ラナン文学賞
6回登壇
ゲイリー・ポール・ナバーン
ゲイリー・ポール・ナバーン
Gary Paul Nabhan
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1952-03-17 (アメリカ合衆国 インディアナ州 ゲイリー)
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 宗教
- エキュメニカル・フランシスコ会(キリスト教系)
- 居住地歴
- インディアナ州 ゲイリー(出生地) → アリゾナ州 タクソン/ツーソン(長年の居住地、勤務拠点) → アリゾナ州 パタゴニア(農園・自宅) → アリゾナ州 フラッグスタッフ(北アリゾナ大学勤務時期)
経歴
- 職業
- 農業生態学者, 民族植物学者, 作家, 環境活動家, 研究者, 大学教員
- 活動期間
- 1974年〜
- 所属
- Native Seeds/SEARCH(共同創設者), アリゾナ・ソノラ砂漠博物館(科学ディレクターを歴任), 北アリゾナ大学(創設ディレクター、Center for Sustainable Environments), アリゾナ大学(研究社会科学者、Kellogg Endowed Chair), Sabores Sin Fronteras(関与)
- 影響を受けた人物
- リチャード・E・シュルテス, ウェイド・デイビス, 伝統的先住民知識(トホノ・オ'オダムなど)
- 影響を与えた人物
- 地元食品運動(ローカルフード), エアルーム種子の保存運動, 花粉媒介生物保全活動のネットワーク
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| プレスコット・カレッジ | — | 環境生物学(学士) | B.A. | 1970–1974 | アメリカ合衆国 |
| アリゾナ大学 | — | 植物科学(園芸) | M.S. | 1976–1978 | アメリカ合衆国 |
| アリゾナ大学 | — | 乾燥地資源科学(学際) | Ph.D. | 1979–1983 | アメリカ合衆国 |
プレスコット・カレッジ
環境生物学(学士)
学位:
B.A.
期間:
1970–1974
卒業年:
1974
国:
アメリカ合衆国
コーネルカレッジから編入して取得
アリゾナ大学
植物科学(園芸)
学位:
M.S.
期間:
1976–1978
卒業年:
1978
国:
アメリカ合衆国
園芸学で修士号取得
アリゾナ大学
乾燥地資源科学(学際)
学位:
Ph.D.
期間:
1979–1983
卒業年:
1983
国:
アメリカ合衆国
博士論文: "Papago Fields: Arid Lands Ethnobotany and Agricultural Ecology"
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1986 | ジョン・バローズ・メダル | Gathering the Desert | — | ジョン・バローズ賞委員会 | 受賞 |
| 1990 | マッカーサー・フェローシップ | — | — | マッカーサー財団 | 受賞(フェローシップ) |
| 1999 | ラナン文学賞 | — | — | ラナン財団 | 受賞 |
| 1986 | サウスウェスト書籍賞 | — | — | サウスウェスト書籍賞委員会 | 受賞 |
| 1999 | サウスウェスト書籍賞 | — | — | サウスウェスト書籍賞委員会 | 受賞 |
| 1999 | ウエスタン・ステイツ書籍賞 | — | — | Western States Arts Federation 等 | 受賞 |
| 1991 | ピュー・環境保全奨学金 | — | — | ピュー財団 | 受賞 |
| 2001 | 保全生物学会 生涯功労賞 | — | — | 保全生物学会 | 受賞 |
| 2013 | MOCA ローカル・ジーニアス賞(ツーソン) | — | — | MOCA(トゥーソン) | 受賞 |
| 2009 | 名誉博士号(カールトン・カレッジ) | — | 名誉学位 | カールトン・カレッジ | 授与 |
| — | 名誉博士号(ユニティ・カレッジ) | — | 名誉学位 | ユニティ・カレッジ(メイン州) | 授与 |
