表現
- 頻出モチーフ
- 子どもの尊重移民や多様性の包摂図書館と読み聞かせの力
評価・遺産
アン・キャロル・ムーアは20世紀のアメリカにおける児童図書館サービス確立の先駆者であり、多くの標準や実践を定めた。『グランド・ダム・オブ・チルドレンズ・サービス』と称され、児童書選定や子ども向けプログラムの基礎を築いた一方で、選書に関する強い判断が後年議論を呼んだ。
関連学会
- アメリカ図書館協会 子どもサービス部門(前身)
資料所蔵先
- ニューヨーク公共図書館アーカイブ(Anne Carroll Moore 関連資料)
大衆文化への影響
- 児童図書館員の典型像や権威的評価の象徴として言及されることがある
引用
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私がこの本に署名するとき、図書を大切に扱い、図書館の規則を守ることを約束します。
出典: ニューヨーク公共図書館の児童貸出票(ムーアの導入した貸出台帳) -
Not Recommended for Purchase by Expert(専門家の購読不推奨)
出典: ムーアのデスクに残された判子(書評活動に関連)
豆知識
- 本名は Annie Carroll Moore だが、混同を避けるため50代で Anne に改名した。
- 子ども向け図書貸出のために児童が署名する台帳を導入した。
- 1918年に Children’s Book Week(児童書週間)の創設に関わった。