世界・海外・国外の文学賞

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アン=マリー・ウォルターズ

アン=マリー・ウォルターズ

An-Marī Worutāzu

ペンネーム: アン=マリー・コメルト結婚後の氏(文芸エージェント業務などで使用)

プロフィール

性別
女性
生誕
1923-03-16 (ジュネーヴ(スイス))
死没
1998-10-02 (ラ・ボーム=ド=トランジ(フランス)) 75歳
国籍
イギリス
言語
英語, フランス語
居住地歴
ジュネーヴ(スイス) → イングランド(イギリス) → アメリカ合衆国 → スペイン → フランス

経歴

職業
女性補助空軍(WAAF)士官, SOE工作員(クーリエ), 著者, 編集者, 翻訳者, 文芸エージェント
活動期間
1941年〜1998年
所属
Women's Auxiliary Air Force(WAAF), Special Operations Executive(SOE)Fセクション, フランス抵抗運動(マキ)

学歴

ジュネーヴ国際学校
国: スイス
リーグ・オブ・ネイションズ関係者によって設立された国際教育機関で学んだ。

受賞歴

大英帝国勲章(MBE)
1945
主催: イギリス(王室)
結果: 受賞
クロワ・ド・ゲール(Croix de Guerre)
1945
主催: フランス政府
結果: 受賞
フランス抵抗勲章(Médaille de la Résistance française)
1945
主催: フランス政府
結果: 受賞
ジョン・ルウェリン・リース賞
1947
対象作品: ムーンドロップ・トゥ・ガスコーニュ
主催: John Llewellyn Rhys Prize 運営団体
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

ムーンドロップ・トゥ・ガスコーニュ

1946年 回顧録 246ページ

第二次世界大戦中にフランスでSOEのクーリエとして活動した体験を記した回想録。現地での任務、抵抗組織との協働、キャストルノーらとの関係、戦時下の緊張とユーモアが描かれる。

抵抗運動諜報活動女性の役割勇気と危険

全著作

  • ムーンドロップ・トゥ・ガスコーニュ(Moondrop to Gascony), Macmillan, 1946
  • Moondrop to Gascony(復刻版等)

作風・主題

文体
率直で回想的な語り口現場の細部に富む描写
頻出モチーフ
勇気戦争と抵抗友情と裏切り女性の自立

健康

  • アルツハイマー病
    晩年(詳細不明)
    晩年に認知機能が衰え、私生活と業務に影響を与えた。

評価・遺産

アン=マリー・ウォルターズは第二次世界大戦期にSOEのクーリエとしてフランス抵抗運動を支援した人物であり、回想録『ムーンドロップ・トゥ・ガスコーニュ』で文学的な評価も受けた。戦時の女性エージェントの勇気と複雑な人間関係を伝える証言として評価されている。

資料所蔵先

  • 英国国立公文書館(Kew): HS 9/339/2(婚姻名の下で所蔵)
  • Bibliothèque nationale de France(BnF)等の図書館資料

大衆文化への影響

  • 戦時スパイや女性抵抗活動家を題材とした研究・書籍で言及されることが多い。

引用

  • ある日、許可証を集めるためにオーシュへ行き、次の日はタルブへ金を運び、三日目は無線手に伝言を伝えるために自転車で走る。次は三日間タルブとモントレジョーで返事を待つ。
    出典: 『ムーンドロップ・トゥ・ガスコーニュ』 (1946年)
  • 家族が私を見たら第三等車両でベレーを深くかぶり、古いレインコートを着てパンとソーセージを食べながら半分馬鹿に見える私を認識できなかったかもしれない。
    出典: 『ムーンドロップ・トゥ・ガスコーニュ』 (1946年)

豆知識

  • 20歳でフランスに到着した際、SOEの最年少女性エージェントの一人だった(ソニア・バットと並ぶ)。
  • 1947年に『ムーンドロップ・トゥ・ガスコーニュ』でジョン・ルウェリン・リース賞を受賞した。
  • 1945年に大英帝国勲章(MBE)を受章、同年フランスからクロワ・ド・ゲールとフランス抵抗勲章を受けた。
  • 戦後はアメリカ、スペイン、フランスなどに在住し、翻訳・編集・文芸エージェント業を行った。