世界・海外・国外の文学賞

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GauZ'(アルマン・パトリック・グバカ=ブレデ)

ガウズ

GauZ'

別名: Armand Gauz / Armand Patrick Gbaka-Brédé
ペンネーム: GauZ'作家名・筆名として使用

プロフィール

性別
男性
生誕
1971-03-22 (コートジボワール・アビジャン(Plateau地区))
国籍
コートジボワール, フランス
言語
アニン語, フランス語
居住地歴
アタクベ(Attécoubé) → アニビレクル(Agnibilékrou) → ヨプーゴン(Yopougon) → ブアケ(Bouaké) → ダロア(Daloa) → ココディ(Cocody) → グラン=バサム(Grand-Bassam) → パリ(在住歴あり)

経歴

職業
作家, 出版社経営者, 脚本家, 俳優
活動期間
2005年〜
所属
Éditions Srèlè(出版社)
影響を受けた人物
エミール・ゾラ, ヴィクトル・ユゴー

学歴

フェリックス・ウフエ=ブアニ大学(Université Félix-Houphouët-Boigny)
学位: 修士(生化学)
卒業年: 1998
国: コートジボワール
生化学の修士号取得後、1999年にフランスへ渡る
パリ第7大学(Paris Diderot / Paris VII)
生化学
学位: 修士(生化学)
期間: 1999-2000
卒業年: 2000
国: フランス
奨学金で渡仏し在籍(学生ビザ取得の経緯に関しては経緯あり)

受賞歴

Prix des libraires Gibert Joseph
2014
対象作品: Debout-Payé
主催: Gibert Joseph
結果: winner
Grand prix littéraire d'Afrique noire
2018
対象作品: Camarade Papa
主催: Grand prix littéraire d'Afrique noire
結果: winner
International Booker Prize
2023
対象作品: Standing Heavy(Debout-Payé の英訳)
主催: The Booker Prizes
結果: shortlisted

受賞・候補エディション

作品

代表作

Debout-Payé

2014年 小説(社会風刺)

パリで働く無許可滞在のイボワール人警備員三人の視点から、植民地主義、差別、資本主義を風刺的に描く長編小説。

移民植民地主義の遺産労働環境人種差別都市生活
翻訳
  • Standing Heavy(英訳)

Camarade Papa

2018年 小説(歴史・政治)

19世紀の白人男性の視点に自身を置き、植民地主義やマルクス・レーニン主義を扱う小説。アムステルダム生まれのアフリカ系の子どもも主要な登場人物。

植民地主義政治思想歴史の視点

Black Manoo

2020年 小説(都市文学)

1990年代のパリのアフリカ人コミュニティを舞台に、薬物依存のミュージシャンを中心に描く作品。

移民コミュニティ音楽依存症都市の周縁

Cocoaïans(Naissance d’une nation chocolat)

2022年 ノンフィクション(政治史)

チョコレートの政治史を扱った論考・ルポルタージュ的作品。

食品産業植民地主義経済史

Portes

2024年 小説(社会派)

1996年に起きたパリのサン=ベルナール教会占拠を題材にした作品で、移民や難民の苦境を描く。『紙の三部作』の完結編と位置づけられる。

移民抗議行動社会正義

Aboudia(共著)

2024年 モノグラフ(芸術)

米国在住イボワール人アーティストAboudiaに関する論考・カタログ。共著刊行。

現代美術アフリカンアート

全著作

  • Debout-Payé(2014)
  • Camarade Papa(2018)
  • Black Manoo(2020)
  • Cocoaïans(2022)
  • Portes(2024)
  • Aboudia(共著、2024)

翻案

  • Parole(s) de Fana(短編ドキュメンタリー、監督)
  • Quand Sankara....(短編ドキュメンタリー、監督)
  • Beyond the Ocean(2006、脚本)
  • Ici C Babi — C’est doux mais c’est risqué(TVシリーズ、脚本)
  • Niabla(2023、共同創作・脚本・俳優)

作品の翻訳

  • Debout-Payé → Standing Heavy(英訳、Frank Wynne 翻訳)

作風・主題

文体
風刺的で批判的な語り口社会政治を直視する現実主義的表現ユーモアと辛辣な観察
頻出モチーフ
移民とディアスポラ植民地主義の遺産労働と低賃金労働者の視点都市の周縁

評価・遺産

GauZ'は風刺的で政治意識の高い作品群により、フランコフォニー圏やアフリカ現代文学で重要な声となった。小説・ノンフィクション・映像の横断的活動を通じて移民や植民地主義の問題を広く可視化している。出版社Éditions Srèlèの創設により、アフリカ文学の権利回収や流通にも影響を与えている。

大衆文化への影響

  • テレビシリーズ『Niabla』への出演・共同制作
  • テレビシリーズ『Ici C Babi』脚本・受賞

引用

  • 「私は二つの文化を持っている」
    出典: Le Monde(記事インタビュー) (2018年)

豆知識

  • 第一言語はアニン語である。
  • フランス滞在中に警備員として働いた経験が処女作『Debout-Payé』の着想になった。
  • Éditions Srèlèを設立し、コートジボワールを拠点に出版社を運営している。
  • 息子の誕生を経てフランス国籍を取得した。