世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ドミニク・モリソー

ドミニーク・モリソー

Dominique Morisseau

プロフィール

性別
女性
生誕
1978-03-13 (アメリカ合衆国 ミシガン州 デトロイト)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
デトロイト(出身・育成) → ニューヨーク(活動拠点)

経歴

職業
劇作家, 女優, テレビライター
活動期間
2000年〜
影響を受けた人物
オーガスト・ウィルソン, カトリ・ホール, ルーベン・サンティアゴ=ハドソン(演出家)

学歴

ミシガン大学アンアーバー校
ファインアーツ(BFA取得) / 演技
学位: BFA
期間: 1996–2000
卒業年: 2000
国: アメリカ合衆国
演技専攻でBFAを取得。大学在学中に劇作を始める。

受賞歴

Jane Chambers Playwriting Award(名誉)
主催: Association for Theatre in Higher Education(Jane Chambers)
結果: オナリー(選出)
NAACPイメージ・アワード
主催: NAACP
結果: 受賞 (2回)
Primus Prize(オナリー)
2012
対象作品: Follow Me To Nellie's
主催: American Theatre Critics Association
結果: オナリー
Stavis Playwriting Award
主催: 不明
結果: 受賞
Edward M. Kennedy Prize for Drama Inspired by American History
2014
対象作品: Detroit '67
主催: コロンビア大学(Kennedy Prize)
結果: 受賞
Steinberg Playwright Award
2015
主催: American Theatre(Steinberg賞)
結果: 受賞
OBIE Award(特別表彰:コラボレーション)
2016
対象作品: Skeleton Crew
主催: The Village Voice / Obie Awards
結果: 受賞(特別表彰)
MacArthur Fellowship(Genius Grant)
2018
主催: MacArthur Foundation
結果: 受賞
Windham–Campbell Literature Prize(ドラマ部門)
2023
主催: イェール大学 Windham–Campbell
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Detroit '67(代表作)

    『Detroit '67』は1967年のデトロイト暴動を背景に、工場労働者や家庭の崩壊と連帯、個人の欲望と社会的緊張を掘り下げる劇。歴史と個の交差を通じて人種・労働・変革の問題を鮮烈に提示する作品群として評価されている。

    人種問題労働家族歴史

作品

代表作

Follow Me To Nellie's

2011年 戯曲

人種隔離や恋愛をテーマにした短編~中編の戯曲。プレミア・ステージで初演された。

人種地域社会

Detroit '67

2013年 戯曲

1967年のデトロイト暴動を背景に、登場人物たちが人種問題や経済的不安と向き合う様子を描く三幕の戯曲。

人種問題経済的不安コミュニティ

Blood at the Root

2014年 戯曲

学校と地域社会の中で表出する人種差別と緊張を扱った劇作。

人種差別教育コミュニティ

Paradise Blue

2015年 戯曲(音楽的要素あり)

元ミュージシャンのブルーが愛するジャズクラブを手放すか否かで葛藤する物語。音楽が作品形成に深く関わる。

音楽と表現変化と喪失コミュニティ

Skeleton Crew

2016年 戯曲

自動車工場で働く労働者たちが差し迫った解雇や工場閉鎖の現実と対峙する様を描く作品。共同制作での評価を得た。

労働経済的崩壊友情と連帯

Pipeline

2017年 戯曲

教育と人種、親子関係、学校と社会が生み出す構造的問題を扱う作品。

教育制度人種親子関係

Ain't Too Proud – The Life and Times of the Temptations(ブック作家)

2019年 ミュージカル(ブック)

テンプテーションズの伝記を基にしたジュークボックス・ミュージカルの台本を執筆。2019年にブロードウェイで開幕。

音楽史ブラックカルチャー成功と犠牲
映像化・舞台化
  • [ミュージカル(舞台)] エイント・トゥー・プラウド:ザ・ライフ・アンド・タイムズ・オブ・ザ・テンプテーションズ / Des McAnuff (2019)

全著作

  • Follow Me To Nellie's (2011)
  • Detroit '67 (2013)
  • Sunset Baby (2013)
  • Night Vision (2013)
  • Blood at the Root (2014)
  • Paradise Blue (2015)
  • Skeleton Crew (2016)
  • Pipeline (2017)
  • Mud Row (2019)
  • Confederates (2022)
  • Ain't Too Proud – The Life and Times of the Temptations (ブロードウェイ台本, 2019)

翻案

  • Ain't Too Proud(ブロードウェイ ミュージカル台本)

作風・主題

文体
音楽的リズムを取り入れた台詞社会的現実主義人物中心のドラマ
頻出モチーフ
デトロイトと地域社会労働と経済的な不安音楽(ジャズ、ブルース、ヒップホップ)人種とアイデンティティ

評価・遺産

モリソーは現代アメリカ演劇において、デトロイトを舞台にした市民の物語や音楽と結びついた劇作品で高く評価されている。ブロードウェイやテレビへの進出、マッカーサー賞など国際的な評価を得ており、黒人コミュニティの表現を広げた影響力ある劇作家と見なされている。

大衆文化への影響

  • ブロードウェイ・ミュージカル台本の執筆により舞台と大衆文化に影響を与えた。

引用

  • 音楽は私の作品の手がかりであり、資源であり、文化的障壁を越える統一者として機能する。
    出典: BroadwayWorldインタビュー (2015年)

豆知識

  • 2018年にマッカーサー・フェローシップ(Genius Grant)を受賞した。
  • 『The Detroit Project』と呼ばれる三部作(Detroit '67, Paradise Blue, Skeleton Crew)を執筆。
  • ブロードウェイで上演されたジュークボックス・ミュージカル『Ain't Too Proud』の台本を執筆した。