世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

エレン・ブライアント・ヴォイト

エレン・ブライアント・ヴォイト

Ellen Bryant Voigt

プロフィール

性別
女性
生誕
1943-05-09 (チャタム(バージニア州), アメリカ合衆国)
死没
2025-10-23 82歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
チャタム(バージニア州) → ケイパー(Danville・出生に関する記述に差異あり) → カボット(バーモント州)

経歴

職業
詩人, 教育者
活動期間
1976年〜2025年
所属
マサチューセッツ工科大学(M.I.T.), ゴダード大学, ウォーレン・ウィルソン大学 MFA プログラム, アカデミー・オブ・アメリカン・ポエッツ(選出された評議員/Chancellor)
所属団体
アカデミー・オブ・アメリカン・ポエッツ

学歴

コンバース大学(旧コンバース・カレッジ)
学位: BA
国: アメリカ合衆国
学士号取得(詳細年不明)
アイオワ大学
創作文学(MFAプログラム)
学位: MFA
国: アメリカ合衆国
MFA(年不明)

受賞歴

マッカーサー・フェローシップ(MacArthur Fellowship)
2015
主催: マッカーサー財団
結果: 受賞
バーモント州ポエット・ローレイト(州詩人)
1999
主催: バーモント州
結果: 任命(1999–2002)
ナショナル・ブック賞(最終候補)
2002
対象作品: Shadow of Heaven
主催: National Book Foundation
結果: 最終候補
ナショナル・ブック・クリティクス・サークル賞(最終候補)
1995
対象作品: Kyrie
主催: National Book Critics Circle
結果: 最終候補
ピューリッツァー賞(最終候補)
2008
対象作品: Messenger
主催: The Pulitzer Prizes
結果: 最終候補
アカデミー・オブ・アメリカン・ポエッツ・フェローシップ
2001
主催: アカデミー・オブ・アメリカン・ポエッツ
結果: 受賞
O. B. ハーディソン Jr. ポエトリー賞
2002
主催: フォルジャー・シェイクスピア図書館(主催)
結果: 受賞
グッゲンハイム賞(助成)
主催: ジョン・サイモン・グッゲンハイム記念財団
結果: 助成
全米芸術基金(NEA)助成
主催: National Endowment for the Arts
結果: 助成
プッシュカート賞
主催: Pushcart Press
結果: 受賞(詳細年不明)

受賞・候補エディション

ポエッツ賞 1回登壇
  1. 受賞作: Messenger: Selected Poems 1976–2006

    『Messenger: Selected Poems 1976–2006』は1976年から2006年までの作品を集めた選集で、自然、家族、地域性といった主題を通じて静かな観察と成熟した抒情を伝える。作品の変遷を概観できる選集である。

    選集自然家族地域性記憶
  1. 受賞作: 詩作(業績)

    繊細な言語感覚と声の技巧を特徴とする詩群。断片的な記憶や日常の光景を抒情的に編み上げ、読む者の内面に触れる作品が多く、詩の形式と声の関係に独自の貢献がある。

    抒情記憶女性の視点

作品

代表作

Claiming Kin

1976年

初期詩集。家族や起源、関係性をめぐる詩を収める。作者の初期作風を示す作品群。

家族起源人間関係

The Forces of Plenty

1983年

豊穣や日常の力を主題とする中期の詩集。

日常自然豊かさ

The Lotus Flowers: Poems

1987年

象徴性と自然描写が際立つ詩集。

自然象徴精神性

Two Trees

1992年

比喩と形による試みに富む作品群。

比喩記憶

Kyrie

1995年

宗教的モチーフや懺悔、個人的な救済を探る詩集。ナショナル・ブック・クリティクス・サークル賞の最終候補となった。

宗教赦し個人的救済

Shadow of Heaven

2002年

成熟した作風を示す詩集。ナショナル・ブック賞の最終候補に選ばれた。

存在自然喪失

Messenger: New and Selected Poems 1976-2006

2008年

過去30年の作品をまとめた選集と新作を収めた一冊。ピューリッツァー賞の最終候補になった。

回顧時間

The Flexible Lyric

2011年 エッセイ(作法論)

詩作に関するエッセイ集。形式と自由の関係、リリックの可塑性について論じる。

詩作論形式リリック

Headwaters: Poems

2013年

水や源流をめぐるイメージを中心にした詩集。

起源自然

Collected Poems

2023年

長年の作品を編纂した回顧的な詩集。

回顧総覧

全著作

  • Claiming Kin (1976)
  • The Forces of Plenty (1983)
  • The Lotus Flowers: Poems (1987)
  • Two Trees (1992)
  • Kyrie (1995)
  • Shadow of Heaven (2002)
  • Messenger: New and Selected Poems 1976-2006 (2008)
  • The Flexible Lyric (2011)(エッセイ集)
  • Headwaters: Poems (2013)
  • Collected Poems (2023)

作風・主題

文体
厳密な形式感とリリカルな自由の両立現実の辛辣さを受け止める冷静な視線明晰で沈黙を生かした語り
頻出モチーフ
自然(特に水や樹)家族と起源喪失と救済

評価・遺産

アメリカ現代詩における重要な声。形式と感情の均衡、教育者としての功績(低在籍型MFAプログラムの先駆)で評価された。多数の賞の候補・受賞歴を持ち、後進に影響を与えた。

関連学会

  • アカデミー・オブ・アメリカン・ポエッツ

豆知識

  • ゴダード大学で国内初の低在籍型MFA創作プログラムを1976年に立ち上げた。
  • 夫フランシス(フラン)・ヴォイトはゴダード大学の管理者で、2018年に死去した。
  • 息子の一人はウィル・ヴォイト(Will Voigt)。
  • コレクトされた詩集や選集が多数あり、複数の主要賞で最終候補となった。