世界・海外・国外の文学賞

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ギュルディール・エリアソン

ギュルディール・エリアッソン

Gyrdir Eliasson

プロフィール

性別
男性
生誕
1961-04-04 (レイキャヴィーク)
国籍
アイスランド
言語
アイスランド語, 英語
居住地歴
レイキャヴィーク(出生) → サウザルクローク(Sauðárkrókur、育成) → ガルズル(Garður、居住)

経歴

職業
作家, 詩人, 翻訳者
活動期間
1983年〜
影響を受けた人物
リチャード・ブラウティガン

学歴

Fjölbrautaskóli Norðurlands vestra(ノールズランズ・ヴェストラ総合学校)
期間: 〜1982
卒業年: 1982
国: アイスランド
高等学校(Fjölbrautaskóli)卒業。大学での専攻は断続的に試みたが作家活動に進む。

受賞歴

ノルディック理事会文学賞
2011
対象作品: 『Milli trjánna』(短編集)
主催: ノルディック理事会
結果: 受賞
アイスランド文学賞
2000
対象作品: 『The Yellow House』(ザ・イエローハウス)
主催: アイスランド文学賞運営
結果: 受賞
ハルドール・ラクスネス文学賞
2000
対象作品: 『The Yellow House』(ザ・イエローハウス)
主催: ハルドール・ラクスネス賞運営(アイスランド)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 黄色い家 (Gula húsið)

    抑制された筆致で日常の細部と人間の内面を描き出す作品。記憶や孤独、家族関係が静かに浮かび上がり、読後に余韻を残す。

    現代文学孤独記憶日常
  2. 受賞作: Gula húsið

    静謐な文体で孤独や記憶、日常の微細な情景を描く文学作品。短編や長編を通じて北欧的な内省と自然描写が特徴となっている。

    現代文学内省短編

作品

代表作

『Gangandi íkorni』(邦題: 放浪するリス/The Wandering Squirrel)

小説

孤独や自然、記憶を織り込んだ物語。登場人物の内面描写を通じて北欧の小さな町の風景を描く。

自然孤独記憶

『Sandárbókin』(邦題: サンダー川の書/The Book of Sandá River)

小説

川とそこに生きる人々をめぐる物語。伝承や自然描写を取り込みつつ、個人の記憶を掘り下げる。

自然共同体伝承

『Steintré』(邦題: 石の木/Stone Tree)

2003年 短編集

象徴的で抒情的な短編を収めた作品集。静謐さと不思議さを併せ持つ語り口が特徴。

孤独自然超現実的要素

『Nokkur almenn orð um kulnun sólar』(邦題: 太陽の冷却についてのいくつかの一般的な言葉/A Few General Remarks on the Cooling of the Sun)

詩集

自然や存在についての詩的思索を収めた作品。比喩と抑制の効いた表現が際立つ。

自然時間存在

『Milli trjánna』(邦題: 木々の間で/Between the Trees)

2010年 短編集

日常と非日常が交差する短編群。繊細な観察と静かな不安を伴う物語が並ぶ。

自然不在と喪失記憶

全著作

  • 『Svarthvít axlabönd』 (1983)
  • 『The Yellow House』 (2000)
  • 『Steintré』 (2003)
  • 『Milli trjánna』 (2010)

作家による翻訳

  • フォレスト・カーター『Uppvöxtur Litla Trés』(The Education of Little Tree のアイスランド語訳)
  • リチャード・ブラウティガンの作品数点(アイスランド語訳)

作品の翻訳

  • 『Gangandi íkorni』 — 英訳: The Wandering Squirrel
  • 『Sandárbókin』 — 英訳: The Book of Sandá River
  • 『Steintré』 — 英訳: Stone Tree
  • 『Nokkur almenn orð um kulnun sólar』 — 英訳: A Few General Remarks on the Cooling of the Sun

作風・主題

文体
個人的で内省的な文体抑制の効いた詩的表現静謐さと緊張感の併存
頻出モチーフ
自然(特に樹木や川)孤独と記憶小さな町の風景静けさの中の不穏さ

評価・遺産

ギュルディール・エリアソンは、アイスランド現代文学において個人的で詩的な語り口を持つ重要な作家であり、短編・詩・翻訳を通じて国内外で評価されている。2011年のノルディック理事会文学賞受賞により国際的な注目を集めた。

引用

  • アイスランドの作家が翻訳に手を貸すことは義務であると考えている。
    出典: Literature.is — "From the Author"(2000) (2000年)

豆知識

  • アイスランド名は父称(パトロニミック)であり、姓は家族名ではないため本文では「ギュルディール」と呼ばれることが多い。
  • 結婚しており、子供が3人いる。
  • 詩集と短編・長編の両方で高く評価されている作家である。