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ジョージ・ソーンダース

ジョージ・ソーンダース

Jōji Sōndāsu

プロフィール

性別
男性
生誕
1958-12-02 (テキサス州アマリロ)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
ニンマ派(チベット仏教)
居住地歴
テキサス州アマリロ(出生) → イリノイ州オークフォレスト(育成) → ニューヨーク州シラキュース(教職)

経歴

職業
作家, ジャーナリスト, 大学教授
活動期間
1986年〜
所属
シラキュース大学(MFAプログラム教員)
所属団体
アメリカ芸術科学アカデミー(会員), アメリカ芸術文学アカデミー(会員)
影響を受けた人物
ニコライ・ゴーゴリ, レフ・トルストイ, アントン・チェーホフ, イサーク・バベル, マーク・トウェイン, ダニイル・ハルムス, グルーチョ・マルクス, モンティ・パイソン, スティーブ・マーティン, ジャック・ハンディ, シャーウッド・アンダーソン, アーネスト・ヘミングウェイ, レイモンド・カーヴァー, トビアス・ウルフ

学歴

コロラド鉱山学校
地球物理工学
学位: B.S.
期間: 1970s–1981
卒業年: 1981
国: アメリカ合衆国
地球物理工学の学士号を取得
シラキュース大学
創作執筆(MFA)
学位: M.F.A.
期間: 1986–1988
卒業年: 1988
国: アメリカ合衆国
トビアス・ウルフらの指導を受ける

受賞歴

ナショナル・マガジン賞(フィクション)
1994
対象作品: The 400-Pound CEO(短編)
部門: フィクション
主催: ASME(全米雑誌協会)
結果: Won
ナショナル・マガジン賞(フィクション)
1996
対象作品: Bounty(短編)
部門: フィクション
主催: ASME(全米雑誌協会)
結果: Won
ナショナル・マガジン賞(フィクション)
2000
対象作品: The Barber's Unhappiness(短編)
部門: フィクション
主催: ASME(全米雑誌協会)
結果: Won
ナショナル・マガジン賞(フィクション)
2004
対象作品: The Red Bow(短編)
部門: フィクション
主催: ASME(全米雑誌協会)
結果: Won
O.ヘンリー賞(2等)
1997
対象作品: The Falls(短編)
主催: O. Henry Awards
結果: 2nd prize
ワールド・ファンタジー賞(短編)
2006
対象作品: CommComm(短編)
部門: 短編
主催: World Fantasy Convention
結果: Won
マッカーサー・フェローシップ
2006
主催: マッカーサー財団
結果: 受賞
PEN/Malamud賞
2013
部門: 短編文学
主催: PEN(PENアメリカなど)
結果: 受賞
The Story Prize(短篇集賞)
2014
対象作品: Tenth of December(短編集)
部門: 短篇集
主催: The Story Prize
結果: Won
Folio Prize
2014
対象作品: Tenth of December(短編集)
主催: Folio Prize
結果: Won
ブッカー賞(Man Booker Prize)
2017
対象作品: Lincoln in the Bardo(小説)
主催: The Booker Prizes
結果: Won
Library of Congress Prize for American Fiction
2023
主催: アメリカ議会図書館
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: In Persuasion Nation
  2. 受賞作: Tenth of December

    親密さと道徳的な選択を中心に据えた短編集。ブラックユーモアと深い同情が混ざり合い、弱さを抱えた登場人物が互いに救済の瞬間を見出す場面を描く。実験的な語りと温かい倫理観が共鳴し、現代短篇文学の重要作として評価される。

    共感ブラックユーモア道徳孤独
  1. 受賞作: 短編集『Tenth of December』

    ユーモアと悲哀が交錯する短編群で、人間の共感や倫理的な選択を寓話的に問いかける。近未来的要素や風刺を用いながら、弱さと優しさを繊細に描き出すことで広く評価された作品集である。

    倫理同情風刺現代社会
ブッカー賞 1回登壇
  1. 受賞作: Lincoln in the Bardo

    1860年代、リンカーン大統領の幼い息子ウィリーの死をきっかけに、墓地に集う亡霊たちの断片的な語りで物語が紡がれる実験的小説。歴史的事実と虚構を重ね、喪失や共感、人間のつながりを多声的に描き出す。

    1860年代、リンカーン大統領の幼い息子ウィリーの死をきっかけに、墓地に集う亡霊たちの断片的な語りで物語が紡がれる実験的小説。

    343ページ
    喪失死と来世歴史とフィクション家族多声的・実験的な語り

作品

代表作

CivilWarLand in Bad Decline

1996年 短編集(短編・中編)

皮肉とブラックユーモアを交えた短編・中編集。消費主義や企業文化への風刺が特徴。

消費主義企業文化人間性の探求風刺
映像化・舞台化
  • [映画(映画化権取得)] CivilWarLand in Bad Decline(映画化企画)

Pastoralia

2000年 短編集(短編・中編)

企業やテーマパークを舞台にした寓話的短編を含む作品集。風刺と悲喜劇的要素が混在する。

風刺アイデンティティ消費社会

Tenth of December

2013年 短編集(短編)

人間の思いやりや道徳的選択をテーマにした短編集。批評家の高い評価を受ける。

共感道徳日常の奇跡

Lincoln in the Bardo

2017年 小説(歴史的フィクション・実験的形式)

リンカーン大統領と息子の死をめぐる幽界(bardo)を舞台に、多数の語り手によって綴られる実験的な歴史小説。

死と喪失歴史と記憶共同体の声

Liberation Day: Stories

2022年 短編集

現代社会や個人の葛藤を描いた短編集。近年の作品を収録。

社会批評個人の葛藤

全著作

  • CivilWarLand in Bad Decline(1996)
  • Pastoralia(2000)
  • In Persuasion Nation(2006)
  • The Braindead Megaphone(2007)
  • Tenth of December: Stories(2013)
  • Lincoln in the Bardo(2017)
  • A Swim in a Pond in the Rain(2021)
  • Liberation Day: Stories(2022)

翻案

  • Ben Stillerが『CivilWarLand in Bad Decline』の映画化権を取得(開発中)

作風・主題

文体
風刺的悲喜劇的(トラジコメディ)寓話的実験的な語り
頻出モチーフ
消費主義の不条理企業文化と役割演技共感と道徳的選択奇妙さとユーモア

評価・遺産

現代米文学で高く評価される作家。短編の名手として知られ、『Tenth of December』や『Lincoln in the Bardo』で多数の賞を受賞・候補入りし、批評的・学術的な評価を受けている。

関連学会

  • アメリカ芸術科学アカデミー
  • アメリカ芸術文学アカデミー

引用

  • 私が小説の独創性を主張できるとすれば、それは奇妙な経歴—十分な背景知識を持たないモードで非効率に働いていること—の結果に過ぎない。
    出典: インタビュー(シラキュース大学関連の発言)

豆知識

  • 若いころに屋根職人、ビバリーヒルズのドアマン、食肉加工場の作業などを経験した。
  • 妻は作家のポーラ・レディック(Paula Redick)。子供が2人いる。
  • 2006年にマッカーサー・フェローシップ(賞金約50万ドル)を受賞。