世界・海外・国外の文学賞

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ダグラス・アダムズ

ダグラス・アダムズ

Douglas Adams

プロフィール

性別
男性
生誕
1952-03-11 (イングランド・ケンブリッジ)
死没
2001-05-11 (アメリカ合衆国・カリフォルニア州サンタバーバラ) 49歳
国籍
イギリス
言語
英語
居住地歴
ケンブリッジ(出生・幼年) → ロンドン(活動期) → サンタバーバラ(晩年)

経歴

職業
小説家, 脚本家, コメディ作家, エッセイスト
活動期間
1974年〜2001年
所属
BBC, Pan Books(出版社)
影響を受けた人物
ルイス・キャロル, モンティ・パイソン(コメディグループ), カート・ヴォネガット
影響を与えた人物
イーイン・コルファー(『And Another Thing...』の著者), ニール・ゲイマン(作家), 多くのSF作家・コメディ作家

学歴

セント・ジョンズ・カレッジ(ケンブリッジ大学)
英文学部 / 英文学科
学位: BA (Hons)
期間: 1971–1974
卒業年: 1974
国: イギリス
在学中にラジオの脚本を書き始め、後に『銀河ヒッチハイク・ガイド』の基礎となる
ブレントウッド・スクール
期間: 1960s
卒業年: 1970
国: イギリス

受賞歴

BBCビッグリード(読者投票)
2003
対象作品: 銀河ヒッチハイク・ガイド
主催: BBC
結果: 第4位
BAFTAインタラクティブ賞(オンラインエンターテインメント部門)
2005
対象作品: 『銀河ヒッチハイク・ガイド』オンライン・アダプテーション
主催: 英国アカデミー(BAFTA)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

BSFA賞 3回登壇
  1. 受賞作: The Hitchhiker's Guide to the Galaxy (original radio series)

    ラジオドラマとして始まったSFコメディ。ナンセンスなユーモアと哲学的パロディを併せ持ち、宇宙旅行と人間の存在の愚かさを笑いながら描く独創的なシリーズ。

    SFコメディ風刺宇宙旅行哲学的ジョーク
  2. 受賞作: The Hitchhiker's Guide to the Galaxy (radio series)

    不条理なユーモアと風刺を織り交ぜた宇宙冒険。地球の破壊から始まる物語を通して人間存在への問いを提示するメディア作品。

    SFコメディ風刺宇宙冒険
  3. 受賞作: The Hitchhiker's Guide to the Galaxy (radio series - second series)

    ラジオドラマ第2シリーズ。既存の設定を拡張し、奇抜なユーモアと社会風刺を通して新たなエピソードを描いたシリーズ作品。

    SFコメディラジオドラマ風刺

作品

代表作

銀河ヒッチハイク・ガイド

1979年 SFコメディ 224ページ

地球がハイパースペース・バイパス建設のために破壊されるところから始まる。主人公アーサー・デントは、旅行ガイド『銀河ヒッチハイク・ガイド』の寄稿者であるフォード・プリフェクトに救われ、ゾフォド、トリリアン、うつ病的なアンドロイド・マーヴィンらとともに銀河を旅する。物語はユーモアと風刺を交えて宇宙の不条理や官僚主義、存在の問いを描く。

宇宙的な不条理官僚主義への風刺技術と人間性友情と旅
映像化・舞台化
  • [ラジオ] ラジオシリーズ(Primary and Secondary Phases) (1978)
  • [テレビ] テレビシリーズ(1981年) / Alan J. W. Bell (1981)
  • [映画] 銀河ヒッチハイク・ガイド(2005年映画) / Garth Jennings (2005)
  • [コンピュータゲーム] インフォコム版アドベンチャーゲーム(1984年) / Steve Meretzky (1984)
  • [舞台] 舞台版(1979年、Ken Campbell演出) / Ken Campbell (1979)
翻訳
  • 日本語: 銀河ヒッチハイク・ガイド
  • ドイツ語: Per Anhalter durch die Galaxis
  • フランス語: Le Guide du voyageur galactique
  • スペイン語: Guía del autoestopista galáctico

全著作

  • 銀河ヒッチハイク・ガイド(1979)
  • 宇宙の果てのレストラン(1980)
  • 人生、宇宙、そしてすべて(1982)
  • さようなら、そして魚をありがとう(1984)
  • ほとんど無害(1992)
  • And Another Thing...(2009、イーイン・コルファー著)
  • The Salmon of Doubt(遺作集、2002)

翻案

  • 1978–1980 年のラジオシリーズ(BBC Radio 4)
  • 1981 年のテレビシリーズ(BBC)
  • 1984 年のインフォコムによるアドベンチャーゲーム
  • 2005 年の映画化(Garth Jennings監督)

作品の翻訳

  • 日本語版: 銀河ヒッチハイク・ガイド(複数の出版社)
  • ドイツ語版: Per Anhalter durch die Galaxis

作風・主題

文体
機知に富んだユーモア会話調のナレーション風刺的・アイロニカルな文体
頻出モチーフ
タオル(Towel Day)数字「42」官僚主義と制度への風刺憂鬱なロボット(マーヴィン)

健康

  • 心臓発作(急性心臓突然死)
    2001
    2001年5月11日に急性心臓発作で死去し、後年の執筆活動を終えた

評価・遺産

ダグラス・アダムズと『銀河ヒッチハイク・ガイド』は英語圏のポップカルチャーに強い影響を与えた。作品はユーモアと哲学を融合させ、

大衆文化への影響

  • タオル・デイ(Towel Day):ファンが毎年5月25日にタオルを携行するファンイベント
  • 「42」が『人生、宇宙、そしてすべての究極の答え』として広く引用されるようになった
  • 小惑星や生物の種が作品にちなんで命名されるなど、科学界や芸術界にも影響を与えた
  • 多くのメディア(ラジオ、テレビ、映画、ゲーム、舞台)に翻案・派生作品が作られた

引用

  • ドント・パニック。
    出典: 『銀河ヒッチハイク・ガイド』(小説) (1979年)
  • 人生、宇宙、そしてすべての究極の問いに対する答えは「42」である。
    出典: 『銀河ヒッチハイク・ガイド』(小説) (1979年)
  • 締切が大好きだ。締切が過ぎ去るときのひゅうという音が好きだ。
    出典: ダグラス・アダムズ(エッセイ/遺作集) (2002年)

豆知識

  • 作品は2005年までに30以上の言語に翻訳された
  • 『銀河ヒッチハイク・ガイド』の最初の小説版は1979年に出版され、発行部数は早くから大きな成功を収めた
  • ファンによる記念行事「タオル・デイ」は2001年のアダムズの死後に始まった
  • インフォコムによる1984年のテキストアドベンチャーはゲーム史上の名作とされる