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キャリル・フィリップス

キャリル・フィリップス

Caryl Phillips

プロフィール

性別
男性
生誕
1958-03-13 (セントキッツ(セントクリストファー島))
国籍
セントキッツ出身・英国籍
言語
英語
居住地歴
リーズ(イングランド) → エディンバラ(スコットランド) → ロンドン(イングランド) → セントキッツ(カリブ海) → アマースト(マサチューセッツ州、米国) → ニューヘイブン(コネチカット州、米国)

経歴

職業
小説家, 劇作家, 随筆家, 大学教授
活動期間
1980年〜2025年
所属
アマースト・カレッジ(米国), バーナード・カレッジ(コロンビア大学系、米国), イェール大学(英文学教授、米国)
所属団体
王立文学協会, 王立芸術協会

学歴

オックスフォード大学クイーンズ・カレッジ
文学部 / 英語
学位: BA
期間: 1976–1979
卒業年: 1979
国: イギリス

受賞歴

マーティン・ルーサー・キング記念賞
1987
対象作品: 『The European Tribe』
結果: 受賞
グッゲンハイム・フェローシップ
1993
主催: グッゲンハイム財団
結果: フェローシップ
ラナン文学賞
1994
主催: ラナン財団
結果: 受賞
ジェームズ・テイト・ブラック記念賞
1994
対象作品: 『Crossing the River』
結果: 受賞
ブッカー賞
1993
対象作品: 『Crossing the River』
結果: 最終候補(ショートリスト)
コモンウェルス作家賞
2004
対象作品: 『Crossing the River』
結果: 受賞
コモンウェルス作家賞
2006
対象作品: 『A Distant Shore』
結果: 受賞
PEN/Beyond Margins賞
2006
対象作品: 『Dancing in the Dark』
主催: PEN America
結果: 受賞(出典に注記あり)
王立文学協会フェロー
2000
主催: 王立文学協会
結果: 選出(フェロー)
王立芸術協会フェロー
2011
主催: 王立芸術協会
結果: 選出(フェロー)
The Queen's College 名誉フェロー
2006
主催: オックスフォード大学クイーンズ・カレッジ
結果: 名誉フェロー
Best of the James Tait Black(ショートリスト)
2012
対象作品: 『Crossing the River』
結果: ショートリスト

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Crossing the River

    大西洋を横断する移動と分断を巡る短篇集的な構成で、奴隷制度やディアスポラの影響を受けた人々の視点を重ね、帰属と失われた歴史を描く。

    大西洋を横断する移動と分断を巡る短篇集的な構成で、奴隷制度やディアスポラの影響を受けた人々の視点を重ね、帰属と失われた歴史を描く。

    奴隷貿易ディアスポラアイデンティティ
ラナン文学賞 5回登壇
  1. 受賞作: ラナン文学賞(フィクション部門)

    移民や歴史的記憶を扱うフィクションへの貢献に対する受賞。

    移民アイデンティティ歴史
  2. 受賞作: ラナン文学賞(フィクション部門)

    移民や歴史的記憶を扱うフィクションへの貢献に対する受賞。

    移民アイデンティティ歴史
  3. 受賞作: ラナン文学賞(フィクション部門)

    移民や歴史的記憶を扱うフィクションへの貢献に対する受賞。

    移民アイデンティティ歴史
  4. 受賞作: ラナン文学賞(フィクション部門)

    移民や歴史的記憶を扱うフィクションへの貢献に対する受賞。

    移民アイデンティティ歴史
  1. 受賞作: A Distant Shore

    移民と疎外を主題とした作品。カリブ出身と英国在住者の視点を重ね合わせ、過去のトラウマや現代社会における排外性を鋭く描く社会派長編。

    移民疎外アイデンティティ社会問題

作品

代表作

『The Final Passage』

1985年 小説 224ページ

家族がセントキッツから英国へ移住する過程を描いた初期の小説。移民と帰属の問題を扱う。

移民帰属家族

『Crossing the River』

1993年 小説(断片的構成) 272ページ

複数の視点と時代を横断し、奴隷制とディアスポラの影響を追う作品。フィリップスの代表作の一つ。

奴隷制記憶ディアスポラアイデンティティ

『Dancing in the Dark』

2005年 小説 304ページ

近年の英国社会における人種・移民問題を扱う長篇。PEN賞系の評価を受けている。

移民人種現代社会

『A Distant Shore』

2003年 小説 256ページ

移民と孤立を描いた作品。英国での受容や疎外の問題を描く。

孤立受容移民経験

『The Lost Child』

2015年 小説 320ページ

戦後英国を舞台に、過去と記憶が交錯する文学的な物語。起源と受容を主題とする。

記憶歴史帰属

『Another Man in the Street』

2025年 小説

2025年刊。詳細は出版レビュー等を参照のこと。

全著作

  • 『The Final Passage』 (1985)
  • 『A State of Independence』 (1986)
  • 『Higher Ground』 (1989)
  • 『Cambridge』 (1991)
  • 『Crossing the River』 (1993)
  • 『A Distant Shore』 (2003)
  • 『Dancing in the Dark』 (2005)
  • 『The Lost Child』 (2015)
  • 『A View of the Empire at Sunset』 (2018)
  • 『Another Man in the Street』 (2025)
  • 随筆集: 『The European Tribe』, 『The Atlantic Sound』, 『A New World Order』, 『Colour Me English』
  • 戯曲: 『Strange Fruit』, 『The Shelter』, 『Playing Away』 等

翻案

  • BBCラジオのドラマ化作品(例:『A Kind of Home – James Baldwin in Paris』等)
  • ラジオ作品『Hotel Cristobel』『A Long Way from Home』

作風・主題

文体
ブラック・アトランティック的視座に基づく歴史的想像力断片的・モザイク的な語り社会的・政治的テーマを組み込む叙述
頻出モチーフ
移民と離散(ディアスポラ)記憶と忘却帰属と排除海/航海

評価・遺産

フィリップスはアフリカ系ディアスポラの経験を探求する重要な作家であり、複数の受賞歴と学術的・公共的な影響を持つ。小説や随筆、戯曲を通じて記憶、移民、アイデンティティを論じる作品群で知られる。

関連学会

  • 王立文学協会
  • 王立芸術協会

資料所蔵先

  • イェール大学ビーネッケ希少書文書館(Caryl Phillips Papers)

引用

  • 「読書は共感の行為である」
    出典: Financial Times インタビュー(2025年) (2025年)

豆知識

  • リーズ・ユナイテッドの熱烈なサポーターであり、試合を欠かさず観ると述べている。
  • 1995年、アマースト・カレッジで英文学の最年少テニュア教授になった。
  • 『Crossing the River』はブッカー賞のショートリスト入りを果たし、ジェームズ・テイト・ブラック賞など多数受賞した。