ジョン・バローズ・メダル
1986
対象作品:
Gathering the Desert
主催:
ジョン・バローズ賞委員会
結果:
受賞
マッカーサー・フェローシップ
1990
主催:
マッカーサー財団
結果:
受賞(フェローシップ)
ラナン文学賞
1999
主催:
ラナン財団
結果:
受賞
サウスウェスト書籍賞
1986
主催:
サウスウェスト書籍賞委員会
結果:
受賞
サウスウェスト書籍賞
1999
主催:
サウスウェスト書籍賞委員会
結果:
受賞
ウエスタン・ステイツ書籍賞
1999
主催:
Western States Arts Federation 等
結果:
受賞
ピュー・環境保全奨学金
1991
主催:
ピュー財団
結果:
受賞
保全生物学会 生涯功労賞
2001
主催:
保全生物学会
結果:
受賞
MOCA ローカル・ジーニアス賞(ツーソン)
2013
主催:
MOCA(トゥーソン)
結果:
受賞
名誉博士号(カールトン・カレッジ)
2009
部門:
名誉学位
主催:
カールトン・カレッジ
結果:
授与
名誉博士号(ユニティ・カレッジ)
部門:
名誉学位
主催:
ユニティ・カレッジ(メイン州)
結果:
授与
受賞・候補エディション
作品
代表作
Gathering the Desert
1985年 自然史・エッセイアリゾナ周辺の乾燥地帯における植物と人間の関係を描いた自然史的エッセイ集。ジョン・バローズ・メダル受賞作。
砂漠の生態人間と植物の関係文化と生物多様性
The Desert Smells Like Rain
1982年 自然史・民族植物学トホノ・オ'オダムの国での野外経験や乾燥地の植物文化を描く自然主義的ノンフィクション。
民族植物学先住民知識乾燥地適応
Forgotten Pollinators
1996年 科学普及・環境保全花粉媒介者の減少とそれが生態系および食料生産に及ぼす影響を論じた重要な著作(共著)。
花粉媒介者保全生態系サービス農業との関係
Coming Home to Eat
2001年 食文化・地産地消地元の食文化と食の政治について論じ、ローカルフード運動への寄与をまとめた著作。
地産地消食と文化持続可能な農業
Enduring Seeds
1989年 民族植物学・農業史先住民農業と野生植物の保全についての研究と考察をまとめた著作。
種子保存先住民農業生物多様性保全
全著作
- The Desert Smells Like Rain (1982)
- Gathering the Desert (1985)
- Enduring Seeds (1989)
- Forgotten Pollinators(共著、1996)
- Coming Home to Eat (2001)
- Why Some Like It Hot (2004)
- Desert Terroir (2012)
- Mesquite: An Arboreal Love Affair (2018)
- The Nature of Desert (2020)
作風・主題
- 文体
- 自然史的ノンフィクション民族植物学に基づくエッセイ科学と詩的イメージの融合
- 頻出モチーフ
- 種子と遺伝資源花粉媒介者砂漠と境界地帯の風味と文化先住民の伝統知識
評価・遺産
ナバーンはローカルフード運動やエアルーム種子保存運動、花粉媒介者保全の分野で先駆的な役割を果たした。自然史的筆致で文化と生物多様性の結びつきを示し、多文化協働型保全の普及に貢献した。
関連学会
- 保全生物学会(Society for Conservation Biology)
資料所蔵先
- Gary Nabhan papers(アリゾナ州のアーカイブ)
大衆文化への影響
- Utne Reader のビジョナリー(2011)
- MOCA Tucson ローカル・ジーニアス賞(2013)
引用
-
私はパタゴニア周辺の国境地帯を、アメリカ合衆国の花粉媒介者の多様性の中心地と呼んでいる。
出典: Gary Nabhan(インタビュー/著作より)
豆知識
- レバノン人とシリア人の移民の孫にあたる。
- Native Seeds/SEARCH を共同創設した。
- ツーソン近郊のパタゴニアに五エーカーの農園を持ち、スペイン伝来や中東由来の系統を栽培している。