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エリザベス・ライト・エンライト

エリザベス・ライト・エンライト

Elizabeth Wright Enright

プロフィール

性別
女性
生誕
1907-09-17 (イリノイ州オークパーク)
死没
1968-06-08 (ニューヨーク州ロングアイランド、ウェインスコット) 60歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
イリノイ州オークパーク(出生地) → ニューイングランド(夏季滞在、ナントケット島) → ニューヨーク市(創作・活動期間) → ロングアイランド ウェインスコット(最終居住地)

経歴

職業
児童文学作家, イラストレーター, 短編作家(成人向け), 文芸評論家, 創作指導者(教員)
活動期間
1935年〜1968年
所属
バーナード大学(創作講座講師、1960–1962)
影響を受けた人物
マーサ・グラハム(舞踊教育を受けた)

学歴

アート・スチューデンツ・リーグ(ニューヨーク)
期間: 1927–1928
国: アメリカ合衆国
イラストレーションを学ぶために在籍
パーソンズ・スクール・オブ・デザイン(パリ校)
国: フランス(パリ)
イラストレーション関連の学びに関与

受賞歴

ニューべリー賞(メダル)
1939
対象作品: 『Thimble Summer(原題)』
主催: アメリカ図書館協会(ALA)
結果: Winner
ニューべリー賞(オナー)
1957
対象作品: 『Gone-Away Lake(原題)』
主催: アメリカ図書館協会(ALA)
結果: Honor
ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン 子ども書籍賞(Children's Spring Book Festival)
1957
対象作品: 『Gone-Away Lake(原題)』
主催: ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン
結果: Winner / Honor
O.ヘンリー賞(複数回)
主催: O. Henry Prize
結果: Winner (multiple years)
ルイス・キャロル・シェルフ賞
1970
対象作品: 『Gone-Away Lake(原題)』
主催: 未特定
結果: Recipient

受賞・候補エディション

作品

代表作

『Thimble Summer』

1938年 児童文学(児童向け小説)

夏の思い出や家族の物語を織り交ぜた児童小説。作者のウィスコンシンの農場や家族伝承に基づく描写が特徴。

家族季節の記憶成長

『Gone-Away Lake』

1957年 児童文学(児童向け小説)

廃れかけた湖畔の町とそこで出会う年長者たちとの友情を描く物語。郷愁と冒険が同居する作品。

郷愁友情探検

『Return to Gone-Away』

1961年 児童文学

『Gone-Away Lake』の続編。主人公たちが再び湖の町を訪れ、過去と現在が交差する出来事に向き合う。

記憶変化成長

メレンディ四部作(抜粋:『The Saturdays』『The Four-Story Mistake』『Then There Were Five』『Spiderweb for Two』)

1941年 児童文学(シリーズ)

ニューヨーク市とその周辺で暮らす四人兄弟姉妹の冒険と日常を描くシリーズ。知性と芸術性を持つ子どもたちの生活が中心。

家庭遊びと冒険創造性

『Kintu: A Congo Adventure』

1935年 児童文学(冒険)

作者が初めて発表した児童書。挿絵を描くことから発展して物語を書いた作品。

冒険文化的背景

全著作

  • 『Kintu: A Congo Adventure』 (1935)
  • 『Thimble Summer』 (1938)
  • 『The Sea Is All Around』 (1940)
  • 『The Saturdays』 (1941)
  • 『The Four-Story Mistake』 (1942)
  • 『Then There Were Five』 (1944)
  • 『Spiderweb for Two: A Melendy Maze』 (1951)
  • 『A Christmas Tree for Lydia』 (1951)
  • 『Gone-Away Lake』 (1957)
  • 『Return to Gone-Away』 (1961)
  • 『Tatsinda』 (1963)
  • 『Zeee』 (1965)
  • 短編集:『Borrowed Summer and Other Stories』 (1946)
  • 短編集:『The Moment Before the Rain』 (1951)
  • 短編集:『The Riddle of the Fly and Other Stories』 (1956)
  • 短編集/回想録:『Doublefields: Memories and Stories』 (1966)

翻案

  • 『Tale for a Deaf Ear』 — エンライトの短編を原作とした1957年のオペラ

作風・主題

文体
現実主義的で率直な文体子どもの視点に寄り添う温かみのある語り口ユーモアと抒情性の併存
頻出モチーフ
家庭生活と兄弟姉妹の関係季節(特に夏)の思い出郷愁と過去の場所への探訪

評価・遺産

エリザベス・エンライトは現実味のある児童小説と、子どもの視点に根ざした温かな物語で評価される。ニューべリー賞受賞や複数の受賞歴により児童文学への貢献は高く、メレンディ四部作や『Gone-Away Lake』は長く読み継がれている。

資料所蔵先

  • アメリカ議会図書館の所蔵レコード(LCCN)

大衆文化への影響

  • 『Gone-Away Lake』はSchool Library Journalの全時代児童小説ランキングで上位に入った(2012年、42位)。

引用

  • 「エリザベス・エンライトは現実主義の才がある。彼女の文体は率直で生き生きとしている。」
    出典: メイ・ヒル・アーバスノット(児童文学研究者) (1964年)

豆知識

  • 母方はフランク・ロイド・ライトの一族(母は建築家の妹の子孫)で、Taliesin(タリアセン)と縁がある。
  • かつてダンサーを志し、マーサ・グラハムに師事した経験がある。
  • 最初はイラストレーターとしてキャリアを始め、そこから物語を書くようになった。
  • 『Thimble Summer』で1939年のニューべリー賞を受賞し、30歳前後での受賞は若年の受賞者の一人とされる。