世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ジョージ・バブ・デンジャーフィールド

ジョージ・バブ・デンジャーフィールド

George Bubb Dangerfield

プロフィール

性別
男性
生誕
1904-10-28 (イングランド、バークシャー州ニューベリー)
死没
1986-12-27 (アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタバーバラ) 82歳
国籍
イギリス, アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
イングランド(ニューべリー、ワルサムストウ) → アメリカ合衆国(カリフォルニア州、サンタバーバラなど)

経歴

職業
ジャーナリスト, 歴史家, 文学編集者, 大学教員, 著作家
活動期間
1927年〜1986年
所属
Vanity Fair(文学編集者、1933–1935), カリフォルニア大学サンタバーバラ校(教員)

学歴

フォレスト・スクール(ワルサムストウ)
期間: 幼年期〜中等教育
国: イギリス
初等〜中等教育機関。年代の詳細不明。
ハートフォード・カレッジ(オックスフォード大学)
学位: B.A.
期間: 1924–1927 (在籍の目安)
卒業年: 1927
国: イギリス
1927年にB.A.取得。専攻の詳細は資料により不明。

受賞歴

バンクロフト賞
1953
対象作品: 『The Era of Good Feelings』(グッド・フィールingsの時代)
主催: コロンビア大学図書館・歴史学部(授与)
結果: 受賞
ピューリッツァー賞(歴史部門)
1953
対象作品: 『The Era of Good Feelings』
部門: 歴史部門
主催: ピューリッツァー賞委員会
結果: 受賞
グッゲンハイム・フェローシップ
1970
主催: ジョン・サイモン・グッゲンハイム記念財団
結果: 受賞
ナショナル・ブック・クリティックス・サークル賞(ノンフィクション部門・最終候補)
1976
対象作品: 『The Damnable Question』
部門: 一般ノンフィクション
主催: ナショナル・ブック・クリティックス・サークル
結果: ファイナリスト

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Era of Good Feelings

    モンロー時代(1815–1825)におけるアメリカの政治的統一感とその限界を描いた研究。政党の変遷や地域対立、国家意識の高まりを史料に基づいて分析し、初期共和国の政治文化を再評価する。

    米国政治史初期アメリカモンロー時代政党の変遷
  1. 受賞作: The Era of Good Feelings

    モンロー政権期にしばしば呼ばれる『良き感情の時代』を政治史的に再考し、党派性の変容、国民的統合とその限界を分析する。国家建設と政治文化の変化を史実に即して論じる。

    アメリカ政治史モンロー時代国民統合

作品

代表作

ベンガル蜂起:セポイの反乱物語

1933年 歴史ノンフィクション

インドのセポイ反乱(1857年)を扱った歴史的記述。

帝国主義反乱植民地支配

『自由主義英國の奇怪な死』

1935年 政治史/評論

初期20世紀のイギリス自由党が、上院、婦人参政権、アイルランド問題、労働運動への対応により自滅していく過程を生き生きと論じる評伝的著作。

政治転換自由主義の衰退社会運動

ヴィクトリアの後継者:王子の教育

1941年 伝記/歴史

エドワード7世(ヴィクトリアの後継者)の幼年期と教育に関する研究。

王室史教育近代化

グッド・フィールingsの時代

1952年 アメリカ史

戦争直後からジャクソン政権開始まで(1812年戦争〜1829年)のアメリカ政治とナショナリズムの移行を論じた研究。

ナショナリズム政治史中央政府の役割

ニューヨーク州議長ロバート・R・リヴィングストン 1746–1813

1960年 伝記/歴史

ロバート・R・リヴィングストンの生涯と業績を扱う伝記的研究。

伝記初期アメリカ政治

アメリカ民族主義の覚醒 1815–1828

1965年 アメリカ史

1815年以降のアメリカにおける民族主義の台頭と政治的変化を扱う著作。

民族主義政治変化

忌まわしき問題:アングロ・アイルランド関係史

1976年 歴史/国際関係

英国とアイルランドの複雑な関係史を分析した集大成的著作。

アイルランド問題帝国と自治

全著作

  • ベンガル蜂起:セポイの反乱物語(1933)
  • 『自由主義英國の奇怪な死』(1935)
  • ヴィクトリアの後継者:王子の教育(1941)
  • 102d thru Germany: WWII Unit History, 102nd Infantry Division(1945)
  • グッド・フィールingsの時代(1952)
  • ニューヨーク州議長ロバート・R・リヴィングストン 1746–1813(1960)
  • アメリカ民族主義の覚醒 1815–1828(1965)
  • 忌まわしき問題:アングロ・アイルランド関係史(1976)

作風・主題

文体
ジャーナリスティックで生き生きとした文体分析的・論説的な語り口説得力のある議論構成
頻出モチーフ
政治的変化ナショナリズム制度の失敗階級と権力関係帝国主義の影響

健康

  • 白血病
    1986年
    最終的に死因となった。晩年の活動に制約を与えた可能性がある。

評価・遺産

ジョージ・デンジャーフィールドは鋭い分析と生き生きとした文体で知られる歴史家・評論家であり、特に『自由主義英國の奇怪な死』と『グッド・フィールingsの時代』は広く読まれ評価された。アカデミックな評価は当初限定的であったが、一般読者や政治史研究に強い影響を与えた。

関連学会

  • アメリカ歴史学会(関連する会員・参加者としての関与)

引用

  • もし小説が歴史に接近できるなら、歴史は少なくともその登場人物に創造的想像力を働かせる点で小説に接近できる。…それが最も高い現実である。
    出典: 出典不詳(引用は著作や評伝に掲載) (1935年)
  • 規範、宗教、思想が前進をやめるとき、人類はしばしば光り輝く幻想の中に避難しようとする。
    出典: 『自由主義英國の奇怪な死』 (1935年)

豆知識

  • 1930年にアメリカへ移住。
  • 1943年にアメリカ市民権を取得。
  • 第二次世界大戦中はアメリカ陸軍第102師団に従軍。
  • 1933–1935年に『Vanity Fair』の文学編集者を務めた。
  • 1953年に『グッド・フィールingsの時代』でピューリッツァー賞(歴史部門)を受賞。