世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ブルーノ・アルパイア

ブルーノ・アルパイア

Bruno Arpaia

プロフィール

性別
男性
生誕
1957-01-01 (ナポリ(イタリア))
国籍
イタリア
言語
イタリア語, 英語
居住地歴
ナポリ → ミラノ

経歴

職業
作家, ジャーナリスト, 翻訳者, 編集コンサルタント
活動期間
1980年〜
ノミネート
カンピエッロ賞(選考対象)

学歴

ナポリ大学
政治学部 / 政治学
学位: 学士
国: イタリア
アメリカ史の専門化課程を修了し、同大学で教鞭をとった経験がある

受賞歴

バグッタ賞
1991
対象作品: I forestieri(イ・フォレスティエリ)
主催: Circolo della Bagutta(バグッタ協会)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

バグッタ賞 1回登壇
  1. 受賞作: I forastieri

    『I forastieri』は異邦人や旅人をめぐる物語を通して記憶や疎外、歴史的時間を探る作品で、初期作らしく語りとテーマの模索が見られる。

    小説記憶異邦人

作品

代表作

I forestieri(イ・フォレスティエリ)

1990年 小説

デビュー作。詳細なあらすじ情報は限定的だが、都市や人間関係を描く長編小説として発表された。

疎外人間関係
翻訳
  • I forestieri(和訳情報なし)

Il futuro in punta di piedi

1994年 随筆/評論

1994年刊。未来や政治・社会に関する論考的な作品。

政治社会

Tempo perso

1997年 小説

1997年刊。後に2003年にGuandaから再刊。

時間回想

歴史の天使(L'Angelo della storia)

2001年 歴史小説/伝記的フィクション

哲学者ヴァルター・ベンヤミンの逃避行と、1940年のヨーロッパで活動する若いスペインの活動家の物語を二重の視点で描く小説。史実と虚構を織り交ぜ、記憶や亡命、人間の信念を主題とする。

亡命記憶思想史
翻訳
  • 『歴史の天使』 - 英訳: The Angel of History(2006年、翻訳: ミンナ・プロクター)

Il passato davanti a noi

2006年 エッセイ/評論

2006年刊。過去と現在の関係を論じる作品。

歴史記憶

Per una sinistra reazionaria

2007年 政治評論

左派政治に関する批評的論考。

政治思想

L'energia del vuoto

2011年 小説

2011年刊。空虚とエネルギーをめぐるテーマを扱う長編。

存在虚無

Qualcosa, là fuori

2016年 小説

2016年刊。著者の近作の一つでテーマや文体の幅を示す作品。

外界不確実性

全著作

  • I forestieri(1990)
  • Il futuro in punta di piedi(1994)
  • Tempo perso(1997;Guanda再刊2003)
  • L'Angelo della storia(2001)
  • The Angel of History(英訳, 2006)
  • Il passato davanti a noi(2006)
  • Per una sinistra reazionaria(2007)
  • L'energia del vuoto(2011)
  • Qualcosa, là fuori(2016)

作品の翻訳

  • 『歴史の天使』→英訳: The Angel of History(2006、翻訳: ミンナ・プロクター)

作風・主題

文体
叙述的で歴史と個人史を織り交ぜる文体二重視点の語り
頻出モチーフ
亡命記憶思想と政治

評価・遺産

ブルーノ・アルパイアは、歴史的人物を題材にしたフィクションや政治的・社会的論考で知られるイタリアの作家・ジャーナリストである。『歴史の天使』は国際的にも翻訳され、彼の代表作として評価されている。

引用

  • 作品は記憶と亡命、信念の問題を探る――史実とフィクションの境界を行き来する語りによって。
    出典: 『歴史の天使』解説(一般的な評) (2001年)

豆知識

  • 1970年代〜1980年代にかけてナポリで学び、その後ジャーナリストとして活動を始めた。
  • 1989年にミラノに移り、La Repubblicaで勤務した経験がある。
  • 1991年にデビュー作『I forestieri』でバグッタ賞を受賞した。