世界・海外・国外の文学賞

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E・B・ホワイト

イー・ビー・ホワイト

E.B. Howaito

ペンネーム: リー・ストラウト・ホワイト一部作品で使用した筆名(Farewell to Model Tなど)

プロフィール

性別
男性
生誕
1899-07-11 (ニューヨーク州マウントバーノン)
死没
1985-10-01 (メイン州ノース・ブルックリン(ブルックリン)) 86歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ニューヨーク州マウントバーノン(出生地) → ニューヨーク市(The New Yorker勤務など) → メイン州ブルックリン(晩年の農場)

経歴

職業
作家, エッセイスト, 児童文学作家
活動期間
1921年〜1985年
影響を受けた人物
ウィリアム・ストランク・ジュニア, スタンリー・ハート・ホワイト(兄)
影響を与えた人物
カート・ヴォネガット, ロジャー・アンジェル(継子), ケイト・ディカミロ(児童文学作家)

学歴

コーネル大学
学位: BA
期間: 1918–1921
卒業年: 1921
国: アメリカ合衆国
在学中にThe Cornell Daily Sunの編集に携わり、ニックネームは「Andy」。

受賞歴

ニューべリー・オナーズ
1953
対象作品: シャーロットのおくりもの
主催: アメリカ図書館協会(ALA)
結果: 受賞
アメリカ芸術文学アカデミー金メダル
1960
主催: アメリカ芸術文学アカデミー
結果: 受賞
大統領自由勲章
1963
主催: アメリカ合衆国大統領府
結果: 受賞
ローラ・イングルズ・ワイルダー賞
1970
主催: アメリカ図書館協会(ALSC)
結果: 受賞
ナショナル・メダル・フォー・リテラチュア
1971
主催: (該当組織)
結果: 受賞
L. L. ウィンシップ / PEN ニューイングランド賞
1977
対象作品: E.B.ホワイトの手紙
主催: PEN ニューイングランド
結果: 受賞
ピューリッツァー賞 特別表彰
1978
対象作品: 手紙、随筆、全作品
主催: ピューリッツァー賞委員会
結果: 受賞(特別表彰)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 生涯業績(随筆・児童文学)

    大人向けのエッセイと児童文学を通じて、日常の観察を普遍的なテーマへと昇華させる表現を確立した。『Charlotte's Web』『Stuart Little』などの児童書は世代を越えて愛読され、簡潔かつ深い文章技法が高く評価された。

    随筆児童文学観察文体

作品

代表作

スチュアート・リトル

1945年 児童文学

都会に住む小さなネズミ、スチュアートの冒険と家族・友情を描く物語。

アイデンティティ冒険家族
翻訳
  • スチュアート・リトル

シャーロットのおくりもの

1952年 児童文学

農場の子豚ウィルバーとクモのシャーロットの友情、命と犠牲を描いた物語。

友情生と死自然
映像化・舞台化
  • [映画] シャーロットのおくりもの(実写・アニメ混合版) / Gary Winick (2006)
  • [アニメ映画] シャーロットのおくりもの(アニメ) / チャールズ・A・ニコルズ (1973)
翻訳
  • シャーロットのおくりもの

白鳥のラッパ

1970年 児童文学

声の出ない白鳥がトランペットを使って自分の居場所を見つける成長物語。

自己表現成長自然
翻訳
  • 白鳥のラッパ

Here Is New York(ここにニューヨークあり)

1949年 随筆 / エッセイ

ニューヨークへの愛情と、それを脅かす要因についての私的考察(短い随筆を基にした短編書)。

都市論孤独市民性
翻訳
  • ここにニューヨークあり

スタイルの要素(改訂版)

1959年 文法・文体ガイド

William Strunk Jr. の『The Elements of Style』を改訂・増補した英語書き手向けの文法・文体指南書。

文体英語表現簡潔さ
翻訳
  • スタイルの要素(改訂, ストランク&ホワイト)

全著作

  • Less than Nothing, or, The Life and Times of Sterling Finny
  • The Lady Is Cold(詩集、1929)
  • Is Sex Necessary?(共著、1929)
  • Ho Hum: Newsbreaks from The New Yorker(1931)
  • Alice Through the Cellophane(1933)
  • Every Day Is Saturday(1934)
  • Farewell to Model T(1936)
  • The Fox of Peapack, and other poems(1938)
  • A Subtreasury of American Humor(共編、1941)
  • One Man's Meat(1942)
  • The Wild Flag(1943)
  • Stuart Little(1945)
  • Here Is New York(1949)
  • Charlotte's Web(1952)
  • The Second Tree from the Corner(1954)
  • The Elements of Style(改訂、1959)
  • The Points of My Compass(1962、手紙集)
  • The Trumpet of the Swan(1970)
  • Letters of E.B. White(1976)
  • Essays of E.B. White(1977)
  • Poems and Sketches of E.B. White(1981)

翻案

  • 短編アニメ『The Family That Dwelt Apart』(1973年、ナレーション:E.B.ホワイト)
  • シャーロットのおくりもの(1973年アニメ/2006年実写映画化)

作品の翻訳

  • シャーロットのおくりもの — 日本語訳
  • スチュアート・リトル — 日本語訳

作風・主題

文体
簡潔で明晰な散文ユーモアと観察に満ちた随筆児童向けに温かみのある語り口
頻出モチーフ
自然と季節農場と動物言葉と文体への慎重な配慮孤独とコミュニティ

健康

  • アルツハイマー病
    晩年
    晩年の創作活動に制約を与え、最後は健康悪化の一因となった。

評価・遺産

E.B.ホワイトは児童文学と随筆の分野で高く評価され、特に『シャーロットのおくりもの』は世代を超えて読み継がれている。文体指導書『The Elements of Style』の改訂によりライティング教育にも大きな影響を与えた。コーネル大学に彼の原稿・書簡コレクションが所蔵されている。

記念館・博物館

  • コーネル大学 特別資料室 — E.B.ホワイト・コレクション ニューヨーク州イサカ、コーネル大学図書館

関連学会

  • アメリカ芸術文学アカデミー(名誉会員など)

資料所蔵先

  • コーネル大学アーカイブ(E.B.ホワイト・コレクション)

大衆文化への影響

  • E.B.ホワイト朗読賞(E. B. White Read Aloud Award)
  • 『シャーロットのおくりもの』は学校図書や映画化を通じて広く知られている

引用

  • 私が本で伝えたいことは、いつだってただひとつ――それは世界を愛しているということだ。
    出典: 『シャーロットのおくりもの』前文(Kate DiCamilloによる引用) (1952年)

豆知識

  • コーネル大学在学中のあだ名は「Andy」。
  • 『The Elements of Style』を1959年に改訂し普及させた。
  • 愛犬(ダックスフント)ミニーと写った写真が知られている。
  • 1973年の短編アニメ『The Family That Dwelt Apart』でナレーションを務めた。