世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

カルメン・クルツ

カルメン・クルツ

Carmen Kurtz

別名: Carmen de Rafael Marés
ペンネーム: ペドロ・クルツ夫の姓を使用して執筆

プロフィール

性別
女性
生誕
1911-09-18 (スペイン・バルセロナ)
死没
1999-02-05 (スペイン・バルセロナ) 87歳
国籍
スペイン
言語
スペイン語, カタルーニャ語, 英語
居住地歴
バルセロナ(出生地・最終居住地) → フランス(1935年から主に在住) → イギリス(教育の一部を受けた)

経歴

職業
作家, 小説家, 児童文学作家
活動期間
1955年〜1999年

学歴

国: イギリス(部分的に教育を受ける)
一部の教育を英国で受けたという記述があるが、所属校や学位は不明

受賞歴

バルセロナ市賞
1954
対象作品: 水の下で眠る
主催: バルセロナ市
結果: 受賞
プラネタ賞
1956
対象作品: 見知らぬ者(El desconocido)
主催: Planeta
結果: 受賞
カフェ・ヒホン賞(最終候補)
1963
対象作品: 暗闇で
主催: Café Gijón
結果: 最終候補
ラサリロ(Lazarillo)カラー賞
1964
対象作品:
主催: Lazarillo
結果: 受賞
バルバストロ市賞
1975
対象作品: カンディダの鳩たち
主催: バルバストロ市
結果: 受賞
ハンス・クリスチャン・アンデルセン国際賞(スペイン代表候補)
1980
主催: スペイン代表選考機関
結果: 候補
CCEI賞
1980
対象作品: VEVA
主催: CCEI / VEVA
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

見知らぬ者(El desconocido)

1956年 成人向け長編小説

カルメン・クルツの代表的な成人向け小説のひとつ。アイデンティティや自己認識を巡るテーマを扱う作品として評価されている。

アイデンティティ自我異文化経験

オスカー・シリーズ(コスモノート・オスカー)

1962年 児童文学

オスカーという少年とその雌のガチョウキナを主人公にした児童向けシリーズ。代表作『コスモノート・オスカー』では、少年が夢の中で宇宙旅行をする物語を通じて社会的なテーマを扱う。

冒険想像力社会的テーマ

全著作

  • 水の下で眠る(1955)
  • 見知らぬ者(El desconocido、1956)
  • コスモノート・オスカー(1962)
  • 暗闇で(1963)
  • 火(1964)
  • カンディダの鳩たち(1975)
  • VEVA(1980)

作風・主題

文体
明快で読みやすい文体児童文学と成人向け作品を行き来する柔軟さ現実主義と幻想的要素の融合
頻出モチーフ
旅と異文化経験子どもの視点アイデンティティの探求

評価・遺産

カルメン・クルツは1950年代から80年代にかけて児童文学および成人向け fiction の両面で活躍したスペインの作家である。特にオスカーを主人公とする児童作品は当時としては斬新な社会的テーマを取り入れており、スペインの児童文学における重要な位置を占める。複数の文学賞受賞やハンス・クリスチャン・アンデルセン賞の候補選出など国際的評価も得た。

豆知識

  • 本名はCarmen de Rafael Marés(カルメン・デ・ラフェル・マレス)。
  • 夫ペドロ・クルツの姓で執筆した。
  • 夫は第二次世界大戦中、強制収容所に収容された経験があるとされる。
  • 1980年にハンス・クリスチャン・アンデルセン国際賞のスペイン代表候補に選出された。